こんばんは〜!奏佑です!
 今回も連載の方書いていきます!
注意書きの方はPrologを御覧下さい!
 それじゃあ前編2、スタートです!
 
 
 
 
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 【 黒side 】
 いつもと変わらない朝。
スマホのアラームを止めて表示された
日時を見ると、1月4日と書かれている。
 
 黒『 明日… 』
 
 そこまで考えて、続きを考えるのはやめた。
どうしようもなく
会いたくなってしまうから。
会いたい、なんて思っても無駄だと
いうことは分かっているくせに…、
何故涙が溢れてくるのだろう。
 涙を拭う事すら面倒になって
そのまま下へ向かった。
 
 ー
 
 下に降りて一番最初に目に付いたのは、
リビングの中央で立ち竦んでいる赤髪。
 
 黒「 …え…っ、? 」
 
 俺が声を発すると勢い良くこちらを向く。
 
 黒「 なに…なんで…… 」
 「 幻覚…か…、? 」
 「 りうら…っ…、 」
 
 彼に向かって手を伸ばすと
既に止めたはずの涙が自然と零れていく。
 
 赤「 ッ、あにきっ、!! 」
 
 彼も走ってこちらへ寄ってくる。
 
 赤「 あにきっ、あにき…っ、! 」( ぎゅっ
 黒「 なんで…、 」
 赤「 ごめん、急にいなくなって…本当にごめん、! 」
 
 夢だと思った。
何度も、似たような夢を 見ていたから。
 でも違う。
 異様に冷たい体温と少し透けた身体。
説明されずとも、何となく分かってしまう。
 
 黒「 ほんもの…、? 」
 赤「 本物、!りうらだよ…! 」
 黒「 …っ……あいたかった、 」
 赤「 うん…っ 」
 黒「 あいたかった…っ…、おかえり…っ、りうらぁ…、!! 」
 赤「 ただいま…っ…、 」( ぎゅうっ
 
 ー
 
 暫く二人で泣いた後、どうしてここに
いるのか聞くと
 
 赤「 んと…詳しくは俺も分かんなくてさ、まろんとこに電話した方が早いかも… 」
 
 鼻声でそう言った。
 
 黒『 なんでまろのとこ…? 』
 
 と思いはしたが、とにかく訳を
知りたかった為直ぐにまろに
電話しようとした。
 
 〜♪
 
 スマホを手に取った瞬間
初兎から電話がかかってきた。
 
 黒「 ぉ…初兎…、 」
 「 出てもええか、? 」
 赤「 ん、いいよ? 」
 
 ー
 
 初兎からの電話が終わった後
少し時間をおいてまろにも電話をかけた。
話を聞くとどうやらないこもほとけも
2人の目の前にいるようで、
まろも初兎も泣いた後のように鼻声だった。
家に集まることになった為、
それをりうらに伝えた。
 
 赤「 …ん、じゃあさ、集まるまでゆっくりしよ 」
 「 おいで。 」
 
 そう言って広げられた腕に収まりに行く。
 
 赤「 …あにきさ、寝てないでしょ 」
 黒「 ん…なんでわかったん…、? 」
 赤「 何年一緒だと思ってんの…w 」
 「 寝ててもいいよ。ないくん達来たら起こしてあげるから 」
 黒「 …わかった…、 」
 
 目を閉じ、少ししてから眠りについた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
13件
一月四日…なるほど…((
僕涙腺弱いんで、こういう感動系とか見たらすぐ泣いちゃう人なんです😢(( 泣かせに来たなお主!!!((( まぁ、感動系めっちゃ好きだけどさ🫶🏻
赤黒まで神は神じゃん(?) いや、...やばぁ、...言葉に表せない() 黒さんのこと把握しきってる赤さん... 流石です()