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若井Side
早く助けなきゃ…部屋に居るかなぁ
~涼架の部屋~
若井「藤澤君!」
藤澤「若井君!?」
若井「早く!逃げるぞ!」
藤澤「無理だよ…てかどうやって入ったの…?」
若井「大森先生がお父さんたちの相手してっから」
藤澤「あ…そっか」
若井「今なら大丈夫だから、早く行くよ!」
藤澤「わ、分かった…裏口なら行けるかな…」
若井「行こう!」
~裏口~
若井「静かにね。そしたらバレねぇから」
藤澤「確か右に行けば道路に出れたはず…」
若井「了解」
~道路~
若井「よっしゃ!脱出成功!」
藤澤「良かった…でも大森先生大丈夫かな…」
若井「大丈夫。もうすぐ警察もくるから」
藤澤「そっか…ありがとう」
若井「ううん、よく頑張ったね」
藤澤「…っ!」(泣
若井「ここじゃ轢かれちゃうから、お庭行こ」
藤澤「うん…」
大森Side
2人が脱出するのが見えた。後は、警察が来るまで、
俺が足止めするだけ。若井、藤澤よくやった!
~藤澤家玄関~
父親「虐待って証拠があんのか?」(怒
大森「今までの会話全部録音してます」
父親「それだけじゃ虐待だとは言いきれねぇだろ!」
大森「涼架君からの証言もありますしねぇ…」
母親「あの馬鹿やろう…ふざけた事しよって」(怒
警察「すいません。青林檎警察です。通報者は…」
大森「僕です」
父親「は?警察?」
母親「いつ呼んだのよ!」
大森「この2人が被害者の両親です」
警察「分かりました」
母親「なによ、急に来て」
警察「お二人を児童虐待の容疑で現行犯逮捕します」
父親「は?突然現れといてなにを言い出す!」
母親「離せ!触んないで!」
父親「アイツが悪いんだ!全部、全部アイツが…!」
警察「言い訳は署でたっぷり聞いてやる、来い!」
警察「被害者の方にもお話を伺いたいのですが…」
大森「庭にいると思うんですが…あ、居ました」
若井「大森先生!藤澤君、無事です!」
藤澤「大森先生…」
大森「若井、ありがとな。藤澤もよく頑張った」
警察「君が被害者かな?」
藤澤「…っはい」
警察「青林檎警察です。お話聞いてもいいかな?」
大森「僕たちも一緒でいいですか?」
警察「もちろん大丈夫ですよ」
警察から、僕たちの関係やいつから虐待されていたのかなどを聞かれた。だいぶ昔から虐待されてたらしい。
良かった、救えて。
若井Side
なんとか藤澤君を助け出し、両親は警察に引き渡せた。
事情聴取の時、手を握ってあげたら握り返してくれた。
~道路~
若井「この後どうすんの?」
藤澤「どうって?」
若井「ほら、家とかご飯とか」
藤澤「確かに…どうしよう」
大森「僕の家に住む?」
若藤「え!?」
大森「ご飯もあるし、部屋も余ってるし」
藤澤「で…でも」
大森「僕は大丈夫。藤澤君も知ってる人なら安心でしょ」
若井「いいじゃん!」
大森「おいで。もう大丈夫だから」
藤澤「じゃあ、お言葉に甘えて…お願いします!」
藤澤君が、大森先生の家に住むことになった。
大森先生なら大丈夫だよね。
いいなぁ…藤澤君…
どうも、Ranです。涼ちゃんの過去編、これにて終了です。暴力・暴言表現は、これで終わりです。
次回からは…???