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逃がさない

3 - 悔しい

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2025年05月29日

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(pr)


なんで、なんでッ



やってしまった。

あんなこと言うつもりじゃなかったのに

あんなに真っ直ぐなキラキラした目でさとみくんと付き合うことを言うから


嫉妬するに決まってる


悔しい

師匠は俺のなのに

つい逃げてきてしまった

さとみくんに対する真っ黒なこの感情があふれでてきそうで

ころんくんを怖がらせてしまいそうで


いままでのことがすべて無駄になってしまう

さとみくんなんかに奪われるものか


今思い出しただけでもむしゃくしゃする


なんで師匠はさとみくんと付き合ったの?


なんで師匠はさとみくんに笑いかけるの?


俺だけでいいじゃん


なんで師匠はさとみくんのとなりにいるの?

俺のとなりで笑ってればいいじゃん


なんで師匠はさとみくんのことを楽しそうに愛しそうに話してたの?


俺はずっと師匠のことしか見てないのに

悔しくて悲しくてそれでも愛しくて

こんなに好きなのに…


何が足りないんですか?

教えてください師匠


俺は師匠のために、勉強も部活も友達関係も全て正して完璧にしたのに

さとみくんよりも俺の方が師匠のことを知ってるのに



今すぐにでも、さとみくんを殴って苦しめて殺したい

きっと、気持ちいだろうな

ずっと周りを飛んでいたうざったらしいコバエをやっと潰せたようなスッキリした感覚だろう


でも、きっとこういうことを考えてるから、師匠は俺じゃなくてさとみくんのところに行ったんだ

優しくて、かっこよくて尊敬できるさとみくんはきっとこういうことを考えたりしないんだろうな


いいなさとみくんは


ころんくんに愛されて




俺も
























愛されたい

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