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息抜き宮広 。
入籍しててほしぃな ~ … ガチのマジで
宮城「」
広島『』
「 ん 、 ぅ … ? 」
今日は珍しくカーテンがあいていて 、 全開のカーテンから差し込む光が心地よい 。
「 昨日閉め忘れたかぁ … ? 」
なんて考えながら自分の右手側にいる … あれ ?
いつもなら自分の横でかわいらしい寝息をたてている恋人 … いや 、 お嫁さんがいない 。
ふと時計を見てみると現在時刻は午前9時ぴったり 。
「 … 寝坊した !?!! 」
俺は鼻が効く方だからわかる 、 今絶賛 、 うちのかわいいかわいい子猫ちゃんがキッチンにいると言う事 … !!
… これはまずい … 非常にまずい !!
とにかく 、 うちの子猫ちゃんをコンロに近づけさせる訳には … っ !!
ガチャッ !!!
「 広島 !! おはよ !! ごめん !! 寝坊したッ !! 」
『 ぁ 、 おはよぉ … 宮城が寝坊て … 今日は大雪じゃな 笑 』
軽く微笑んでくれた広島のおかげか 、 先程までグルグルだった脳内が落ち着いた気がする 。
でも 、 正直グルグルは収まっていない 。
だって 、 俺のお嫁さん … 料理がちょびっと下手っぴなんだもん 。
昔レンジで茶碗蒸しを爆発させた時から
「 キッチンを使う 、 キッチンに行く時は俺と一緒 !! 」
と言い聞かせている 。
それに 、 いつもは俺が先に起きて 、 朝飯作ってるし … 。
ふぅ … そんな彼が 、 広島が 、 今 、 目の前でキッチン立っている 。
そんなの … 、 旦那としては勿論嫁の方が心配だが … キッチンも心配だ 。
火事になったら ? 食洗機が泡まみれだったら ?
様々な不安が脳裏をよぎる 。
「 ち 、 ちなみに広島 … なんでキッチンに居るの … カナ ? 」
『 ぁ 、 黙って使った事は … すまん …… その … いっつも宮城が朝飯作ってくれるけん … 俺 、 ちょっと恩返し ? 的なん … かなぁ … 』
『 あ 、 ぁと … 宮城 … 気持ちよさそうに寝よったし … 勝手に使って怒った … か ?? 』
… は ?? 何そのかわいい理由 。
俺の為 ? ぇ 、 俺の為だけに ??
しかも何その配慮の塊 、 かわいすぎて俺の頭爆発しそうなんですけど 。
俺のお嫁さんマジ天使 。 これが本当の天使の悪魔だよ 。
ぁ ~ 、 ダメって分かってるけど … 分かってるけどよ … 今すぐブチ犯したい 。
キッチンでシたら掃除大変だろって怒られるかな ?
あ 、 広島がトぶまでヤったら俺が片付けしてご褒美で1日に2回もサせてくれるかも … そうとなれば俺のヤル気(意味深)MAXになるんだけど 。
ぎゅッ …
『 み 、 宮城 … ?? 』
「 かわいい … 」
『 はッ … ぁ 、 ぇ // 』
「 今すぐ抱きたい 、 … ねぇ 、 いいでしょ ?」
『 ちょッ 、 おまっ !! まだ朝飯 _ んぅッ !? 』
ぁ 、 目ぇかっぴらいてる … ちょ ~ かわいい … ᡣ𐭩
こんな天使を 、 俺が抱いて 、 開発したっわて考えるだけでご飯10杯はいける 。
ぁ ~ ダメだ 、 止まんない 。 これはもうエッチな広島が悪い 。
ほら 、 もうこんな目ぇ蕩けてる 。 もう本当罪な子 。
『 っ … 、 んちゅ ᡣ𐭩 … ぁふッ …… ゃぅ… // 』
「 んふッ 、 やじゃない …… // ᡣ𐭩 」
ちゅッ … 、 くちゅ”ぅ ……ち”ゅ … ᡣ𐭩
わざとらしく音たてたらりんごみたいに赤かった顔がより赤くなる 。
あぁ … もう本当にかわいい 。 エロい 。 好き 。 大好き ᡣ𐭩
そういえば 、 付き合ってた頃も合わせると 、 何回目の深いキスだろうか 。
広島はキスだけなら結構自ら求めてくれるし 、 求め方は毎度控えめで上目遣いで 、 お顔が真っ赤で … かわいい 。
… あれ ? 俺さっきからかわいいしか言ってなくね ? ま 、 事実だからどうでもいいけど 。
広島の事ブスだのなんだの言う奴らが居よったらもち米と一緒に炊いてやる 。
『 んふ”っ … み 、 ゃぁ // … ぁふぅ” … ゃめッ 、 ぁ ᡣ𐭩 』
「 … ん 」
ぁ ~ … もう終わりかぁ …
できればもっとキスしたいけど … 流石に怒られちゃうか 。
広島は基本行為中もツンツンで名前呼んでくんないから呼んだら ガチ無理 、 限界 って合図だって解釈してるけど … 合ってんのかな … ?
