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国連視点ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
突然だが最近、私は国達の仲が悪いことに困っている。ただ仲が悪いだけなら良いのだが、これが仕事にまで支障をきたしているというのだ。どうにかしなければ、と考えてはみてもなかなかいい案が思い浮かばない。
EUなら何かいい案を出してくれるだろう…と私はEUの元へ足を運んだ。
バンッッ
国連「EUさん!!相談に乗ってくれませんか!!」
??「ちゃんとノックをしてから入ってきてくださいね」
この微笑んでいる男はEUだ。笑ってはいるものの、明らかに顔が疲れているし、何より目の下の隈が酷い。
EU「で、なんですか。相談というのは。」
国連「それが、最近国たちの仲が悪くて仕事に支障が出ていると苦情が来ましてね。どうにかしようと考えてもなかなかいいアイデアが浮かんでこないもので…そこであなたに相談しよう、と言う結論に至ったわけです。」
EU「仲が悪い…か、そうですね、なら…」
EU「シェアハウス、なんでどうですか?」
国連「!!その手があったのか!!」
私は歓喜の声を上げた後、
国連「よし、そうと決まればさっそく…!!」
視点なしーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1週間後…
国連「皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。」
アメリカ「チッ…なんだよ、臨時収集って…」
日本「まぁまぁ、国連さんも考え無しに私達を呼んだわけではないでしょうし…ね?」
はぁ、とため息をつきながら悪態を着いているこの男はアメリカだ。そして、その横でアメリカをなだめているのが日本だ。
国連「では本日皆様に集まっていただいた理由についてお話します。」
国連「最近、国達の仲が悪くて仕事に支障が出ている、と苦情が入りましてね。」
別に仕事はちゃんとこなしているだろう、と文句を言う国たちを横目に国連は続けた。
国連「どうにかしなければと私なりに考えまして、そこで、ここに来ていただいている皆様にシェアハウスをしてもらおうという結論に至ったわけです。」
韓国「ああなんだシェアh…ってえ?!シェアハウス?!」
可憐な2度見(笑)である。
ロシア「はあああああ?!何故俺がこんなヤツらとシェアハウスなんか!!」
国連「それは普段から仕事を真面目に取り組んでいない貴方達のせいですよ。」
イギリス「ちなみに拒否権は…?」
国連「あるわけないでしょう😊」
ソ連「こんなことならちゃんと仕事しておけばよかった…」
国連「それでは、詳細についてお話します。」
〜部屋について〜 基本的に何を持ち込んでも大丈夫だが、必要最低限の備品は用意されている
部屋は3つ、他にはリビング、寝室が3つ、トイレ、大浴場となる。
国連「部屋のメンバーは以下の通りです。」
1号室:アメリカ、ロシア、ドイツ、日帝、イタリア 2号室:中国、韓国、日本、北朝鮮、イタ王 3号室:カナダ、イギリス、フランス、ナチス、ソ連
ドイツ「おい待て旧国いるなんて聞いてないぞ」
国連「ああすみません(笑)言っていませんでしたね」
ドイツ「おいまてふざけんじゃn」
国連「(無視)それでは皆さん、シェアハウスは明日からとなります。今日中に移動の準備を済ませておいてください。」
国連「それでは、解散です。」
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