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携帯電話の画面に表示された、大事な思い出の写真。
高校の、文化祭のときの自撮り写真だ。
誰もいない教室を背景に、
照れくさそうに微笑む私と、緊張と気まずさからか硬い表情の保科くんが、ぎこちなく体を寄せ合って写っている。
(懐かしい……)
うっかり表示させてしまったものだということを忘れていると、隣から焦った声がした。
「リタ嬢、その写真はダメだっ」
「え? あ……!」
しまった。
これは、保科くん――ユージーン王の前世の姿が写っているから、イルバートさんに勝手には見せられない。
はっとして慌てて画面を消そうとしたら、
「そういうこと言われると気になるんだけど?」
「おいっ……」
一瞬の隙にイルバートさんは私の手首ごと動きを封じて、強引に画面を覗き込む。
(遅かった……)
「ん? ちょっと待って、これ……」
写真をまじまじと見たあと、今度はユージーン王の顔をじ**************
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