主 雑of雑。長いくせに内容あんまりの駄作ができてしまいましたが、暖かい目で見てください。
では、本編へどうぞ!!
iemon視点
めめさんは俺の話をしっかりと聴いてくれた。ああこの人なら、この人について行きたいと思った。
「あの…言いづらかったらいいんですけどiemonさんはなぜ村を出たんですか?」
めめさんが不思議そうに聞いてきた。
「まあ大したことないんですけど…
俺には3人の兄弟がいた。俺は末っ子で俺たちの両親はもうすでに死んでいた。俺はあの2人が大好きだった。魔法が使えることを言っても嫌そうな表情をせずに「すごい!!」「さすが俺たちの弟だな」と言ってくれた。だが魔法が使えることは町中に広まってしまった…
「怖い」
「近寄りたくない」
なんて罵声はいつものことで歩くだけで物を投げられる。辛い時はいつも2人がそばにいた。俺と2人は結構歳が離れていてそれぞれ家があった。俺も1人暮らしになり家に入っても植物だらけ。
兄さんと少し遠出して薬草をとりにってきた(認識阻害の魔法をかけて)帰りに聞こえた。もう家に帰っているけど、なんで家の前で話すかなあ…
「〇〇君ッ聞いてッ」
フリフリした服を揺らしながら兄さんに駆け寄ってきた。ハアハアと疲れたように兄さんによろけた。
「どうしたんだ?」
「あのね!!iemonくんにね!!」
!?俺が話しに出てくるとは思わなかった。素通りしようと思ったが気になって家から魔法を使って盗み見た。
「?iemonがどうした?」
「その…
彼女はもじもじしながら腕を見せた。腕は血だらけになっていた。
「これ、さっきiemonくんとトラブルになっちゃって…えと手当て、お願いできるかな?」
は?俺なんもやってないんだけど…
「…」
兄さんはジッと怪我を見ていた。
「今、iemonはどこにいるか知っているか?」
!!!!兄さん、怒るのかな?でも俺はやってないし。まあいいや見つからなければいいし。
「え?うーんと、わからないなぁ。あっでもでも!!私、怒ってないよ?ただ少し悲しかっただけ!!慰めてくれる?」
コテンと効果音がつきそうなように首を傾げた。いや、話し変わってるじゃん。あいつ絶対兄さんのこと好きだって…
「いや…はあ、iemonは家の方に歩いていったか?」
「はぇ?ううん、逆方向に行ったと思うよ!!(知らんけど)」
俺お前と会ってないし、ていうかなにそれ。適当じゃん…
「そうか…iemonは家にいるが?」
「え?」
「さっきまでiemonと一緒にいたし、多分もう家に着いているはずだが」
「チッ」
こわっ女こわっ
「え、でもでもぉ」
次の瞬間、兄さんは刺されていた。
もう1人の兄さんが助けに行くとまた刺されてしまった。
「はあ…私のものにならないから悪いんだよ!!あんなキモい弟ばっか構って!!ねえ私悪くないよ?ねえ」
なんなんだよこいつ…情緒どうした…ていうか綺麗に心臓刺してんじゃん…は?心臓?
気づいたら村を壊してた…もう要はないよ、こんな村…
「iemonさん、大変でしたね。というかその女性、愛が重いんですね…すみません、これから寝るのにこんな暗い話。」
申し訳なさそうにめめさんが言う。
「じゃあ、もう寝ましょうか!!明日もありますし!!それに…よく頑張りましたね!!今まで!!では行きましょう」
明るい声で一気に空気が軽くなる。兄さんたちを守れなかった俺がこんなことをいう資格はないんだろうけど
「めめさんたちを守りたい、絶対に死なせない」
まあ、めめさんたちは全員強いけど。ぼそっと小さな声で言った。
「?なんか言いましたか?」
めめさんが振り返る。
「いえ、なにも。」
コメント
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初コメ失礼します! iemonさん、かっこよすぎます!(iemonさん推し)このストーリー(?)好きなので続き楽しみにしています!
iemonさん! 神だ〜(訳:面白かった)