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小学生の頃、私は男子より一回りくらい背が高かった。


学年で1番、2番目くらいやったんちゃうかな。


だから毎日男子に


「クソデカ女〜〜!!」


「巨人が来たぞ〜逃げろ〜」


ずっとからかわれとった。


ほんまにめっちゃ嫌やった。


私は背と同時に精神的な面も人よりも成長が早かったみたいで、生理もはよう始まった。

小4くらいやったっけな。



それ同時期に、めっちゃよーしてくれとったおばあちゃんが亡くなった。


病院通ってるのは知っとったけど、入院しだしてすぐやった。


それもあって、ほんまにめっちゃしんどかった。



信ちゃんはバレーのクラブに入っとって

忙しかったし

生理が始まったくらいから気ぃ使ったり

男子に対しての距離感がわからへんかって

おばあちゃんらぁはよく隣近所で立ち話とかしとるけどクラスもちゃうかったしあんまり話さへんかった。


昔は、笑わせたくて、驚かせたくて色んな楽しい話聞かせてあげたいと思っとったけど、今は楽しい話なんてあれへんもん。


そんなん、気を悪くするに決まってる____


小学校5年生のある日________



男子「センセ〜!クソデカ女のせいで前が見えませ〜ん」


モブ「ははは〜!」


女子「やめなよ男子!」


先生「こら!やめなさい!!」



しんどくてしんどくて、その場で泣いてしもた。


教室から逃げようと立ち上がった。


なんで小学生の時の男子って、こう簡単に人を傷つけるような言葉を簡単に言えるんやろなぁ


私が泣いた直後


クラスのある男子に





「クソデカのくせに泣くとかありえね〜!

背ぇ高いし男なんじゃねーの!?」



「ちんこついてんじゃね!?!?」



『きゃ〜!!!』


スカートをめくられた。



それからはもう________




ああもう思い出したくない。



それからしばらく学校には行ってない。




北さんの幼なじみ(2023年北信介誕生祭小説)

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