こんばんは!奏佑です!
それでは早速本編行きましょう!
※ 注意書きはPrologをご覧下さい。
ー
【 青side 】
青「 あ~…、疲れた… 」
午前2時、ようやく終わった仕事を
見返してため息を零す。
重い身体を引きずってリビングへと
移動し、 数え切れない程の薬を飲んで
ソファーにうずくまる。
止まらない頭痛と吐き気。
起き上がる気にもなれなくて
夕飯も済ませないまま
そのまま目を瞑った。
『 …お疲れ様。 』
意識を手放す直前、
そんな声が聞こえた気がした。
ー
『 まろ、起きて 』
『 一緒にご飯食べよ 』
青「 んん…あとごふん… 」
「 …え、 」
驚きのあまり勢い良く身体を起こす。
寝る前はかかっていなかった毛布。
キッチンで作業しているのは
よく知った桃色髪。
『 んふ、笑 おはよう笑 』
青「 …なん、で…、 」
いるはずのない恋人が目の前にいる。
そう認識した瞬間に
目の前が涙で滲んでいく。
桃「 久しぶり、まろ 」 ( にこっ
青「 ッ、ないこぉ…っ… 」
桃「 昨日ね、俺ずっとまろの傍に居たんだよ 」
「 余計な音が聞こえないように、耳塞いでたの 」
道理で。
アラームの音は俺の意識まで届かず、
現在時刻は午後1時。
桃「 よく寝れた? 」
青「 寝れた、けど…、 」
桃「 良かった。まろ目のクマ凄かったからさ。 」
青「 …ないこ… 」
桃「 なぁに 」
出来た料理を机に置いて隣に座るないこ。
青「 なんで…急に居なくなったん… ? 」
「 俺のこと、きらいになった…っ、? 」
頭では理解しているのだが、
それを認めたくはない。
桃「 …俺ね、死んじゃったんだよ。 」
「 あの日、3人で出かけた時に 」
半透明で少し浮遊した身体。
訳を聞かずとも分かってしまう。
桃「 もう神様説得するのほんと大変だったんだよ、!? 」
「 3人でめちゃくちゃ頼み込んだの、! 」
「 …結局、こうして戻ってくるまで5年もかかっちゃったけど…、笑 」
青「 3人… 」
〜♪
突然部屋に鳴り響く着信音。
誰かと思い画面を覗けば
表示されたのは ‘ あにき ’ という文字。
桃「 …出たら、? 」
青「 うん… 」
「 …もしもし…、? 」
黒 < …まろ
青「 ん…どしたあにき…、? 」
いつもより元気のない声は
少し泣いているようにも聞こえた。
黒 < …
桃「 …どうしたのあにき 」
黒 < …ぇ、?ないこ…、!?
桃「 ないこだよ~、笑 」
黒 < なんで、ないこまで…っ、
青「 …ん、?……まで、? 」
黒 < あの…っ、あのな、!りうらが帰ってきてんねん…、!
青「 …は、? 」
黒 < さっき初兎からも連絡来て、目の前にほとけがおるって…、
5年前、ないこと一緒に消えた
りうらとほとけ。
先程ないこが言った3人とは
りうらとほとけの事だろう。
桃「 詳しく話した方が良いね。ご飯食べ終わったらあにきの家に行くから、初兎ちゃん呼んどいて貰ってもいいかな…? 」
黒 < あ、え…おう、わかった…、!
ー
電話を切ってご飯を食べ始める。
桃「 …おいし、? 」
青「 …ん”… 」
桃「 なんで泣くの…、笑 」
青「 ないこのご飯…久しぶりに食べたなぁって…、 」
桃「 そうだね 」( 笑
青「 …その身体でご飯作れるん、? 」
桃「 昼過ぎてもまろ起きなかったからさ、ご飯作れないかな〜って思ってフライパン触ってみたら持てたんだよね! 」
居なくなる前と何一つ変わっていない、
俺の大好きな恋人。
桃「 それで冷蔵庫にあったもので適当に料理して、みた… 」
青 ( ぎゅうっ
桃「 …まろ、? 」
青「 …触れるんやな、 」
桃「 うん…、?触れるよ 」
青「 …お願い、もうどこにも行かんといて…ずっと、俺の傍におってや…、 」
泣きそうな時は元気に振舞おうとし、
やけに饒舌になるないこの癖。
ぎゅうっと抱き締めると
ないこも涙を零し始めた。
桃「 っ…ねぇ、 」
青「 なぁに…、? 」
桃「 好きな人、できた…っ、? 」
青「 できるわけないじゃん…俺にはないこしかいないんだよ…? 」
桃「 俺、まだまろの傍にいてもいい、? 」
青「 ずっと居とってよ、離れられたらこまる…、 」
抱きしめる力を強めると
嬉しそうに口角を上げて涙を流し、
落ち着いた頃には眠ってしまっていた。
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コメント
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昼休みに見てしまった私をぶん殴りたい…(( 泣いちゃったじゃないですか…(?
泣ける、寝起きで泣いた(( 後編とかほんとに号泣しそうなんだけど...