ぺ 視点
家に帰り夕飯を食べ、風呂に入った。
クロノアさんはいつも先に入らせてくれる。
クロノアさんが入っている間に髪を乾かす。
前はらっだぁが乾かしてくれてたんだけどなぁ…..,
らっだぁが乾かすとふわふわサラサラになるんだよな〜!
同棲前は泊まりに来る感じだったから夜ものんびり出来てたのにな…..,
考えているうちに髪はすっかり乾いた。
リビングのソファに座っているとクロノアさんが来た。
髪も乾いていた。
上がってすぐ乾かしたんだなー。
そのままクロノアさんはキッチンに向かった。
スマホを見ていると隣にクロノアさんが座ってきた。
ク( ココア入れたよ
ぺ( ありがとうございます!
ク( ぺいんと、話があるんだけどいい?
ぺ( ……はい? 大丈夫ですよ……..?
聞かなくてもいいのにと思いながらスマホを閉じる。
ク( 俺さ、ぺいんとのこと好きなんだけど、
( 良かったららっだぁさんじゃなくて俺にしない?
ぺ( ……え?、
どういうこと?クロノアさんが?俺を?
ク( 俺はらっだぁさんみたいに厳しい束縛もしない、ぺいんとらしく過ごしてほしいから。
ぺ( あ、えっと….。
頭の整理が追いつかない。
らっだぁの束縛って厳しいか?
〜〜しないで。とは言うけど後々謝ってくれるし…。
ぺ( その…ごめんなさい、今返事出来ない、です、
そう答えると優しく微笑んで
ク( そっか….そうだよね
( 急に言われてびっくりしたよね
と言ってくれた。
ぺ( ごめんなさい….。
ク( ううん、大丈夫だよ
( また後日改めて言わせて。
ぺ( …はい ?
また後で告白されるの?俺
ココアを飲んでなるべくリラックスさせる。
ぺ( 〜、
あくびが出る。
部屋暖かくて眠くなるんだよなー
ク( 眠い?
ぺ( はい、もう寝ますね!
ク( うん、おやすみ
ぺ( おやすみなさい
洗面所に向かい歯を磨く。
うがいをして借りてるベッドに急ぐ。
LINEでしにがみくんへメッセージを送った。
…
ぺ『ねぇしにがみ!!!やばい!!』
すぐに既読がついた。
し『なんですか?』
ぺ『クロノアさんに告白された』
し『ええ?!?!』
『なんて返したんですか?!』
ぺ『今は返事できませんって』
し『クロノアさんまじかー』
『何となく想像はついてたんですけどね』
ぺ『そうなの?』
し『はい笑』
し『他に何かありましたか?』
ぺ『一緒にショッピングモール行ったよ』
『けどなんか、らっだぁと行った方が楽しかったなーって』
し『なるほど、分かりました』
ぺ『あとは特にないかな!』
し『了解です!』
…
クロノアさんかー、、
でも合わない気がするんだよなー、
“ぺいんとらしく”って、
らっだぁといる時の方が自分らしく居られてる気がする。
ら 視点
し( らっだぁさん〜…..?
ら( え なにどうしたの笑
ちょこちょことこちらに歩いてくる。
し( 大切なお話がーー…..
ら( なーに?
し( 驚かないでくださいね….?
ら( 俺が驚くわけがない
し( じゃあ言いますよ…?
ら( うん
怖い話?笑
し( クロノアさんがぺいんとさんに告白したらしい…です…
ら( へー、
( え?
( は?
( え待って嘘でしょ?
は??どういうこと?
し( めっちゃ驚いてるじゃないですか!
ら( いやこれはびっくりするって
( 本当に?
もう一度聞き返す。
し( ぺいんとさんがそう言ってました。
ら( 返事は?
これが一番気になる。
喜んでとか言ってたらどうしよ。
し( 今は返事出来ないって言ったらしいですよ。
ら( よかったぁ…..。
とりあえず安心した。
し( 明日クロノアさんの家行ったらどうですか?
ら( さすがにそうする。
( 俺のぺんちゃんだから。
絶対に譲らない。
今回ばかりは許せない。
待ってろよ。
次回はバチバチです。本当に。
楽しみにしててください。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡1000
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