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番外編85『喧嘩しました』後編
前回のあらすじ
アモンとお姉ちゃんが喧嘩しちゃった!
そこで仲直りのために私達は作戦を考え、ついに実行に移す!
その日の夜――。
主様の部屋
『……。』
(いつもならアモンが部屋に来て…。
髪とかしたり、一緒に寝るまで話したりするのに…今日は…1人か…。)
『アモン……。やっぱり私が原因だし、私から謝りに……。』
と、その時だった。
ダッダッダ…!
ガチャ!
『お姉ちゃん大変!』
『ゆ、百合菜?どうしたの?』
『アモンが悪い人達に連れてかれちゃったの!』
『嘘!?また裏路地に…?』
『とにかく早く来て!アモンがまたボコボコにされちゃう!』
私は剣を持って屋敷を後にする。
(アモン――!!)
私は屋敷を飛び出して街へ走る。
『はぁ、ほんとに世話の焼ける…。』
俺達は窓から様子を見る。
主様が屋敷を飛び出す数時間前――
『この時間いつも主様の部屋に行ってる時間っすね。』
(主様と何気もない話して、安眠サポートして…一緒に過ごす……。)
『それももう出来ない…っすね。…そんなの、そんなの嫌っす…。』
俺はベットから起き上がる。
『俺から謝りに行かないと――!』
コンコンッ。
『アモン大変だよ!』
『フェネスさん?どうしたんすか?』
『主様が屋敷に帰ってきてないんだよ、もう夜なのに…。』
『え!?』
(まさか、俺と屋敷に居たくなくて、出てったってことっすか……?)
『夜は危ないし迎えに行かないと…もし天使の警報が鳴ったら……。』
俺は武器を持って屋敷を飛び出す。
『俺が行きます。主様の恋人は俺っす。』
俺は走って街へ向かった。
『作戦成功、だね。』
『お姉ちゃんも素直じゃないんだから。』
窓からアモンの走っていく姿を見つめる。
『さて、どうなるかな…。』
エスポワール 路地裏
『アモン、どこ……?』
(まさか、もうボコボコにされてどこか別の場所へ……。)
『そんな、アモン…。』
(探しに行かないと、アモンが……。)
路地裏から出ようとした時だった。
ドンッ!
『きゃぁ!』
『わぁっ!』
((ん?聞き覚えのある声……。))
『『え!?』』
『『主様!?\アモン!?』』
『どうしてここに?怪我してない?路地裏に連れ込まれたって……。』
『主様こそ俺と屋敷にいたくなくて出てったんじゃ……。』
『『……??』』
((百合菜\フェネスさんに騙された……っ!!))
一方その頃――
『『ᐠ( ᐛ )ᐟᐠ( ᐖ )ᐟハイタッチ』』
『良かった…アモンがまた殴られたらって考えたらもういても立っても居られなくて…』
『俺もっすよ…。屋敷を出てったって聞いたから夜も遅いし天使に襲われでもしたら俺…。』
『『……。』』
言いたいことがあるのに出てこない。
『『あの…』』
口を開いかと思えば同時に被る。
『あ、アモンから…』
『いや、主様から…』
『…ごめんね。アモン。』
『俺の方こそ…ごめんなさいっす。嫌いなんて本心じゃないっす。』
『わ、私も…嫌いなんて嘘…本当は…今も大好き。』
『主様……。』
俺は主様に近づく。
『今凄く主様にキスしたいっす…いいっすか?』
トンッ。
背中に壁が当たり、アモンに壁ドンされる。
『うん…。』
主様の頬に触れて唇にキスをする。
『ん…っ。』
ぬるっと舌が入ってくる。
『ん、んぅ……っ。アモン…。』
『主様……。』
お互いの息を奪い合うような深いキスを交わす。
『ん、は…ぁ。』
唇が離れる。
『主様、今日…一緒に寝てもいいっすか?』
『私も…言おうと思ってたの。隣で…寝て欲しい。』
こうして、無事仲直りをして屋敷へ戻ることに。
『お待たせ、アモン。』
『髪とかすっすよ。』
椅子に座るように促される。
『あれ、このヘアオイルって…』
『アモンの好きな香りにしたの……今日は一緒に寝るから…』
(え?俺誘われてます?)
『あーもう…可愛すぎるっすよ…。』
『え?』
『俺だって我慢してるんすから、あんまりその可愛いこと言わないで下さいっす。』
『あ、えと、そんなつもりは…』
私は顔を真っ赤にして下を向く。
(かわい……。)
私とアモンはベットに入る。
『おやすみなさい、主様。』
『おやすみ、アモン。』
背中を向けてお互いに目を閉じる。
『……。』
(久しぶりだから初々しいっすね。でも主様のこと抱きしめて寝たいっす。でももう寝ちゃったっすよね。)
『主様、起きてますか?』
『…寝てる。』
『起きてるっすね。』
俺は主様を後ろから抱きしめる。
『っ……!』
『こっちの方が…主様のことをより感じられるっす。』
『…っ。』
(ドキドキして眠れない…。)
翌朝――。
『あれ、お姉ちゃん達まだ寝てるの?』
『敢えて部屋にいかないんですよ。ほら、ね?』
『……あー…(察し)』
と、その時――。
『アモンのバカー!』
お姉ちゃんの怒号が飛んでくる。
『また喧嘩…?』
『いやこれは……。』
こっそりお姉ちゃんの部屋のドアを開けて様子を見る。
『こんな所に痕つけて!寝てる間につけたのね!この意地悪!』
『主様だって嬉しそうにしてたじゃないっすか。独占欲の証っすよ。』
『っー!人が寝てる時になんてこと…。』
『でも本当は嬉しいっすよね?』
アモンは私の髪を撫でる。
『っ、それは…』
『また昨日みたいなキスが欲しいっすか?』
『っ……。』
ガタッ。
『え?』
音がしてドアの方を見つめる。
『あ、バレた…』
『ゆ、百合菜…それに、みんな…いつから…』
『最初から、かな?』
『ご主人サマ、アモン、いいよ続けて?』
『『続けられるかー!!』』
めでたしめでたし……♡♡
ぷち
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MAKO
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コメント
1件
キャー!!!!!!😭💕💕 もうね、百合菜ちゃんとフェネスさんの策略にまんまと引っかかる2人が可愛すぎて胸がきゅんきゅんしたよ…!!「寝てる」って言いながら返事するところとか、後ろから抱きしめるシーンとか、エモすぎて叫んだわ…!!! 翌朝の「痕つけた!」からのまさかのドアの外にみんな発覚で「続けられるかー!!」の流れ最高すぎた😂💖 アモンと主様、仲直りできて本当によかったね…!! ぷちさんの甘々なやり取り、今日の推し糖分です✨