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そういえばもうすぐ体育祭か。
一応全校生徒参加とされているが、特進クラスの生徒は大体が最低限出場しなければならない競技だけ適当に出て空き時間は勉強していたり、学校自体に来ない生徒もいるくらいで他のクラスのように体育祭を楽しむ雰囲気はほとんどなかった。
「カイ君早くー!次のところ音楽に合わせるよ」
「はーい!ごめん!すぐ行く!」
階段を降りて廊下に出た瞬間の事だ。
バタバタッ!
ドンッ!!
「ウワッ!!」
「……!……痛っ」
廊下に出た瞬間に走って来た生徒とぶつかり、思ったよりも衝突が激しかったようで上の空で歩いていた俺はその場で尻もちをついた。
「イタタ……って!わああっ!すいません!大丈夫ですか!?」
「あぁ……」
顔を上げると俺の心臓に衝撃が走った。
そこにいたのは……
美少年……!?
心配そうに俺を覗き込む男子の制服を着た生*************************
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