(主は医療知識がないので、優しい目で見てください)
✐ⓝⓔⓜⓤ✐ 佐田 煌斗
✔『元』病弱
✔若干痩せ気味
『……はぁ~』
今日は通院の日
色んな検査されるから嫌なんだよ…
今日は最悪なことに熱があり、途中から学校へ行くという選択肢も消えてしまった
『ありがとうございました……』
一礼してから診察室を出る
診断結果が出るまで待合室で待つ
この時間は嫌なのだ。どう頑張っても辛いところに集中してしまい、そして発作を起こしてしまう。
あ、やばいかも
『ぐッ、(ケホッケホッ)あ゛ッッぅ゛~…』
頭痛がする
少し視界が狭くなる
周りの人からの視線を感じる…
『ん゛ッ(ゲホッカッ)かひゅッッ』
まずい
待合室で喘息は聞いてないぞ
今まであったか?…いや、無い。
いつも酷い咳と頭痛が暫くした後収まるのに
今日はずっと続くし、なんなら悪化している
『かひゅッッ、(ケホッ)はひゅッッ ぅ゛ッ』
息ができない
誰か
「ん、あ!隣の席のやつやん」
……誰だこの声
力を振り絞って声のする方向へ向く
びっくりした。
隣の席のやつがこっちに向かって来てる
こっちに向かってきた隣の席のやつは、私の背中をさすり始めた
「おい、一旦落ち着け。」
「吸って、吐くんだ。頑張れ」
なんか、何故か落ち着く
声のかけ方が、まるで
『経験者』のようだ……
『すぅーッッ ひゅッ、はぁーッッ』
「もうちょい、頑張れ」
『すーッ はー………(ゴホッ)…収まった…』
やっと収まった
隣の席のやつ、なんでここにいるんだ…
『なんで…ここ、居るの…』
「あ、俺は怪我しただけ。✌️」
軽ッッ
なんだこいつ……
『さっきはありがと……』
「全然良いよーん︎︎👍」
『名前は?』
「え、煌斗。佐田煌斗」
『あー、煌斗さんね。よろしく』
「あ、お前は?」
『私は優奈。星空優奈だよ』
「優奈さんね~、よろしくな」
『………うん』
『ねぇ、なんで、…』
…やはり聞くのは辞めておこう
もしかしたら壮大な過去を持っているかもしれない。
『やっぱり、なんでもない!』
☆ 声 を か け ら れ て 2 日 目
コメント
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煌斗くん、、 いいっすねぇ(^q^) めっちゃ良き良きです