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佐野視点
柔太朗と二人での雑誌撮影の後、俺は柔太朗の家に招かれていた
どうやら良いお酒を貰ったらしく、一緒に呑もうとのお誘いだった
🤍「どーぞ」
🩷「お邪魔しまーす」
🤍「勇ちゃん来るの久々だね」
🩷「確かに、二人でいる事あんま無いしな」
🤍「佐野飯は勇ちゃんの家だしね」
他愛もない会話をしながら、俺は他人の家のソファに肩身狭く座る
柔太朗とは10年近く一緒に過ごして、俺は柔太朗に隠してきた気持ちがある
柔太朗の事が気になりすぎて、いつしか自分が抑えられなくなっていた
夜、自分の下でよがる柔太朗を妄想しながら致した事も何度もある
そんな事を思いボーッとしていると柔太朗がツマミをテーブルに並べて、ウィスキーを俺の前に差し出した
🤍「じゃーん」
🩷「めっちゃ高いやつじゃん」
🤍「頂き物だけどね」
余裕で二人座れるソファに肩をが触れ合う距離で座る
デフォで距離の近い柔太朗は何も考えていないだろうが、自分の鼓動は次第に速くなっていた
🤍「んねぇ、はやちゃんきいてるぅ?」
🩷「ん?きいてるけどぉ」
気心知れた仲というか、気を遣わないというかそういう関係性が余計に飲むペースと鼓動を上げ続けて、早いうちに酔ってしまった
それは相手も同じみたいで
🤍「んふふ、はやちゃんすきぃ」
いつもより輪をかけてフニャフニャで
🤍「はやちゃんのかぉ、かっこぃ」
🩷「ん、みすぎ」
🤍「みても、へるもんじゃなぃでしょぉ」
そんな潤んだ目で見られたら、勘違いしてしまう
🤍「かんちがぃじゃないよぉ」
俺、今声に出してたのか?
🤍「んふふ、おれはやちゃんのことすきだよぉ」
そういうと暑いと言って、着ていた分厚いパーカーをおもむろに脱ぎ始める
下着から見える腕は、握ると壊れるのではないかと錯覚するほど白く、細く、きめ細やかで、俺は惹かれるようにその腕を掴んだ
突然掴まれたことに驚き、ビクッと震えた柔太朗が顔を上げる
その表情はどこか熱を帯びていて、妖艶に俺を誘う
🤍「いいよ」
その一言で最後の理性がプツンと切れた
柔太朗のぽってりとして、まるで自分を誘い入れるかの様な唇に噛みつき、舌を差し込むと柔太朗は俺を受け入れてくれた
それが嬉しくて俺は柔太朗を押し倒して、全身にキスを落とす
🤍「ねぇ、まって」
何かあったかと思い、柔太朗の顔を覗き込むと、柔太朗は俺の首に手を回した
🤍「ここじゃヤダ」
コレで完全に理性が吹き飛んだ
そこからの事は酔いが回ったのもあってよく覚えていない
ぼんやりと覚えているのは寝室に柔太朗と行った所まで
気づけば朝、整ったシーツの上に寝かされていて、パジャマもしっかりと着ている自分がいる
あれは夢?
リビングに向かうとソファにブランケットがかけられていて、さっきまでそこに温もりがあったことが想像できる
🤍「あ、おきた?」
🩷「おはよう…」
🤍「コーヒー淹れたけど飲む?」
🩷「ん」
やっぱり夢だったんだ
妖艶な幻覚が消え、唐突な現実へと姿変えた時、少し落ち込む自分がいた
🤍「はやちゃん…」
キッチンから俺を呼ぶ柔太朗が目に入る
🤍「俺、遊びでも平気だから」
え?今なんて言った
🤍「酔った勢いの一夜の過ちでも大丈夫だよ」
少し憂いだ柔太朗を見て、俺は慌てて側まで駆け寄った
🩷「俺、ごめん、昨日のこと覚えてなくて」
🤍「いいよ…、俺は平気だから」
🩷「違う!ちゃんと教えて欲しい」
少し沈黙が続く
柔太朗は俺の方を見つめて少し顔を赤らめた
🤍「気持ちよかったよ…
勇ちゃんとのセックス…」
自分の体内を血液を逆流する様な変な感覚を覚える
🤍「ふふっ、めっちゃ汗かいてる」
柔太朗が汗を手で拭ってくれる
その手が触れる箇所が異常なほどに熱を帯びはじめる
🩷「あのさ、ごめん
俺、酔っててなんも覚えてないんだけどさ」
🤍「だからいいよ、俺も忘れる」
🩷「忘れなくていい!
