二限目終わり

「来たぞ～！」

本当に来た……

「何か用でもあるんですか？」

「いや、特に無い。」

「じゃあなんで来たんですか」

「ん～……話したいから？」

「…………」

「あっれれー？顔赤いぞぉ？？」

「うるさいです……！」

「ごめんw」

「本当に蹴り飛ばしますよ」

「それは勘弁」

「先輩」

「何」

「目立つのでうるさくしないでください」

「うるさくしないでください？うるさい時あるの？オレ」

「無自覚ですね。入ってくる時とかめっちゃくちゃうるさいですよ」

「あ、そうなの！？ごめん！！！」

「分かってくれたならいいです」

先輩って意外と素直？

「先輩って素直ですね。」

「そうなの？」

「はい。嘘をつくの引くほど下手です。あとすぐに謝ってくれたり。」

「へぇ…」

「いいところあるんですね」

「そりゃどーも。」

「…てか、いいところ無いかと思ってたみたいな言い方やめてくれない？」

「やめますね」

「そうしてくれると助かる」

「授業始まりますよ。行ってください」

「分かってる」

「あ、次は委員会の仕事あるから来れないわ！頭に叩き込んどいて！」

「分かりました」

楽しかった…