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私立シクフォニ学園、二年A組。
朝の教室は、少しだけざわついていた。
🦈「おはよー!」
こさめは教室に入るなり、明るい声を上げた。
少し早足で自分の席に向かい、勢いよく椅子に座る。
🍵「今日も元気だね、こさめちゃん……」
隣の席から聞こえた声は、いつもより少し低くて、眠そうだった。
🦈「おはよ、すっちー!」
振り向くと、すっちーは机に突っ伏す寸前だった。
前髪が少し乱れていて、目も半分しか開いていない。
🦈「……また寝不足?」
🍵「うん。昨日ちょっと夜更かしして……」
🦈「だめじゃん!ちゃんと寝なきゃ!」
こさめは笑いながら言う。
心配はしているけれど、深刻さはない。
すちはそんな様子を見て、少しだけ安心したように目を細めた。
🍵「こさめちゃんの声、目覚ましになる……」
🦈「え、なにそれ!」
こさめはケラケラ笑う。
その反応を見て、すちも小さく笑った。
🍵(元気だなぁ……)
授業が始まると、すちのまぶたは何度も落ちそうになる。
こさはそれに気づいて、ひそっと声をかけた。
🦈「すっちー、起きて。今ノート取るとこだよ」
🍵「……ありがとう」
小さな声で言って、必死に姿勢を正す。
🦈(また寝かけてる、、笑)
こさめはそう思うだけで、
それ以上の意味には気づかない。
休み時間。
🌸「すち、また寝てる」
後ろの席から、LANが呆れたように言った。
🍍「朝から全力で優しさ使うからだよ」
なつが肩をすくめる。
👑「でもさー」
みことはにこにこしながら、こさめの方を見る。
👑「こさめちゃん、すっちー起こすの自然すぎない?」
📢「……あれ、完全に特別対応だろ」
いるまが静かに言った。
一方その頃、当の本人。
🦈「すっちー、次移動教室だよ!」
🍵「……え、もう?」
こさは立ち上がり、すっちーの袖を軽く引いた。
🦈「ほらほら、行こ行こ!」
🍵「うん……」
歩きながら、すちは思った
🍵(手、引いているの気づいてないんだろうな……)
廊下は混んでいた。
こさめは人を避けながら、元気よく進む。
🍵「こさめちゃん、転ばないでね」
🦈「大丈夫だよー!」
そう言いながら、少しよろける。
すちは反射的に手を伸ばした。
🍵「……ほら」
🦈「あ、ありがと!」
こさめは何事もなかったように笑った。
🍵(今の、普通に危なかったよ……)
🦈(ちょっと、近かったな、、)
放課後。
雨が降り始める。
🦈「うわ、降ってきた!」
こさは窓に張り付いた。
🦈「雨だ!いいね!」
🍵「……好きだね、本当に」
すっちーはそう言って、少し眠そうに目を細める。
🦈「落ち着くからさ」
🍵「こさめちゃんのそういうとこ、いいなって思う」
🦈「え?雨?」
🍵「……うん」
本当は違う意味だったけれど、
こさは深く考えずに頷いた。
🦈「分かる!」
すっちーは、少しだけ苦笑した。
🍵(そういう意味じゃなかったんだけどな……)
教室の後ろ。
🌸「今の聞いた?」
LANが小声で言う。
🍍「すち、ほぼ好意ダダ漏れ」
なつは即断。
👑「こさめちゃん、完全スルー!」
みことは頭を抱えた。
雨音が、教室を包む。
こさめは元気に帰り支度をしながら、
隣で少し眠そうにしているすっちーを見た。
🦈(すっちー、ほんとよく寝るなぁ)
はい、鈍感っていいね
しらんけど
🍵🦈に沼って沼って沼りまくってる