人間様

cn  「…で、これからどこ行くの？」

rd  「え？決めてないけど」

cn  「まじか…」

cn  「らっだぁがやりたい事って何？」

rd  「…国を作ること」

cn  「へぇ〜、国ね」

cn  「…国？！」

rd  「え、うんw」

cn  「…本気？」

rd  「本気じゃないように見える？」

くるっ、とコンちゃんの方を見る

cn  「…見える」

rd  「見えるんだよw」

rd  「いや、本気だからね？！」

cn  「じゃあ、今、仲間集めって事？」

rd  「まぁ、そーだね」

cn  「…目星は？」

rd  「つけてない☆」

cn  「…」

rd  「ちょ、やめて？」

rd  「そんな…そんな目で見ないでよw」

cn  「…w」

rd  「とりあえず、あっち行ってみよ？」

cn  「え…何で？」

rd  「えぇ〜？」

rd   「…ただの勘、だよ」

cn  「…？」

cn  「っ…！」

cn  「海だぁ…っ！」

rd  「コンちゃんさぁ、」

rd  「クラーケンでしょ？」

cn  「…バレてたか」

rd  「海、行って来ていいよ？」

cn  「…じゃあお言葉に甘えて」

わーい、と言ってコンちゃんは海に飛び込んだ

水に触れた瞬間、手や足が触手になっていった

cn  「あ゛〜…」

rd  「www」

rd  「…コンちゃんの触手…いいね」

cn  「えぇ？w」

cn  「ありがとう…？」

cn  「なんか…変態かと思ったw」

rd  「失礼だなぁw」

cn  「…ん？」

rd  「どした？」

cn  「…ちょっと待ってて」

そう言うと彼は水飛沫をあげて、海に潜って行った

少しすると、海面に上がってきた

…人間を抱えて

rd  「…ん？」