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三限目終わり
「あ、叶太~!!」
「何?」
「さっき先輩いたから話せなかったから、今話していい?」
「いいよ」
「…あの人とどんな関係なの……?彼氏?」
「何言ってんの、そんな訳ないじゃん。ただの先輩後輩の仲だよ。」
「なんだ、つまんね~の」
「失礼だな」
「人の事言えないぞ。」
「ごめんね」
「…叶太って、あの先輩といる時は笑うよね。」
「……え」
「何その反応wもしかして無自覚だった?」
「そうかもしれない」
「意外と可愛いところあんじゃん」
「…からかわないで」
「照れてんの?」
「別に」
「そう。」
「あ、見て、これ!面白いよ!!」
「どれ」
「本当だ。面白い」
「…叶太、可愛い」
「本当に何言ってんの?」
「いや、笑顔可愛いってなっただけ」
「あっそ」
「素っ気ないな。本当に」
「そうなんだ」
「うん」
「もっと仲良くした方が友達っぽくない??僕ら入学式の時から仲良いじゃん」
「そうだね。そうしよっか。」
「よ~し決まり!!ありがと、叶太!」
「どいたま」
「!!…瑛斗。」
「何?」
「これ美味しそう」
「本当だ!パフェ美味そ~!!!」
「そうだ、今度食べ行く?」
「うん」