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「ねぇすまいる。無理にない程度でいいから話してくれない ? 」
「できれば具体的がいいかな」
すまいるを心配させないように笑う
『……殺したのは隣の席の子。』
『あの子…俺の事いつもいじめてきて…』
『昨日また階段に呼ばれたんだ』
『もうやんなっちゃって 、 抵抗しようとして肩を押したら』
すまいるが涙目になる。
『… グスッ 打ちどころが悪かったみたい ッぁ…グス ッ』
すまいるは肩をあげ、涙を隠すと同時に顔も隠した。
そしてすまいるが落ち着くまで僕はまった。
数分後 、 すまいるは赤くなった目でこちらを見た。
『もうここにはいれないと思うし 、 どっか遠いとこで死んでくるよ。』
その時点で僕の返事はもう決まっていた。
「はい」か「YES」どちらかを選べと言われるぐらい、が1番わかりやすいかな
「どっか行くんでしょ ? そんじゃ僕も連れてってよ」
すまいるは『は?』と言わんばかりな顔をしていた。
僕も「もちろん強制的」という顔で勝手に対抗する。
サイフと … ナイフと …
「携帯とかゲームは暇つぶし用に必須だな」
この写真も … まぁいらない … な
この機会で捨てるものもざっくり捨てちゃうか !
なんでかって?
人を殺しちゃったすまいるくんとだめだめくんの僕の小さな旅に行くからね !
許可は一応もらったよ … w
そんで僕らは逃げだしたんだ
いままではいろいろあって小さく見えていた街だったけど
逃げてから世界がどれだけ広いか分かった !
家族もクラスのやつらもなにもかも
全部捨てて
『すまいると2人で ! 』
「 ? 」
「そもそも俺が死ぬところ見届けて何するんだ ? 」
『そりゃもちろんめっっちゃ遠くて誰も居ない場所で …… 』
2人で死にたい。
それが僕の今回の目的だ。
『そっか 』
『でも俺なんかと一緒にいたら … ぶるーくまで警察行きなんじゃないの』
「もうこんな世界に価値なんかないよ」
「それにさ … 人殺しなんてそこらじゅうわいてるじゃんか ! w 」
『……!!』
それでもすまいるは憂鬱な顔をしてた
言え … 僕
恥ずかしがらず …
すまいるは何も悪くないよ … って
「ッ … すまいるは何も悪くないよ ?」
『そう … なのか … 』
『……ふふ ッ 』
『焦ってるぶるーく久しぶりに見た』
笑ってくれた … !
今の僕にとっては十分なすまいるの行動だった
1番の歌詞end
なんか前作とそんな変わらんくね
何がリベンジだよまったく進化してねぇよ