柔太朗のことずっと好きだったから
俺、責任取るから」
柔太朗が俺の首に手を回す
🤍「ほんとに責任取ってくれるの?」
🩷「やり直したい
ちゃんとハジメテの柔太朗を目に焼き付けたい
昨日のコト教えてくれる?」
🤍「ここじゃヤダ」
俺は昨夜感じた興奮が一気に呼び起こされる
柔太朗を抱き抱えると寝室へと足を進める
途中、柔太朗からの熱い視線を感じて顔を覗くと、うっとりとこっちを見つめていた
🤍「んふ、かっこいい」
呟く柔太朗をベッドにそっと降ろして、上から覆い被さった
🩷「教えて昨日のコト」
🤍「まずはキスしてくれた
いっぱい身体中に」
柔太朗の言う通りに俺は唇にそっとキスを落としてから、 全身にキスを散りばめる
唇が身体に触れるたび小さく声をあげる柔太朗が可愛くて仕方がない
🩷「次は?」
🤍「次は後ろを指入れてくれた…」
柔太朗が顔を赤らめながら、恥ずかしそうに呟く
俺は言われた通り、柔太朗の身体を折り曲げて後ろに手を伸ばした
覚えていないが昨日したからだろうか
柔太朗の後ろは俺の指をスルスルと飲み込み、その入り口は指を動かす度にクチュリと水音を立てている
🤍「んぁっ、はやちゃんっ」
俺の腕を握りながら快楽に耐える姿はたまらなく愛おしかった
🩷「可愛いよ、柔太朗」
🤍「ねぇ、ちゅーしてぇ」
🩷「昨日もしたの?柔太朗のオネダリで」
🤍「ちがっ、今したいの!してほしっ!」
昨日のシナリオをなぞるのではない
今、柔太朗が俺を求めてくれているという事実が何よりも嬉しくて、長めに唇を交わすと、俺の舌を招くかの様に柔太朗が口を少し開いた
🤍「んふぅ、んん」
ピチャピチャと舌が触れ合う音と柔太朗の後ろから聞こえるいやらしい水音が、俺の興奮を限界まで掻き立てる
🤍「もっ大丈夫だからっ」
柔太朗も俺と同じ気持ちなんだ
そう思うと俺のいじめたい本能が湧き始め、柔太朗の耳元で囁いた
🩷「何が大丈夫なの?
次、俺どうしてた?」
柔太朗の身体ピクンと跳ねて、上目遣いで俺を見る
🤍「はやちゃんの…」
恥ずかしそうに顔を手で隠す
俺はその手を取って顔から手を離すと、真っ赤な顔をした柔太朗が潤んだ瞳で俺を見つめてから、そっぽを向いた
🩷「柔太朗いい子だから言えるよね?」
🤍「やだぁ!恥ずかしいから」
🩷「俺のどこをどうしたらいいの?」
俺は反り立った自分を柔太朗の秘部に擦り付けながら、柔太朗からのゴーサインを待った
🤍「はやちゃんのおっきいのが俺の中に入っんぁあっ」
俺は我慢できずに柔太朗賀言い終わる前に身体を貫いた
🤍「さいごっ、いってなぃっ!」
🩷「ごめん、柔太朗可愛くてつい我慢できなかった」
🤍「はやっ、うごぃていぃよっ」
🩷「ふふっ、昨日の俺もそうしてた?」
俺は柔太朗の返事を待たずに腰を動かす
俺の動きに合わせて、可愛く喘ぐ柔太朗が可愛くて仕方がない
俺が頬を撫でると自分から手に擦り寄ってくる
その余裕ある感じに俺のSな部分が湧き出てしまう
🤍「んやぁっ、はやちゃっそこ、ばっかぁ」
腰を掴む手に力を入れてスピードを上げる
柔太朗の喘ぐ声はスピードと比例して大きくなり、俺を受け入れてくれていると証明している
様な気がした
🤍「も、だめぇっ、やぁっ」
🩷「柔、俺も限界っ」
🤍「んゃあっ、いっしょぃい」
🩷「一緒にイこうな」
伸ばされた手をしっかりと恋人繋ぎで握り合わせて、絶頂へのスパートをかける