『 ぷはッっ … 、 はぁ …… ぉまッ 、 ぁ … ざっけんな … // 』
「 ごめんって ~ 、 … はぁ … ま 、 ひとまず続きシよっかぁ ᡣ𐭩」
あまり触れてなかったけど 、 どこで買ってきたのか 、 女性がつけるようなフリフリのエプロン着てやがる … 。
お嫁さんのこんなの見て抱かない男は男じゃない 。
ちんこ切り落とせ意気地無し 、 根性なし 。(過激派)
『 は” 、 ? 朝飯冷めるしキッチン汚れんだろアホが !! // 』
広島の目線の先を見ると 、 立派な朝食が2人分並んでいた 。
メニューは 、 3角とは決して言えない丸形のおにぎり 。 そこにラップの後があるからラップでクルクルして丸形に作ったのだろう 。
他にはちょっと焦げた玉子焼き 。 タコの脚の本数を再現しようとしたのかめっちゃ切り込みが入ってるタコさんウインナー 。 そしてお情け程度の昨日の残り物のサラダ … 。
まって普通に美味しそう 。
いや広島が作るもんは俺にとっては三ツ星以上の価値があるんだけどさ ?
朝にこの不格好な朝食に 、 横にメモとか添えてあったらマジで死ねる自信ある 。
え 、 うちの嫁成長しすぎじゃね 。 ガチのマジで愛してる 。
「 … 愛してる 」
『 … なんじゃ 、 … 急に … んな事言うてもなんも出んぞ … // 』
「 うん 、 … エッチは後にして先にご飯食べさして 」
『 ほんまか !! これでも俺なりに結構頑張ったんじゃけど … やっぱ不格好じゃなぁ … 花嫁修業 ? とやらでもしとけば良かったかね ? 笑 』
「 いや 、 まぁ … 確かに不格好かもだけど
、 朝起きてこれ置かれよったら仕事のモチベ上がる 。 絶対 。 」
『 そ 、 そうか … //// 』
「 ふっ … 顔赤 ~ !! 」
『 ぅ 、 うっさぁ … ///』
「 ぁ 、 後キッチンとか別に汚してもいいからさ 、 好き放題ヤらせてよ 」
『 は … ぃ 、 ぃやじゃ … 』
「 ぇ ~ 、 なんでよ ~ 俺が片付けするし 、 後処理もするよ ? 」
『 そ … そうゆぅ 、 訳ちゃうし …… 』
「 え ? そうなの ?? 」
『 ぉ 、 俺 … すぐ … ぃ 、 くし ……トんじゃう … っ 、 から … 』
『 いっつも宮城に … さして 、 申し訳ないん … 、 よ … 』
はいでた配慮の塊天使ちゃん 。
そんな事考えなくていいのに 、 俺は広島が汚したもんなら何でも片付れる自信がある 。
何ならご褒美なまであるし … 。 喜んで引き受けますよ 。
毎回行為を思い出して勃ってるとは口が裂けても言えないが 。
「 … 」
『 み 、 みゃ … ぎ 、 ?』
「 もぉ ~ … 広島は本当いろいろ気にしすぎ !! 」
『 ぇ ? 』
「 実際そうじゃん !! さっきのもそうだし 、 いっつも控えめじゃん !! 迷惑とか考えてないで楽しいもん考えなさい !!」
広島は口調こそ強いけど中身は控えめなうさぎちゃんだ 。
構って欲しくても 、 溜め込んじゃう 。
それでいて 、 心とか 、 トラウマも相まってガラスのように脆い 。
いつか 、 割れてしまうんじゃないか 。 壊れてしまうんじゃないか 。
その時は 、 まぁ来て欲しくないけど … 全力で支える 。
大好きだから 、 愛してるから 。
『 で 、 でも _ 』
