テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
キミとの出会いは ─ 、任務で行った〝 人身売買 〟の会場。
「 …… 。」
今回、任務で来たのは人身売買の会場で、任務内容は、〝 ここで1番高い商品 〟を買え。だそうだ。ついでに会場の掃除をしろ、とも言われた。
( 人身売買 … 、)
今の時代でもやってると思うと、…… 虫唾が走る。
子供や異性を誘拐して、売って、お金にする。
ほんと今の人の脳みそはどうなんでんだ。
… ところで、俺はマフィア。人々が〝 悪 〟だと謳う存在。
でも、俺たちは悪事は行わない。大抵、人々が〝 正義 〟だと謳うことをしてるはずなのに。みな、先入観に囚われてる。
くだらない … 。
「 最後の商品です!!」
( 来た。)
「 なんと ─── !?」
「 天性白髪で、目に十字架がめり込んでいる少女だあぁ!!!」
ひらっ、と大きなスズランから1人の少女が現れて、舞姫のように舞い始める。
最初は舐めていた人達も息を飲むほどに、美しい。
… それは俺を含めてだった。今まで組んでいた頬杖も彼女が現れると解けてしまった。
彼女の目は俺と似ている黄緑で、瞳は十字架。
そして、俺の頬にひどく季節外れの春風が撫でたような気がしたんだ。
主から
毎日投稿3日目! 普通に1本完成しちゃったんで、投稿しちゃいます(
コメント
1件
人身売買で出会うのとか……奇跡みたいだ…(( 季節外れの春風は凄い……(?)