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最近は何故かゆずの夢を見る
「おにーちゃんー!」
明るくて優しくて陽だまりのような笑顔を
もう何年見ていないのだろうか
俺は…何故鬼に近いのだろう…
瞳孔は昔から猫のように尖っていて
歯は尖っている
そういえば昔喧嘩して相手に噛み付いたら
相手が血を出していた
俺はそれを…どうしたんだっけ?
思い出せない
月歌「…音さん…桜音さん!」
桜音「っは!」
「俺寝てたのか?」
月歌「はいぐっすりと私の屋敷で」
月音「僕もいるよ〜」
瑠月「ルナもいます!」
桜音「なんでお前らいんだよ」
月歌「それは貴方もですが?」
桜音「まず俺なんで花屋敷に?」
月歌「貴方昨晩の任務で怪我をして
うちに運ばれたんです」
桜音「そういえばお前医者だったな」
月歌「もう一度殴ればその頭治りますかね」
瑠月「それはやめときましょう」
月歌「瑠月さんが言うなら」
モブ「花柱様!氷柱様!蝶柱様!大変です!」
柱「何事ですか?/だ?」
モブ「鬼が現れました!」
柱「!!!」
桜音「ゆず!!!!」
ダっ!!!!
瑠月「ゆずってたしか桜音さんが探していた
鬼ですよね?」
月歌「えぇ、たしか攫われたって言ってました」
瑠月「おかしくないですか?攫われたのに何故鬼になったと?」
月音「あいつは自分の妹が鬼にされてから
攫われるのを見たんだよ」
瑠月「え?」
「でもそしたらすぐに身内である桜音さんは
食べられてるんじゃ?」
月歌「その通りです。ですが妹さんは 何ら
かの手段で飢餓を乗り越えたのでしょう」
「ですが人を喰わない鬼など聞いたことがない」
月音「僕も月歌ちゃんの考えに同感です」
月歌「……私達も行ってみましょう」
ゆず!ゆず!!何処だ!何処にいるんだ!
モブ「蝶柱様この鬼です!」
桜音「!!!!」
ゆずじゃない…
桜音「鬼…さっさと死ねやぁ!!!」
桜音「蝶の呼吸 参の型永久の苦しみ」
鬼「あ…あ…あぁぁぁぁぁあ!!!!!」
「く…る…しい…おにぃ…ちゃ…ん」
桜音「………さっさとくたばれ糞野郎」
月歌「鬼は?」
桜音「いま殺した。」
月歌「そうですか…傷が開いてますね」
桜音「このくらい平気だ。俺は少しばかり
屋敷を開ける」
月音「なら僕も…」
桜音「来るな…」
またゆずじゃなかった…
どこにいるんだゆず…
帰ってきてくれ…
夢月「おにーちゃん…ごめんね」
はい!お疲れ様でした!
おつれいらです!