「 でもじゃない !! はぁ 、 ほら広島が頑張って作ってくれたんだし 、 早く食べたいから !! 行こ ? 」
『 … うん !! 』
ぁ 、 かわいい 。
吹っ切れたのかなぁ … 素直に返事してくれる … かわいい 、 好き 。
籍を入れる前だったらこの後に 、 結婚しよう が入ってたけど 。
がたっ …
「 じゃ 、 食べよっか 」
『 … うん 』
少し不安なのか 、 少し間を開けて答えた広島 。
そんな心配しなくてもいいのに 。
砂糖を塩に間違えてても 、 広島が作ったものなら全部胃に突っ込む 。
わざわざ広島が俺のために作ってくれた物だ 。 [ 食べない ] [ 残す ] という選択肢は存在しない 。
ま 、 こんなことボヤいてないで 、 不安そうな顔して見てくるお嫁さんの為にも 、 空腹の為にもちょっと黒くお化粧した玉子焼きを1切れ食べる 。
ぱくっ …
『 … ど 、 どう ? うまい ? 』
「 … めっちゃおいしい 、 レンジで茶碗蒸し爆発させたおバカさんだとは思えないくらいには … 笑 」
『 黙れ 、 あれは忘れろ … てかお前 、 随分驚いとるけど … 料理教室行きょったらそら多少はうまなるじゃろ … 汗 』
「 え … 」
『 え ?? 』
知らなかった 。 素で知らなかった 。
ぇ 、 広島が影で努力してたの ?
なんで知らなかったの俺 。 旦那失格じゃん 。
「 ち 、 ちなみにいつ頃から通ってたの ? 」
『ぇ ? ぁ ~ … 2ヶ月くらい前から … 』
嘘でしょ !?!?
そんな長いこと通っとったらそら焦げ焦げにはならないし 、 綺麗に巻けるわけだ 。
う ~ ん … 悔しい … 他の奴らはそれ知ってたのか ?
てかその通う金はどこから出てきた ?
いや 、 広島の貯金か 、 当たり前だ 。 何疑ってんだ俺 。
「 … 」
『 黙々と食うなや 』
「 いや 、 だっておいしいんだもん 。 本当 」
「 そんじゃそこらの飲食店の何百倍もおいしいし 、 食べてて幸せ 」
『 … あっそ … ぁんがと …っ // 』
ぁ” ~ … やっぱり好きだ 。
少し褒めただけで頬を染めたり 、 照れたらそっぽ向くとこも 。
頑張り屋さんで我慢しがちなとこも 、 全部好きだ 。
ほぼ家族の同居人(中国地方)たちよりは広島に関する知識とか 、 見たことある表情の数は劣るかもしれない 。
でも 、 これだけははっきり言える 。
広島の事を世界で1番愛してるのは俺だってね 。
はい 、 以上でございますぅ … 。
やはり宮広は思考 。 愛すべきカプ 。 ᡣ𐭩
推しカプは筆が進みます 。
ここまで集中して文字打ったのはいつぶりでしょうか … ?
約2日程でこちら完成させました !!
いや ~ 、 自分の中ではかなり早く終わった部類です 。
遅筆さん 、 頑張りました 。
良ければ ᡣ𐭩 とか 💬 頼んます 。
んじゃね ~ 👋✨
コメント
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やはり都道府県に結婚を持ち込むのはとてもいい......... うちも結婚させたい...!!!!!!!! うちからお2人にフラワースタンド捧げさせてください...
はい来ました神です。 神降臨。 心臓捧げよ。 アーメン。アーメン。 まーじ感謝。 朝からでも宮広達はいちゃラブなのね♡😇 ご飯食べた後はもちろんe…