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全くてへたくそじゃないー!!
文章力あげるために書いてるので優しい目で見てください( 初めてこういうの書いたから下手くそだー!!!
jp「あ゛〜あ゛っつい」
セミの鳴き声がこれでもかと主張してくる今日。
俺たちはコンビニのアイスをめざして放課後に旅に出ている。
jp「まじであつい……なんでこれで学校まだあんの……」
そう言いながらこいつは第二ボタンまであいている制服のワイシャツをぱたぱたと仰ぐ。
百合のように白い肌から汗が流れているjpを俺は横目から悟られないように見つめる。
ya「ななちき食う気にもなれねぇ〜よ笑」
jp「こんな日に揚げ物売ったって売れやしないって〜……汗」
他愛のない話をしながら俺らは歩く。こんな時間がずっと続いて欲しいと願っていると同時に早く冷房の効いたコンビニの中に入って解放されたいという気持ちも湧いてくる。
jp「yaくんは暑くないわけ〜……?第二ボタンまであけちゃえって笑」
ya「俺はjpみたいに汗っかきなんかじゃないから、笑」
jp「おれは汗かいてても臭くないからいいんです〜笑」
口を尖らせながらjpが俺のいじりに反応する。セミの声がうるさくて集中できやしない。jpが俺を煽り返すためにバックを漁ろうとチャックを開けている。
jp「あれ、yaくんまたこれ買ったの??」
勝手に人のバックをあけるな、という前にjpが言葉を発する。
俺のまだ使ってすらない新品のシーズリーブがjpの手に渡った。
ya「……友達からもらった」
jp「yaくん友達いないから嘘でしょ笑」
ya「友達はいるし!!!」
jp「もらったのは嘘なんだ〜笑」
そんな事を言いながらjpが俺の昨日買ったシーズリーブをあけて使い始める。
jp「yaくんずっとこの匂い使ってるよね!!うわぁー涼しい……さいこうすぎ……」
ya「人のもん勝手につかうな(呆」
jp「ごめんって!!yaくんにもつけてあげるから〜っ♪あっ!」
にやにやしながら何かを思い付いたようで俺のシーズリーブをもったままjpが自分のバックの中を漁り始めた。
jp「はっけ〜ん!俺のシーズリーブです♪」
るんるんでシーズリーブを取り出してくる。急にテンション上がり始めて俺怖いよ。
jp「yaくんにはおれのシーズリーブを塗ってやりましょう♪」
ya「ちょ、まってって……うわっ」
塗られた場所だけがひんやりしていく。いつもつかうシーズリーブと違う、jpから漂っている匂いがして少し落ち着かない。
ya「ちょ、こしょばいって笑」
jp「これでいつもの俺と同じ匂いだ笑」
一緒という言葉の意味を理解して少しずつ体が熱くなってくる。違う。これは夏だからであって恥ずかしいからでは無いんだ。うん。
jp「てかこれまだキャップ交換してないよね? 」
ya「してないけど?」
jp「おれとするしかないなっ♪」
そう言いながら俺の返事も待たずにシーズリーブの蓋が外されていく。
朝にバックに入れた時に見た色と全く違う蓋の色が俺の手に戻ってくる
jp「これで今年の夏はずっとおそろい、だ笑」
さっきまでずっと聞こえていたセミの声より心音が聞こえてくる。
そう。体と顔が熱いのも、心音がうるさいのも、全部夏のせい。
そう思いながら俺は極楽浄土をめざしてふたたびjpと思い足取りで向かう。