もしも 僕 だけ の 世界 だけで 、
誰か を 失うこと は ない 。
誰か を 恨むことなんてなかったのに 。
それなら 、 僕 は どれほど 良かったのだろうか 。
『 … っ ! なんで … ッ 、 』
「 ぁ … ッ ” は … ぁ ッ 、 ___ 」
『 ごめんね … ッ !! ねぇ ッ !! 』
「 … 」
抱きしめてしまったら もう最後 。
『 … っ ___ 、 』
鼓動 は 感じずに 。
貴方 の 心地良い 暖かさ も … 全部 が …
たった 1人 の 男 の 手 で … 。
僕 が 着ている 白いパーカー が 赤く染っていく 。
『 … ぅ… ぁ … ッ 、 』
貴方 を 好き で いた日々 が 何よりも
大切 で 、 愛しくて 、 痛くて 、 タカラモノ 。
次 は ちゃんと 手 を 握ってみせるから 。
ねぇ … 許してくれ …
最低 で … 守らなかった … 俺 を … 許してくれ …
そして …
殺してしまった … 俺 を 許して欲しい … 。