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ゆゆゆゆ
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ゆゆゆゆ
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あめ猫@は?
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朝。
いつも通りの時間。
でも——
セブンは、いつも通りじゃない。
「……」
キッチンに立っている。
コップを持ったまま、止まっている。
頭の中。
昨日の言葉が何度も繰り返される。
“すごいって言う”
“ここから先はダメ”
“一緒にやる”
そして——
“こう”
「……」
ほんの一瞬。
近かった感覚がよぎる。
すぐに、視線を逸らすみたいに動く。
落ち着かない。
——リビング。
クールキッドはもう起きている。
「パパ」
呼ぶ。
「……何だ」
返事が少し遅れる。
それだけで、違和感。
クールキッドはじっと見る。
いつもと違う。
少し変。
「……どうしたの?」
逆に聞く。
セブンが一瞬止まる。
「……何でもない」
即答。
でも。
明らかに何かある。
クールキッドは首を傾げる。
「へん」
はっきり言う。
「……気のせいだ」
セブンは目を逸らす。
落ち着かない。
手の動きも少しぎこちない。
朝の準備。
食事。
全部、微妙にズレている。
クールキッドはそれを見ている。
ずっと。
「パパ」
「……何だ」
「だいじょうぶ?」
その一言で。
セブンの動きが止まる。
完全に。
「……何が」
低く返す。
「なんか、へん」
ストレート。
逃げ場がない。
「……」
セブンは何も言えない。
言葉がない。
代わりに。
頭の中で、また浮かぶ。
“こう”
「……」
一歩、近づく。
クールキッドが見上げる。
「パパ?」
セブンは少しだけ迷う。
でも——
手を伸ばす。
ぎこちなく。
そのまま。
抱きしめる。
「……っ」
力が入る。
無意識に。
やり方が分からないまま。
ただ、“やる”ことだけをなぞる。
強い。
思っているよりずっと。
クールキッドの体が少し潰れる。
「……パパ」
声が小さくなる。
でもセブンは気づかない。
「……」
そのまま、数秒。
クールキッドが少し動く。
もぞもぞする。
「……くるしい」
はっきり言う。
その一言で——
セブンが止まる。
一瞬で。
力が抜ける。
離す。
「……」
沈黙。
クールキッドは少しだけ息を整える。
「……つよい」
ぽつりと言う。
責めてはいない。
ただの事実。
セブンは動かない。
完全に固まっている。
「……」
失敗した。
それだけは分かる。
でも。
どう直せばいいかは分からない。
クールキッドはセブンを見る。
少し考える。
それから。
「……こう」
小さく言う。
自分から近づく。
軽く。
本当に軽く。
セブンにくっつく。
腕は回さない。
ただ触れるだけ。
「これ」
見上げる。
「だいじょうぶ」
セブンは目を少し見開く。
その感覚。
さっきと全然違う。
軽い。
でも、離れていない。
「……」
言葉が出ない。
クールキッドはそのまま少しだけ寄り添う。
それから離れる。
何事もなかったみたいに。
「つみきする」
切り替える。
床へ行く。
カラカラと音が鳴る。
いつもの朝に戻る。
でも。
セブンは動けない。
その場に立ったまま。
自分の手を見る。
さっきの感覚。
強すぎた力。
そして。
今の、軽い接触。
「……」
小さく息を吐く。
「……分からないな」
ぽつりと呟く。
でも。
ほんの少しだけ。
答えに近づいた感覚もある。
“やること”じゃなくて。
“加減”の問題。
“形”じゃなくて。
“相手”。
セブンはゆっくり歩く。
クールキッドの隣に座る。
積み木を一つ取る。
「……こうか」
小さく積む。
クールキッドが見る。
そして。
少しだけ笑う。
「うん」
それだけで。
さっきより、少しだけ自然になる。