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於田縫紀
1,968
きつねもち
819
#バトル
たーくん
265
「リュカ・セレイン…」
「いい名前ね! 」
「リュカって読んでもいい?」
「いいけど、」
「ありがとう!改めて、 イーリス・フェリシア、イーリスって呼んでね!」
「あぁ、」
イーリスは、ベッドからゆっくりと立ち上がった
昨日はいろいろなことがありすぎた
魔物との戦い
リュカとの出会い
そして、ーーお母さん
考えれば考えるほど胸が苦しくなる
……
「あのさ、、」
「ごめん、先に顔洗ってくるね」
「あっ、ちょっ、」
イーリスは、部屋の隅の洗面台へ向かった
そして、ふとそこに置かれた鏡に目を向ける
「……え?」
動きが止まった。
鏡に映っている自分。
そこにある髪はーーー
昨日までの青色ではなかった。
朝の光を受けて、淡い金色に輝いている。
「これ、私の髪…?」
イーリスは一房の髪をつまんだ
何度見ても変わらない。
「なんで…?」
後ろにいたリュカが静かに口をひらいた
「…昨日からだよ」
「昨日… 」
イーリスが振り返る
リュカは少し目をそらした
「言えるような雰囲気じゃなかっただろ」
「……」
イーリスはもう一度鏡に映るじぶんを見つめる。
そして、ある言葉が頭をよぎった。
ーー金髪の魔法使い。
魔法使いの中でも最高峰とされる存在
数百年もの間、あらわれていない存在
「…私が、金髪…?」
「でも、どうして、普通の魔法使いから色が変わるなんて、しかも金髪なんて…」
「俺もわからない…」
「あれ…昨日の私、なんで倒れたんだろう…」
「ま、魔力切れじゃないか、あんなに膨大な魔力使っていたし」
「確かに…」
魔力切れで、髪色が変化…おかしいよね、、
そのときーー
「あ… 」
イーリスが何かを思い出したように声を上げた
「手紙……!」
「手紙?」
イーリスは慌てて、昨日読んだお母さんの手紙を見た
「ここ…」
指で文字をなぞる
『あなたはこれから、その力をどう使うのかーー』
『虹の空』
「…虹の空、」
「お母さんは私の力についてなにか知っていたのかも、それどころか、もしかして、金髪になることを知っていたみたいに…」
「あり得るな、シャリアン・フェリシアさんなら」
「ていうか、なんでリュカはさん付けで呼ぶの?」
「当たり前だろ、だって、お前のお母さんは…」
「?」
「(まさかこいつ、知らないのか?)なんでもない」
なにいいかけたんだ、、?
「とりあえず、私は虹の空へ行ってみようと思う」
「正気か?手がかりもないのに」
「うん、わかってる」
イーリスはまっすぐにリュカを見る。
「虹の空にいく!」
「そこへいけば、私の髪がどうして金色になったのかも、昨日のことも、何かわかるかもしれない!」
「それに、お母さんが残してくれた、最後の言葉だから」
リュカはしばらく黙っていた。
そしてーー
「…俺も行く。」
「へ?」
「俺も行ってみたいし…」
「そう?まぁいいけど、無理に来なくても…」
「お前1人じゃ危なっかしいからな」
ふふっ
イーリスは少しだけ笑った
「よし、じゃあ行こう」
こうしてーー
二人はまだみたこともない場所
『虹の空』を目指すことになった
虹の空への、果てしない冒険へ!!!
コメント
2件
こんにちは!作者です いろいろと、不思議なことがたくさんありますね、、 これからのお話で解明いこうとおもっているので、引き続き見ていただけると嬉しいです! 次からは、本格的にお話がスタートします! ミテネ~
いやもう第6話、エモすぎた!!😭💕 イーリスの髪が金色に変わってるシーン、めっちゃ衝撃だったし、お母さんの手紙とつながって「虹の空」に行く決意固める流れが熱すぎる!! リュカが「お前1人じゃ危なっかしいからな」って言いながらついてくるの、ツンデレすぎてキュンと来たんだが…?!🥺💖 この2人の旅、めっちゃ楽しみすぎる!!次の話が待ち遠しいよ〜!!✨