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「ルカって強化系でしょ?」

「そうだけど?」

部屋に入ってきて、シャルナークが言った。

「ふーん。じゃあ、腕っ節はいいんでしょ?」

「う、…ど、どうかなー…?」

私が自信無さげに言うと、ふーん。とシャルが言いながら、いきなり蹴りをかましてきた。

「う、わぁっ!」

私が咄嗟に避けると、「ダメだよ。油断しちゃ。」とシャルが言った。

「やるならやるって言って!」

と私が反発すると、敵は言わないよー。とシャルが言った。

これだから強化系は、警戒心無いんだから。と、シャルが付け足す。

くっそぉ…。

ムカつくし、今すぐ顔面に一発ぶち込んでやりたいと思ったがシャルナークに自分がそこまで出来ると思わないので、辞めた。

「あ、あとさ。俺、操作系だから針には気をつけた方がいいよ。」

と、シャルナークがさらっと言う。

私は恐怖心からか、顔を青ざめていると。

「ま、使わないけどね。」

とシャルが言う。














しばらくの体術のみの戦闘を終えたところで、シャルナークが切り出した。

「結構やったし。休憩しようよ。どうせルカも限界でしょ?」

シャルナークがこちらを見ながら言った。

「うん。そーだね、」

と私が言う。

結構汗かいたな…。着替えよう。


「ん?どこ行くの?」

シャルがそう言った。

「え、いや。汗で気持ち悪いから。着替えようと思って、」

私が淡々と答えるとシャルはにやにやしながらこう言った。

「へー、そうなんだ。盗撮してそのルカの生着替え動画団長に売っていい?」

シャルナークが冗談混じりにそう言った。

「殴るよ?」

私が怒りを顔に出しながら、シャルナークの胸ぐらを掴んだ。

「ははっ、冗談だって!でも、団長なら買ってくれそうじゃない?」

「はぁ…、やめてよ。変な事言わないで!」

私は怒りながら、自分の部屋に入っていった。





まったく、縁起でも無い事言って…。

でも、シャルならしかねないからなぁ…


気をつけよう…。







「じゃ、稽古も終えた事だし。俺行くね。」

「うん、じゃーね。」


シャルは手を振ると、バタンと扉を閉め出ていった。


…はぁ。やっぱ、ああゆうチャラチャラした奴は疲れるんだよな。本気か冗談かも区別つかないし、。


明日は誰だっけ?フィンクスか、ウボォーだった気がする。

どっちも強化系だから、怖いんだよな。


はぁ、ボコボコにされる未来しか見えない…。

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