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TikTokで良いもの見てしまったので書きます。
注意⤵ ・御本人様関係✖ ・死ネタありです、苦手な方回れ右 ・寄宿舎時空“ですが”主はボイドラ聞いてない民なので妄想200%です ・口調おかしい可能性あり
『』sr「」ng
ーーーーーーーーーー srf Side
この学校に入学して早半年。潜入調査という体で入ったは良いものの、暗殺者である俺にとって1学生として“普通”に過ごすというのは意外にも難しい事だった。体力は十分にあるし、学力だって問題はない。でも相方_四季凪アキラには目立つな、とか人間らしく、とかって言うけれどその基準が俺にはよく分からなかった。それに彼の事も分からない。一見、話やすそうでいかにも“人間”って感じだけど実際は何を考えているのか分からないし掴みどころのない人だなって思った。でもそれが彼のスパイとしての能力なのかもしれない。段々学校生活に慣れてきた頃、組織から一通の手紙が届いた。そこには【四季凪アキラを殺せ】と書いてあった。手紙によると、どうやら少し前にあった任務で何か失態をしてしまったらしい。何をしたかまでは書かれていなかった。気になるところではあるが詮索はしない方が良いのだろう。それでも四季凪を殺す、か。まだ一緒に行動して半年、もう半年。俺にとっては色々な意味で充実していた半年だったかもしれない。いずれ“こうなること”があるかもしれないとは思っていたけど早すぎるような気もした。一応彼とは友達?となっているらしいしそれなりに仲良くしていたと思う。それをいきなり殺せだなんて組織も薄情なものだな、とすら思った。でももう関係ない。俺は組織の命令に従えばいいだけ。さて、どうやって殺すか…そんな事を考えていたら学校のチャイムがなった。
『ぁ…』
小さく呟いた。すっかり考え事に集中していて授業中という事を忘れてしまっていた。他の人達がぞろぞろと弁当を持って教室から出ていく。そういえばもう昼だった。
「何してるんだ、もう授業終わったぞ」
声の主は四季凪だった。
『分かってる、今片付けようとしたところ』
「ならいいが…」
俺達はいつも一緒に昼ご飯を食べる。別にそうしようと言った訳ではないけれど。彼なら他にも一緒に食べる人がいそうなのに何故か俺と食べている。
『どうして四季凪は何時も俺とご飯を食べるの?』
「嫌だったか?」
『別に嫌ではないけど…』
『他にもいるでしょ、そういう人』
「でも、そうしたらセラフが1人になるだろ」
『俺は1人でもいい』
「まぁ、いいじゃないか。1人より2人で食べた方が美味しく感じるってあるだろ?」
『あるけどさ、そういうもん?』
「そういうもんだ」
『そ、』
俺は何人で食べようが変わらないと思うけど…。でも彼はなんだかんだで俺と一緒に居てくれる。彼を殺したらこの後はどうなるんだろう。俺は1人になるのだろうか。そんな事を考えながら弁当を食べた。
「にしても今日は中々の天気だな」
今日は夏なのに随分と土砂降りだった。確かにここまで降るのは珍しいなとは思っていた。
『天気予報だと明日には晴れるらしいけど、』
「ならいいが…」
『…』
「どうした?」
『明日の月は綺麗だろうね』
「え…?」
ーーーーー
翌日の早朝俺は四季凪を殺した__。
ーーーーーend
“明日の月は綺麗でしょうね” ↓ “明日貴方を殺します” という意味があると知ったので勢いで書きました。
この前のknngのもなんですけどこういう比喩(?)的なの好きなんですよね(伝われ)
寄宿学校時代の口調難しい…