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中原のセーフハウスにて
中原「ん…もう朝か」
太宰「ん…、ちゅう…や…」
中原「!?…なんだ寝言か…」
「さて…朝飯の支度でもするか…っ?」
支度をしようと起き上がろうとしたら服が何かに引っ張られた。何だと思い下を向いたら太宰が掴んでいたのだ。
中原「はぁ…朝から天使か?…ふっ…そうだなァ…」
何やらニヤリと笑い太宰の耳元へ顔を近づけた。
中原「そんなに俺から離れたくないのかァ?太宰♡」
太宰「ふぁっ!?、ぁ…ぁえ…な///!?」
中原「おはよ太宰」
太宰「あっ…ちゅ…う…や…?おはよ…?」
中原「いつまで掴んでる気だ?」
太宰「は?…ぁ///これは…そのぉ…///」
中原「ほら、着替えるぞ」
太宰「う、うん」
中原「…手前…ちゃんと食べてたのかよ…?」
太宰は寝間着を脱ぎ始めた。太宰の体付きをみる限り探偵社にいた頃もろくに食べていたいことが分かった。
太宰「はぇ…?」
中原「細すぎンだよ、ほら」
中原は着替え途中の太宰をだき抱えた。所謂お姫様抱っこだ。矢張り軽すぎた。
太宰「ちょっ///!?やめてよ!はずかしい///…だって…」
中原「ンだよ?…」
太宰「中也のご飯以外…味しないもん…」
中原「だからか…他の奴のご飯にめっちゃ味の素かけてたの…」
太宰「しょうがないじゃん…」
中原「そーかよ…」
太宰「ほらっ僕お腹空いた!」
中原「ン…フレンチトースでも作るか…」
太宰「やったー!!」
中原「ほら、出来たぞ」
太宰「ふぁー頂きます!」
太宰「ハムッ(´~`)モグモグん〜美味しい〜」
中原「!…ふはっ付いてるぞ」
太宰「ふぇ…ぇ…?」
中原は太宰に付いている生クリームを舐め取ったのだ。
中原「おっ、中々上手く出来たな…」
太宰「へ…?」
太宰は見る見るうちに顔が真っ赤になり湯気が出てきたように見えた。その後太宰は顔にクリームがつかぬように最新の注意をはらいながら食べた。中原はその様子を微笑ましそうに見た。
太宰「ん〜…何しよう」
朝食が食べ終わりする事も特になかった。
中原「そりゃっ!」
太宰「ふひゃっ!!」
ソファに座っていた太宰の太腿に中原は自身の頭を乗せた。
太宰「あの〜中原さん?」
中原「ん?」
太宰「何してるの…?」
中原「寝てる」
太宰「うぐっ…(偶にはやり返したい…そうだっ!)」
太宰「ちゅーやー此方向いて」
中原「ンだよ…、っ!?」
太宰「…」
太宰はそっと中原の唇を塞いだ。どのくらい時が経ったのか分からない。暫くして離した。中原はポカンとしていた。
中原「…太宰…」
太宰「ひゃっ、ひゃい///」
中原「之は…襲えということだな?」
太宰「は…?」
次の日太宰はベットから動けなかったという。