花が枯れるまで
第4話 🥀
また、連れ戻された、
あの店に
その頃
湊「おかあさん!」
お母さん「ん?どうしたの?湊」
湊「○○は?」
お母さん「○○?何?」
湊「おかあさんがおはなといっしょにかってきてくれたおにんぎょうさん‼️」
お母さん「お母さんは花も人形も買ってないわよ?」
湊「うそ、、、、」
お母さん「ほんとよ、」
お母さん「あら?この花は何?」
湊「おへやにねあったの」
お母さん「誰に貰ったの?」
湊「わからない」
お母さん「そう、」
この花の名はアンモビウム
きっとあの人形があの子を思って渡した花
〜翌日〜
湊「おかあさん!このはなきれいだねぇ」
お母さん「ね、本当に誰からのプレゼントかしら?」
湊「サンタさんとか!」
お母さん「w季節的にまだ早いわよ」
湊「ムゥ…じゃあだれ?」
お母さん「考えても分からないわ」
お母さん「大切にしましょうか!」
湊「うん!」
これはあの人形がくれた花
きっとあの子もあの人形の事を忘れている
でもきっと人形は忘れてない
短い間にできた沢山の思い出の事を
あの子が人形と撮った写真
人形が家を出る前は
写真の中に人形も入っていた
でも今は何も無かったのかのように消えている
誰かのお母さん「あの、、、」
店長「はい!」
誰かのお母さん「この花綺麗ですね」
店長「ですよね〜」
誰かのお母さん「ちなみにこの花は何て言いますか?」
店長「これはハマユウ(浜木綿)と言うんです」
誰かのお母さん「名前も綺麗ですね」
誰かのお母さん「買ってもいいでしょうか?」
店長「もし良ければこの人形もどうぞ」
誰かのお母さん「どうしてです?」
店長「この人形はこの花の相棒みたいな仲なんです」
誰かのお母さん「ふふ、それじゃあその人形もください」
誰かのお母さん「いくらです?」
店長「お金は取りません」
誰かのお母さん「あら、こんなに可愛いのに」
店長「この花と1つだからです」
誰かのお母さん「ふふ、ここは本当に素敵ですね」
店長「それでは包みますね」
誰かのお母さん「お願いします」
店長「行ってらっしゃい」
○○「行ってきます店長」
店長「こっからはあの子に付けてもらった名前じゃなくなるよ」
人形「いいの、だってそれが私の運命でしょ?」
店長「あぁ、そうだ」
店長「おまたせしました!」
誰かのお母さん「こんな丁寧に、!」
誰かのお母さん「ありがとうございます!」
店長「ありがとうございました!」
また私は同じように過ごすんだ
次はどんな子に逢えるのかな?
・━━━ ℯ𝓃𝒹 ━━━・
皆さん!!ついに最終回です!
\\\\ꐕ ꐕ ꐕ////
見てくれた方ありがとうございました🙇♀️
ちなみに余談なのですが
本当に意図的ではないのですが
今回のこの話に出てきた
ハマユウ(浜木綿)
という花なのですが
実は
私の誕生花だったんです!w
7月6日私の誕生日であり、まさかの誕生花でした!
まさか、小説をきっかけに自分の誕生花と出会うなんて思ってもみなかったんです!
是非皆さんも自分の誕生花調べて見てください!
本当に花って凄いんですよ!素敵な花言葉
ばかりで同じ花なのに色や本数で意味が異なったりと調べるだけで楽しいですよ!
この作品で皆さんとお会いできて良かったです!
それではまたどこかで会いましょう!
またねっ(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ
アンモビウムの花言葉
・不変の誓い
・永遠の悲しみ
・固い約束