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5月7日
さくらテレビの報道特番に呼応する形で、民放各局は、槇村改造内閣を一斉に糾弾した。
そこには、新党を立ち上げた若き活動家・上念・F・海斗に対する期待と、結成メンバーである平山夏生、幣原喜三郎といった華のある顔ぶれに期待する国民の世論も影響していた。
日米安保を基軸に、国家を再建しようとする槇村内閣と、東京ジェノサイドをきっかけに再軍備を目論む新国家日本新党。
世論調査での槇村改造内閣支持率は47%
新国家日本新党支持率が45%と拮抗していた。
しかし、首都圏での支持率を比較すると、その差は歴然と広がっていた。
槇村改造内閣支持は21%
新国家日本新党支持は74%と大差がついたのである。
その現象は不思議な事に、沖縄県でも似たような数値として現れていた。
そんな中、沖縄県知事・喜屋武浩三の民族自決権発言が問題になった。
槇村は直ちに遺憾の意を表明した。
槇村改造内閣の主な顔ぶれは以下の通り。
内閣総理大臣・槇村一朗
官房長官・御厨幸之助現公民党党首
防衛大臣・琢磨靖幸現ロストジェネレーション世代を考える会党首
外務大臣・藩より子前女性民主党・大阪議連代表
国交大臣・日下部昭五郎前内閣情報通信政策監
法務大臣・飯田啓介前希望の光政調会長
国連大使・浅倉洋祐留任