突然だが、俺は匂いフェチだ。
そして、今、メンバーの服を集めている。
そう、匂いを嗅ぐため。
「……っはぁ… 良いにおい……ッ♡///」
匂いを嗅ぐと、俺はかなり変態になる。
それは分かってるけど、どうにも押さえられない。
「みんなにおい違っておもろいなぁ…ッ♡///」
そして、やめられない。
メンバー(主にりうら)には注意されるが、無理だ。
このにおいに包まれると幸せがあふれてやめられない。
「あ”ー!ないちゃんまた服ぐちゃぐちゃにしてる!!」
リビングの扉からいむの声が聞こえる。
どうやら、メンバーが帰ってきたらしい。
「ないちゃーん、またりうちゃんに怒られるでー?」
「そうだよ!ないくん、服使うなら洗濯の奴使ってっていったじゃん!」
りうらと、しょうちゃんが返せとばかりに服を引っ張る。
俺はそれを頑なに離さない。
「やぁッ…!あれじゃあ柔軟剤のにおい強くてみんなのにおい嗅げないんだもん…!」
柔軟剤のにおいも好きだけど、やっぱみんなのにおいが薄れてるから嫌だ。
「ッ…かわいいこと言ってもだーめ」
「ん、あぁ……っ!」
そう言って、りうらに服を取られてしまった。
分かりやすくシュンとなってると、まろが抱きついてきた。
「ないこたんっ!服じゃなくて、ここに実物居るやろ!」
まろのにおいが俺を包む。
落ち着く。いつものまろのにおい。
うん……いいにおい……っ
「んふ……ッ♡いいにおい……ッ♡///」
「やば。勃ちそ。」
「おい。」
まろの爆弾発言に即座に突っ込むアニキ。
の、袖を引っ張り抱きつく。そしてにおいを嗅ぐ。
あ”ー、やっぱアニキのにおいが一番好き…
においからもう暖かいって言うか。うん。圧倒的安心感。
あ”ー、好き。
「あのー、ないこさん…?」
アニキの言葉で現実に引き戻される。
「ん〜?♡」
でも、嗅ぐのはやめない。
「服伸びるんやけども……」
「ん〜♡ごめん…♡//」
「反省する気ゼロやん……」
「アニキのにおい好きなんやもん〜…ッ♡」
「……ッ//」
“好き”と言ったら照れるアニキ。
にきのが絶対かわいいよ。
あ、でも俺が普段好きって言わないから照れてんのか。
ここで切れてました。
続きはご想像にお任せいたします。
コメント
4件
フォロー失礼します!一目惚れしました!