コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
水視点
水「お弁当〜♪お弁当〜♪」
「か、かわいい…」
「可愛すぎる、、、」
何だか周りから聞こえるけど、気のせいかな?まぁ、いいやりうちゃんのとこ行こ〜っと!
水「りうちゃ〜ん!」
赤「いむ!」
「可愛いと可愛くが喋ってる…」
「あの空間尊すぎる、、、」
何故かわからないけど、僕は周りから姫と呼ばれている。なんでも、僕が可愛いかららしい。まぁ、僕は可愛いし、仕方がないよね〜♪
そして、りうちゃんもみんなからちゃん付けで可愛がられているんだ!だから僕ら二人が一緒にいると見守られてる感覚がする。
監視されてるみたいでちょっぴり怖いけど、可愛いって思われる分には嬉しいから別にいいんだけどね♪
赤「今日は何処で食べよっか〜?」
水「う〜ん、やっぱり中庭?」
赤「りうらも同じこと考えてた!」
水「やったぁ!嬉しい〜♪」
りうちゃんと同じこと考えてたなんて、これって運命かな?きっと運命だよね!だって僕らは親友なんだもん!心が通じてたってふつーだよね!
「姫たち今日も可愛い、、、」
「破壊力やば過ぎんだろ…」
水「?」
なんかまた噂されちゃってる?まぁいっか!中庭にレッツゴー!♪
赤と水「いただきます!!」
水「んぅ〜!美味しい!✨」
赤「うまぁ…」
中庭はお日様がポカポカしていて過ごしやすい。緑化委員の子達が頑張って育ててくれてる色とりどりのお花も沢山の日光を浴びれて 嬉しそうに咲いている。
他にも中庭でお弁当を食べている人はいっぱいいる。僕らは日によって食べる場所を変えてるんだ〜!やっぱりその方が楽しくていいよね!気分転換、みたいな?
そして今日はお日様サンサンのいい天気だったから、 僕とりうちゃんは中庭でお弁当を食べることにしたの!
お弁当を開けるといつも通り色とりどりのおかずが並んでいる。おかずを一口食べるとその美味しさに思わず声が出ちゃう。
やっぱりお母さんは料理上手だな〜。お母さんは昔から料理が上手くて、よく小さい頃はお菓子作ってもらってたな〜!久しぶりに食べたくなってきちゃった!今日お母さんに頼んでみよーっと!
それにしてもお弁当が毎日美味しいとテンション上がっちゃうよね!りうちゃんのお母さんも料理上手だから、毎日美味しそうなお弁当を食べてる。りうちゃん偏食だからお弁当作るの大変だろうな〜…
赤「ねぇ、いむ?」
水「ん?どーしたの、りうちゃん!」
そんなことを考えながらお弁当を食べていたらりうちゃんに声をかけられた。どうしたんだろう…?
赤「まろのことって正直どう思ってる…?」
赤「あ、言いにくかったらごめん…」
こーいうところ、ほんと謙虚でいい子だよね〜。すごく目がうるうるしてて可愛い!さっすが僕の親友だよね!相手の気持ちに寄り添って思いやることができる、それってすっごく大事なことだと思うの!僕も見習わないとね!
水「別に大丈夫だよ!」
水「うーん、いふくんのことかぁ…?」
いふくんはりうちゃんのお兄さんのないちゃんの親友さん!関西弁で綺麗な青い髪と青い目の一個上のお兄さん!初めて会った時にいきなり告白されて、びっくりしたな〜。でも告白されて嫌な感じはしなかったから返事は保留にさせてもらったんだ!いつか答えを出さなきゃな〜…
水「いきなり告白されてびっくりしたけど、嫌じゃなかったかな!」
赤「ほぇ〜、そうなんだ!」
りうちゃんは興味津々って感じ。もしかして恋バナとか好きなタイプなのかな?
