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#Snow Man
さくらさく🌸
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junp_
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#あべさく
夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
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はれる。
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めめだて
⚠︎微微🔞
宮舘side
目黒とのひととき を名残惜しみつつも
別室に移り着替えとメイクを落とす
鏡に映る自分
唇の赤色が淡くなっているのにすぐ気づく
この部屋にいるのは自分だけだし
先程もふたりきりだったのに、なぜかこの出来事をすぐに掻き消さねばと思って焦る
ああ、もっと甘えたかった
この格好だと
自分じゃないみたいで、だからこそ普段の自分と切り離すことができて…
もっと甘えられると思ったのにな
……疲れが溜まっている
はぁ…とついたため息がひとりきりの部屋に重く響く
帰ったら
目黒がいるもんね…
ため息をつかないように飲み込み
気持ちを切り替えようと試みる
———
結局、帰りは遅くなった
21時には帰れるのではと考えていたが
撮影機材のトラブルや共演者の到着遅れなどが重なり
日付けはとっくに変わり25時はとうに過ぎていた
〔目黒、しばらく帰れそうにない〕
〔今日は先に寝てて おやすみ〕
目黒には事前にメッセージを送っておいた
ただいまの一言は今日は言わず
扉の施錠音を聞いて
ようやくため息をつく
リビングは暗く、目黒は寝室にいるのだなと安心したが
ソファに目を向けると目黒の姿があった
ベッドで寝なきゃ、疲れが取れないのに…
心配な気持ちを抱えつつ
彼にブランケットをかける
しばらく寝顔を見る
今日
続きができれば…って思っていたけれど…
整った顔立ちには似つかわしくない目の下の隈を見る
俺も遅くなっちゃったし
目黒もいつも忙しくて疲れちゃうよね
それでも彼の元からすぐに離れられない
いつまでもこうしてちゃいけないか
シャワーを浴びるために重たい腰を上げる
その場を去る前に
彼の額に軽くキスをして
返事なんて来ないのに、まるで今の自分は返事が欲しいかのように
おやすみ…と言う
シャワーを浴び、寝る前の準備も全て終えた
寝室に寝転がる
疲れているのに眠れない
何かドラマでも観ようかとスマホをタップし、配信中のドラマを眺める
あ…
そっか、数時間前に目黒のドラマの更新がされたのか
現在放送されているドラマで、主要人物として目黒が出演していた
今までは目黒と一緒に観たが
今日は7話目か…眠れないし、純粋に続きが気になっていたし観てしまおうか
後でまた一緒に観よう
映像でも、目黒が観れるならいいよね
少しずつ気分が戻ってきていた
…しかし
「あ……」
思わず声が漏れた
ラブシーン、あったんだ……
そういえば…
『この前、まぁ…いわゆるラブシーンのある撮影だったんだよ
舘さんあんまり観ない方がいいかも…
え?いやぁ、うーん…じゃあ一緒に観る?
そしたら…うん
大丈夫、俺は舘さんにだけ夢中だよ
あれ?なんか思ったより平気そうだな笑
なんだよ〜、もっと嫉妬して!笑』
そんな言葉も交えていたことをすっかり忘れていた
あの時俺は
目黒だって仕事でやってる、そんなシーン観たって今更なんてことないと自信満々に告げていた
なのに
今は、とてもじゃないけれどそんなことが言えなかった
自分が思っているよりもショックを受けていることに酷く驚く
艶めかしく動き、淫らな声が映像から流れる
画面の停止ボタンをそっと押す
間接照明がほんのりと部屋を灯す
それに背を向けて壁の方へ寝返りをうつ
目をぎゅっと閉じる
自分の身体を包むように腕で何度もさする
なんでこんなに胸がざわざわする?
ただ疲れてるだけ、そうでしょ?
仕事だよ、仕事でやってるだけ
なのに……
先程観た映像が頭から離れない
その映像の中の目黒を観た時
なぜか、しっくりきてしまったのだ
女性と共にいる目黒を
「正解」だと思ってしまった
同性愛に多少の理解が得られてきた世の中
それでもまだまだ偏見は絶えない
俺と目黒はお互いに愛し合っている
しかしそれを表立って公表することは今はできない
今はふたりで
ふたりの世界を創り上げていく途中で
男女だから関係性が安定するなんてきっぱり言えることではないのに
俺は心のどこかで
女性が羨ましく感じることがあった
正解なんてないのに、やっぱり世間一般の正解を夢見る時もあった
こんなに、愛してくれるのに
こんなに、愛しているのに
どうして俺はどこまでも強欲で
一体何をこれ以上望むの……?
一筋の涙が頬を伝う
それに続いてどんどん流れ出る涙を止めることができない
目黒は悪くない
俺がこんなだから……
こういう時に
思い出したくもない“過去”がドス黒く渦巻いて己をその闇の中に引きずり込もうとする
やめて
もう嫌なの
いやだ………
「……舘さん、どうしたの……?」
驚いてすぐ声の方向へ身体を向ける
「……っ、めぐ、ろ……」
「さ、さっき目が覚めて…
舘さんが帰ってきたのにようやく気づいたから…どうしたの…?
なんで……」
目黒が俺に近づいて
すぐに力いっぱい抱きしめられる
「何があった?
…いや、すぐに話さなくてもいいから……
俺はずっとここにいるから」
「……っうぅ、め、めぐろ…
あぁ…っ、う”ぅ…….っ…..」
「大丈夫、大丈夫だよ
俺は舘さんのそばにいるよ」
彼の腕の中で
ただただ泣くことしかできなくて
それなのにずっと、大丈夫と声をかけてくれて
離れないで一緒にいてくれる
正解になりたい
ねぇ、目黒……
大好きで、愛おしくてたまらないの
目黒の全てを知りたいよ
目黒の全てが欲しいよ
それが
俺だけだったらどうしよう……
急に不安になって
困らせてごめんね
目黒を支えたいのに、いつも頼りきりでごめん
「……涼太くん、泣いていい
泣いていいから…俺の元から離れないで…」
その言葉が紡がれた瞬間
ふっと心の中の、かろうじて堰き止められていた感情が溢れ出し
その夜は赤子のようにずっとずっと泣くことしかできなかった
———
続きます
一応別の作品の「全て捧げたい」の続きとしても読めるようにこの作品を書いています。
もし興味のある方はそちらも読んでから改めてこの作品を読むとまた見え方が違ってくるかもしれません。
もちろん読んでいなくとも問題なく進みます。
今回少し重たい話です。
私も書いていながら泣きそうになっています…笑
コメント
1件
うわ…18話、めっちゃ重かったですね😢💔 「正解」ってタイトル、最後まで読んでからタイトル見るとすごく刺さりました。宮舘が目黒のラブシーン見て、「あ、これが正解なんだ」って思っちゃうところ、胸がぎゅってなった…。自分は“間違い”なんかじゃないのに、そう感じてしまうの、切なすぎます。 でも最後の「涼太くん、泣いていいよ」って目黒が抱きしめてくれるシーン、あれでやっと心がほどけた感じがしました。SOさんが泣きながら書いたって言うのもわかります…こちらももらい泣きしそうでした。 続き、静かに待ってますね🌙