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私の親は感情が真逆
嬉しい時は泣きそうな顔を
悲しい時は笑顔をつくる
それに気付いたのは両親が離婚した時
彼女は崩れ落ち、笑っていた
私は母の笑った顔が好きだった
ずっと、私に向けられてきた
その綺麗な顔が大好きだった
でも、その笑顔は無い方が良かったものだと気付いてしまった。要らなかった
事故で急ﾀﾋした私の最後に見た顔は
とても、とても綺麗で まるで聖女のような
笑顔 だった
「ああ、私もお母さんには要らなかったんだ」
そのことを痛いほど分からせられた
でも、よかった。
最後に大好きだった顔が見れて
どうか私を忘れないでね
大好きだよ。お母さん
コメント
6件
……天才泣いてきます。 物語の構成とか色々神ってて最高｡
感情が真逆で嬉しい時に笑えないとしても「笑顔」を忘れて欲しくない。と思った母思いの子のお話でした
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