赤「じゃあ好きってこと?」
水「うーん、好きかはよくわかんないけどもっと知りたいなー、ほっとけないなー、って思うかな!」
いふくんは見た目はとってもかっこいいのに実は照れ屋さんで可愛くて、なんだかほっとけないって感じがするんだよね。お世話してあげたくなるっていうか、、、
赤「そうなんだ!もしかしたら恋かもね?w」
水「え〜?僕恋したことないから良くわかんないなぁ」
僕がいふくんに恋…
うーん、僕は恋したことないから恋がどういうものかイマイチよくわからない。だからこの気持ちが恋してるのかはわからない。でも、もしいふくんに恋人ができちゃったらちょっと、いやかなりやだな〜、とは思うかな。なんなんだろう…この気持ち、、、?
赤「あ、そうだ!」
りうちゃんがいきなり大きな声を上げる。その声に僕は少しびっくりしちゃった。
水「ん?何か思いついたの?」
赤「今日の帰りに二人を文化祭を誘わない?」
水「おぉ!いいね、いいね〜!✨」
僕らの学校はもうすぐ文化祭。せっかくだから二人を誘ってみよう!うーん、でも予定空いてるかな?空いてたらいいな〜。せっかく誘うんだからちゃんとクラスとかも教えないとね!
水「楽しみだな〜♪」
二人が文化祭に来てくれることを想像して、僕は期待を膨らませた。
赤「もうないくんたち着いてるかな?」
水「着いてるんじゃない?」
水「ほら、向こうのほうが終わるの早いし!」
僕らの学校はいふくん達の学校より遅く始まって遅く終わる。だからきっと二人は門の外で待っていると思う。
「姫、また明日〜! 」
水「うん、また明日ね〜!♪」
「りうらちゃん!バイバーイ!」
赤「うん!バイバーイ!」
みんなに挨拶しながら歩いていく。いつも通りの日常だ。
赤「あ、ないくん達いた!」
水「ほんとだ!」
門のところにいる二人は学ラン姿でかなり目を惹くからわかりやすい。
赤「ないくーん!」
水「いふく〜ん♪」
二人の元へ急いで向かう。
桃「もう、走ったら危ないでしょ?」
赤「えへへ〜w」
青「ほとけも足元気ぃつけてな?」
水「うんっ!」
まったく、いふくんは心配症だな〜…
水「あ、そうだ!二人とも今週の土曜日暇?」
桃「うん、暇だけど… 」
青「俺も予定ないで?」
水「じゃあ僕らの文化祭来てよ!」
桃「そっか、もうすぐ文化祭か!」
青「俺も、行ってええん…?部外者やのに、、、」
桃「え、まろ知らないの?うちの学校は姉妹校だから学生証さえあれば特別に入れるんだよ?」
青「そうなん!?俺初めて知ったんやけど…」
あれ?いふくん知らなかったんだ?僕は最近説明されたから知ってたんだけど…
赤「まぁとにかく!二人とも来てくれる?」
桃と青「「もちろん!!」」
水「やった〜!」
二人が来てくれるの嬉しいな〜!一緒に回ったらすごく楽しいんだろうな〜♪いふくん、お化け屋敷とか苦手そう…こっそり連れて行っちゃお〜!僕はホラーゲームとかは怖いけど、お化け屋敷だけ何故か大丈夫なんだよね〜。何でだろ?作り物ってわかってるからかな?でもゲームも作り物だよね?
あれー?まぁいっか!
水「僕らのクラスはアニマルコスプレ喫茶の予定だよ! 」
桃と青「アニマルコスプレ喫茶、?」
赤「二人とも息ぴったりだねw」
二人はほんとに仲がいいな〜。あれ、何だか胸が痛い…?どうしてだろう、、、
赤「名前の通りコスプレして、プラスで動物の耳とか尻尾とかもつけるんだよ」
桃「へぇー!めちゃくちゃ楽しみ!」
青「俺も楽しみやな〜」
二人とも楽しみにしてくれてるみたい!期待に応えれるようしっかり接客しなくちゃね!