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こんな世の中で、アイビーと一緒に居れて嬉し—
第1章.出会い
私は生まれてまもない時からずっとここの天然パーマで金髪が特徴的な同年代くらいの女の子が来た。その子はアイビーと言うらしい。彼女は気さくに話しかけてきた。
「よろしくね!」
「あ、よろしくお願いします。」
私は人前で話すのが苦手だ、だから、少し返事に詰まってしまった。またアイビーが話しかけてきた。
「ねぇ!名前なんて言うの?」
「クワです、、」
「へ~!クワの花が由来なの??」
「わかんない、多分そうだと思う。」
「花の由来なら私と一緒だ!」
アイビーの名前は花が由来らしい。そこからは会話が途切れた。ただ1つ気になることがあった、ここまで陽気で変な感じもしないのになぜこの施設に来たんだろう。でも聞く勇気は私にはなかった。ここ日はこのまま終わった。
次の日いつものように英文を和訳していたら部屋のドアが空いた。アイビーだった。
「おはよう!クワ!」
「おはよう、」
挨拶を交わしたら、アイビーが質問してきた。
「クワってどうしてここにいるの? 」
アイビーが急に聞いてきた
「わかんないの」
「そうなんだ~!」
あ、この流れなら昨日気になったことも聞けるかも。
「アイビーは、?」
「ん?」
「なんでここにいるの,?」
「ウーン成り行き的な?」
成り行きってなんやねん。でもきっと複雑なんだろう。あまり聞きすぎないようにするか。
アイビーは毎日私の部屋に来た。そうしてきてるうちに私とアイビーは仲が良くなった。毎日話してるとは外の景色だったり今度施設内で行われるイベントの話とかだ。
来週の金曜日に毎年行われてるイベントをやるんだ。
私はずっと参加してこなかったんだけど、今年はアイビーと一緒に参加する。結構楽しみだ。
「あ〜早く来週にならないかな~!」
いつの間にかアイビーが部屋にいた
「だね~私今年初めて参加するし結構楽しみ」
「そうなの!!え、一緒に回ろ!」
「そうしよ~」
そんなことを毎日話していた。
そしていつの間にかイベントの日になった。施設内は人でごった返していて人混みが苦手な私は〇にかけた。てかそもそも、こんなちっさい施設に こんな量の人いたのかよ。
イベントの内容は施設の人が屋台を出してそれを食べたりお面をつけたりしていた。こんなことくらい外でやればいいのになんで中でやるのか分からないが、楽しかったから良し。アイビーも楽しんでいてお面を買っていた。私は何も買わなかったがアイビーはお面以外にも色々買っていた。
そんな感じでイベントが終わったら、いつもの無色な施設に戻った。
イベントが終わってもアイビーとの会話は変わらなかった。
変わったとしたら外の景色の話が多くなっただけだ。
「クワって外に出たことあるの?」
「出たことないかも」
「やっぱり!クワって全然日焼けしてないからだと思った!!」
「そんなかな?でもアイビーも日焼けしてないじゃん!」
「私は外に出たことあるし~!クワは知らないでしょ!ベルギーのあの街の雰囲気!」
「私日本からも出たことないし!ヨーロッパなんてわかんないよ笑」
「そっか笑」
アイビーは元々はベルギーに住んでたらしい。改めて見ると顔立ちがヨーロッパの顔立ちであることがわかった。私とは違ってぱっちりした二重に立体的な顔をしていた。
でもこれを知ったらもっと気になることが増えた。なんでベルギーに居たのに日本に来たのか。そして親の話を全然聞かないから親とどういう人なのかわかんない。
ある時聞いてみたんだ、親の事を
「ねえアイビーの親ってどんな人?」
「私の親はね~お母さんがベルギーでお父さんがイギリスの人なの~」
「そうなの!ハーフやん羨ましい~ 」
「そーでもね、私の事捨てたの小さい頃にね」
私は言葉に詰まった。やばいことを聞いてしまった。すっごい謝りたくなった。
「え、そうなんだ、ごめんねこんなこと聞いて、」
「ん~?全然いいよ~!親が捨ててくれたお陰で今こうしてクワに会えた!」
アイビーはとにかくポジティブだった。
でもある時からアイビーはおかしくなった、この施設に入った理由がわかったんだ、わかってしまったんだ。
第1章終わり