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#異世界
るるくらげ
315
#完結済み/分割投稿中
進路の相談から日が経つにつれて自分の大学生活がだんだん近づいてくる感じがあった。なんだろう、実感はないのだけれど、周りにやってくるものがそれを示していくと言えばいいのだろうか。
小林先生に呼び出され、大学の願書を書く。そして提出し、しばらくすると郵送で合格通知がやってきた。
「・・・こんな感じなんですね」
「そりゃあなあ。指定校だし」
僕がそう聞くと先生はお茶を片手にそう答えた。
「あとはその大学の案内に従えば良い。・・・ほら、アパートとかそういうの決めないといけないだろう?」
送られてきた封筒を開けると中には「新入生におすすめのノートパソコンのカタログ」とか「新生活に向けての心構え」とか「アパートの斡旋情報」とかが書かれた紙も入っている。
「・・・大学に併設されているここ。この学生支援をしている専門のところがあるからそこに電話してみるといい。一番は住む場所を決めるのが重要だから」
「わかりました」
その日、言われた通りそこに電話をすると「アパートを決めてもらう必要があるので来てください」
とのこと。
週末、両親の時間が取れるときに大学へ向かった。新幹線に乗り、在来線を乗り継ぎ目的地へ。
「・・・思ったよりも何もない」
というのが大学の最寄り駅に付いた感想だった。まあでもそれもそうなのだけれど。ここは都心から少し離れた場所にあるから、ベットタウンとして機能している。だから住宅地とか商店街とかそういういかにも「生活」という感じの雰囲気。
テレビで見るような「都会」って感じはあんまりしなかったのだけれど。
それでも、駅にある路線図を見るとやっぱり聞いたことの有るような駅につながっている。それを見ると「ああ、ここって僕の地元じゃないんだ」というごく当たり前の感想が出てくるわけで。
そんな風景を眺めつつ、駅の案内板とかスマホで地図を見ながら大学の有る場所へ向かって行くことに。
「・・・こういうお店で買い物とかするのか」
ここに住む。という実感はないのにも関わらずアパートを決めにきた。というのは何だか自分には実感がわかなかった。
やがて自分が通う大学に到着すると、中にある「学生支援受付」という場所に向かう。そして到着し、中に入ると早速担当者が登場、そのまま何軒かのアパートの下見に行くことに。
「ここはおすすめですよ」
提案されたアパート。どれも割といい感じではあったのだけけれど、買い物とか駅とかそういうのを加味して決めることにした。
スムーズにアパートを決めて帰宅。そして次の日、学校に行くと今度は関本先生に呼び出される。
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