俺の腕の中で柔太朗は一際大きく震えて自分の熱を吐き出し、それと同時に自分も柔太朗の中に欲望の限りをぶちまけた
🤍「ぁあ、あったかぃ」
俺の熱を感じて微笑む柔太朗が愛おしくて、額にへばりついた髪を手で避けておデコにキスをした
🤍「んねぇ、くすぐったい」
おデコだけじゃ物足りない自分は顔中にこれでもかとキスを落とす
そして首筋に顔を埋めると一段と強く吸い付き、赤い花を咲かせた
🤍「やっ、みえちゃう」
🩷「悪い虫がつかない様にマーキング」
🤍「んふっ、はやちゃんのえっち」
🩷「煽ってんの?」
🤍「んー?どうかなぁ?」
🩷「昨日の柔太朗もそうだったの?」
柔太朗は少し考える様なそぶりをしてから、俺の首に手を回し微笑む
🤍「ここからは今日の柔太朗だから」
コテンと首を傾げながら、今日の分しよって小悪魔の様な囁きをする柔太朗に、俺の中に宿る炎がチラチラとまた燃え始める
🩷「じゃあ、どうしたいか教えて?」
俺は柔太朗を抱きしめながら囁くと、 俺の背中を柔太朗の手が這い回り、しっかりと俺を抱きしめ返して耳元で少し笑ったような吐息がする
🤍「いーっぱい愛して」
あの時見た幻覚は、今現実になる
その真実がたとえどうであれ幸せであれば、いいのだと自分に言い聞かせて、俺は柔太朗に堕ちていた
完飲…ちょい残し!
山中視点
カーテンから差し込む光が燃える様に赤く染まって、現実と幻想が交差するような不思議な感覚に陥る
眠い頭を覚醒させながら、辺りを見回すと散らかった洋服、乱れたシーツ、口を少し開けて深い眠りにつく愛おしい顔
そっか…
現実だったんだ
憧れから好意へと変化した彼を何とか自分のものにしたくて、無理矢理家にあげた
自分で買ったウィスキー
あえて濃く作り、飲むペースを煽り、相手の脳を麻痺させた
自分から誘い、ない記憶を理由に存在しない既成事実まで創った
思っても見なかったけど一番求めていた責任の取り方は恥ずかしさと嬉しさが半々で、今気持ち良さそうに隣で眠る彼は真実を知らない
そんな彼が愛おしくて手放したくなくて、自分は彼の首元へ近寄るとバンパイアのように口づけて自分とお揃いの赤い花を咲かせた
こうして彼に固執する自分も、ハルシネーション(幻覚)に溺れているのだろうか
完飲!
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すみません
過去最長の長さでした
切りどころがなくて全部繋げてしまったことお詫びします
柔ちゃんが戦略家で佐野さんが翻弄されるところが見たかったので、狡賢い柔ちゃんになっちゃいました
ちょっとした裏話
わかりにくいかと思いますが、実は1回目はしてないんですよね
多分佐野さんが寝ちゃった的な
なので、2回目は本当に山中さんがしたかったエッチをリクエストした的なものなんです
山中さんの後ろにすんなり指が入ったのは、ご想像にお任せします
書いてる自分がキモすぎて消えたい
ちなみにタイトルのハルシネーションは生成AIが事実に基づかない情報をもっともらしく出力する事何ですが、日本語訳で幻覚とも読めるんです
作者
#YJ
しらす
327
#佐野勇斗
もりりん
685
𝕔𝕠𝕔𝕠
5,786
コメント
8件
柔ちゃん可愛すぎだろ!!って思って見てたら最後のとんでもない裏話にびっくりしました笑
ふーん、やるじゃんヤマナカさん。 頑張ってる裏側を見せておくれ!笑