この作品はいかがでしたか?
112
この作品はいかがでしたか?
112
【あの夏が飽和する】
br×sm
人が死んでしまう要素が含まれてます
sm→『』
br→「 」
その他→「「」」
色々注意です(特に意味わからん歌詞やキャラ崩壊とかやばいです)
それでもいい人は
『ごめん … いきなり来て』
そう。すまいるはさっき慌てた様子で僕の家に来た。
傘も持っていなく、ずぶ濡れの状態だったからとりあえず部屋に入れた。
きっと家出でもしたんだろう。
「ううん…僕んち親いないんだよね」
「両親は離婚したし…母さんも僕のだめっぷりに限界が来たみたいw 」
「あ、ごめん話題逸らしちゃって、どうぞ。」
『ッ…あの、っ』
長い間ずっと一緒にいた僕にも言いづらいことなんだと思う
「何も詰まることなんてないよ。親友でしょ ? 僕たち ! 」
『だよ…な…。』
すまいるはひとつ深呼吸をした。
『…おれ ッ …』
昨日人を殺しちゃ ッ …たんだ 。
君はそう言っていた。その言葉だけが耳の中に残り続けた。
ちょうど梅雨の時期真っ最中だからすぐ髪も服も乾くこともなく、
まだずぶ濡れの状態のまま僕の部屋で泣いていた。
…とりあえずまずはすまいるのメンタルケアが最優先だ。
「ん、落ち着いて… ? 」
そんな一言で落ち着く訳もなく 、 まだ夏が始まったばかりにも関わらず酷く震えていた。
この震えはきっと寒さだけではないだろう。
ここから僕たちの物語が始まったんだ。
今から話すのはそんなあの小さな夏の日の記憶だ。
コメント
2件
天才だと思う。