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ちーず
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眠たい…いつも起こしてくれる誠一の声がしなくて
違和感で起きると、すぐ近くに誠一はいた
でも…なぜだか周りをキョロキョロと見ていた。
なにしてるんだろうって思って声をかけようとした…
けど…すぐに辞めた…いや、声が出なかった。
誠一の手にはナイフがあって…ナイフの先には紅い…なにかがついていた。
恵「っ……せ…いち?」
誠一はこちらを見る
誠「…………違う、ここは…どこ?」
いつもの、関西弁じゃない?
それに…誠一が着けている物や色とかも
微妙に違う…
恵「君…誰?」
健「ただいま戻りました…って、何ですか…この状況は…」
床には紅い液体が残っていた
声に反応して服に紅い液体を着けている誠一君が出てきた。
健「誠一君!なにがあったんですか!?」
誠「…………だれ?」
健「…え?」
恵「おかえり、健三」
すぐに、まどかさんが洗面所から出てきた
様子のおかしい誠一君にあの紅いなにか…頭が痛くなってきました。
誠「…………神柴健三、スワロウテイルの記録者、年齢25歳…血液型はA…得意なことは紅茶をいれること…………へぇ…」
健三「誠一君?なにが…?」
恵「わかんないんだ…朝起きたら血まみれの誠一が居て…」
あの、紅いのは血…だったら誰の?
誠「……俺の」
健「え?、口に…出してましたか?」
恵「いや、出してないよ」
健「なら……なぜ」
誠一君らしき人が窓を見た。
誠「ここは…あそことは違う……綺麗やな」
健「ここは…?、貴方は何処から来たのです?」
誠「暗くて…冷たくて…苦しい場所」
子供ような喋り方…目の中に光は無くて
声に感情もない
いつもの、能天気な誠一君とは真反対な誠一君…
いや…この人を誠一君と言って良いのかも怪しい。
恵「誠一…らしい…けど」
健「様子がおかしいですね…」
まどかさんが少し考えてから誠一君らしい人に声をかけた。
その、声かけに誠一君らしい人はただぼーっとしているだけで
聞いているのかさえも分からない
健「どういたします?」
恵「どうするっていわれても…」
私とまどかさんが考える為に誠一君らしい人から視線を外すと……
後ろの扉が開いた
誠「?、恵美に健三、なにしとるんや?そんなところで」
恵「誠一…?」
まどかさんと私が先程まで居た誠一君らしい人の方を向くが…
そこには誰もいなかった。
誠「なんや…まだ、寝ぼけとるんか?」
なんや…意味の分からない話を恵美と健三から聞かされて
呆れとか心配が出てくるな…
恵「だから、嘘じゃないってば!!」
妙に真剣に話すもんやから。
聞き入ってしまう。
もう1人の自分か…もしいるなら……
変わってほしいな……。
誠「あ~あ…帰ってきちゃった…。」
目の前には大きな鳥居しかない
辺り一面は星空…下にはほんの少しの水
なにもない…空間
あっちの俺が…羨ましい……
変わってくれないかな
コメント
6件
もう1人の誠一は何者なの?別の世界の誠一は1人ボッチなのかな?。
いつの世にも摩訶不思議なことってあるんですね…
第4話読んだよ!もう1人の誠一、ヤバすぎて鳥肌立った…血まみれで目に光がなくて子供みたいな話し方してるのが不気味すぎる。最後の「変わってほしいな」「変わってくれないかな」って両方の誠一が願ってるのが切なくて刺さったわ。展開が読めなくて続きが気になりすぎる🔥 スワロウテイルの謎も気になるし、この世界観好きだわ!