こんばんは!奏佑です!
丁度今8月18日、日曜日の午前1時半を
回ったところなので、
前編1を投稿していこうと思います!
それでは早速本編行きましょー!!
注意書きはPrologの方をご覧下さい!
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【 青side 】
青「 あ”~…、疲れた… 」
午前2時、ようやく終わった仕事を
見返してため息を零す。
重い身体を引きずってリビングへと
移動し、6種類の薬を5錠ずつ飲んでから
ソファーにうずくまる。
止まらない涙と頭痛と吐き気。
起き上がる気にもなれなくて、
そのまま目を瞑った。
「 …お疲れ様。 」
意識を手放す直前、
そんな声が聞こえた気がした。
ー
「 …ろ!起きて!ご飯出来るよ! 」
青「 んん…あとごふん… 」
「 …え…、? 」
驚きのあまり勢い良く身体を起こす。
寝る前はかかっていなかった毛布。
キッチンで作業しているのは
よく知った桃色髪。
「 んふふっ、wおはよ! 」
青「 なんで…ここに…っ、… 」
いるはずのない恋人が目の前にいる。
そう認識した瞬間に目の前がじわっと滲む。
桃 ( にこっ「 久しぶり、まろ 」
青「 ッ、ないこぉ…っ… 」
桃「 よく寝れた?昨日ね、俺ずっとまろの傍に居たんだよ 」
「 余計な音が聞こえないように耳塞いでたの 」
道理で。アラームの音が聞こえず、
現在時刻は午後1時。
青「 寝れた…けど…、 」
桃「 良かった。まろ目のクマ凄かったからさ 」
青「 …ないこ… 」
桃「 ん~、? 」
出来た料理を机に置いて隣に座るないこ。
青「 …なんで…、居なくなったん…? 」
「 俺の事…ッ、嫌いになった…、? 」
頭では理解しているのだが、
それを認めたくはない。
桃「 ……俺ね、死んじゃったんだよ。 」
「 まろの前から消えた日に 」
半透明で少し浮遊した身体。
訳を聞かずとも嫌という程
分かってしまう。
桃「 もう神様説得するの大変だったんだよ~、!? 」
「 3人でめちゃくちゃ頼み込んだの!結局、5年もかかっちゃったけど…w 」
青「 3人… 」
〜♪
突然部屋に鳴り響く着信音。
誰かと思って画面を覗けば
表示されたのは ‘ あにき ’ という文字。
桃「 …出たら、? 」
青「 うん… 」
「 …もしもし…、? 」
黒 < …まろ
青「 ん…どしたあにき…、? 」
いつもより元気のない声は
少し泣いているようにも聞こえた。
黒 < ……………
桃「 …どうしたのあにき 」
黒 < …ぇ、?ないこ…、!?
桃「 ないこだよ~、w 」
黒 < なんで、ないこまで…っ、
青「 …ん、?……まで、? 」
黒 < あの…っ、あのな、!りうらが帰ってきててん…、!
青「 ……は、? 」
黒 < さっき初兎からも連絡来て、目の前にほとけがおるって…、
5年前、ないこと一緒に消えた
りうらとほとけ。
さっきないこが言っていた3人の内の
2人とは、恐らくりうらと
ほとけの事だろう。
桃「 詳しく話した方が良いね。ご飯食べ終わったらあにきの家に行くから、初兎ちゃん呼んどいて貰ってもいいかな…? 」
黒 < あ、え…おう、わかった…、!
ー
電話を切ってご飯を食べ始める。
桃「 …おいし、? 」
青「 …ん”… 」
桃「 なんで泣くの~…w 」
青「 ないこのご飯…久しぶりに食べたなぁって…、 」
桃「 そうだね 」( にこっ
青「 …その身体で、色々出来るん、? 」
桃「 12時過ぎてもまろ起きなかったからさ、なんか出来んのかな~…って思ってフライパン触ってみたら持てたんだよね! 」
居なくなる前と何一つ変わっていない、
俺の大好きな恋人。
桃「 それで冷蔵庫にあったもので適当に料理して… 」
青 ( ぎゅうっ
桃「 …まろ、? 」
青「 …触れるんやな、 」
桃「 うん…、?触れるよ 」
青「 …お願い、どこにも行かんとって…ずっと、俺の傍におってや…、 」
泣きそうな時は元気に振舞おうとし、
やけに饒舌になるないこの癖。
ぎゅっと抱き締めるとないこも
涙を零し始めた。
桃「 っ…ねぇ、 」
青「 なぁに…、? 」
桃「 好きな人、できた…っ、? 」
青「 できる訳ないじゃん…俺にはないこしかいないんだよ…? 」
桃「 俺、まだまろの傍にいてもいい、? 」
青「 ずっとここに居とってよ…離れないで 」
抱きしめる力を強めると嬉しそうに
涙を流し、落ち着いた頃には
眠ってしまっていた。
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はい!約2450文字お疲れ様でした!
この連載実は前のアカウントの時に
krpt様で書いたことが御座いまして、
見たことあるなと思っても恐らく
僕の作品なのでパクリではないです()
それじゃあまた次の投稿で
お会いしましょう!!
コメント
14件
昼休みに見てしまった私をぶん殴りたい…(( 泣いちゃったじゃないですか…(?
泣ける、寝起きで泣いた(( 後編とかほんとに号泣しそうなんだけど...