“注意事項”
・二次創作
・ロフマオメイン
・世界滅亡した後の想像のお話
・空想上の化け物出てきます
・死ネタ
・半分(?)獣化します
これらが大丈夫な方はどうぞ!!
地鳴りの音と人々の叫び声と混じって、聞き慣れた声が聞こえてきた。
僕らを安心させるように、来てくれた。
「「っしゃちょお!」」
2人が社長に向かって走っていく。僕も一緒に走って行った。
皆で社長をぎゅっとした。とても嬉しかった。久々に出会える事が…、全員揃った事が…
「皆さんっ、無事だったんですね…!」
「社長こそ!!心配したんすよ!?」
「はははっ、すみません…ケホッ、」
僕は違和感を覚えた。 社長が咳き込んでいる事に…
社長はろふまおの中じゃ1番年上だけど、一番強い人でもある。
だからこそ僕は弱々しくなった社長を見て今の状況はただ事じゃないと理解した。
「…社長、何かされましたか?」
「聞かないでください…」
僕が聞くとそう言い、流石の2人も違和感に気付いたようだった。
顔こそは崩れていないものの、いつものような覇気と言うか…元気がない。
「っせや、こっから逃げんと俺らまで巻き込まれる!!」
まだ地鳴りは続いていた。僕らも逃げないとあの肉塊?だか赤ん坊やらという奴にやられちゃうかもしれない。
僕らも逃げよう、そう言いかけた時だった。
『お前達、それに加賀美ハヤト。持ち場についていたようだな。』
「は?」
「え、いや、」
「えっ。」
「え??」
全員が同じタイミングで違うリアクションをする。
『加賀美ハヤトを呼びに行っていたらいなかったもんで、だがここに居たとはな。』
兵隊が社長に向かって歩いてくる。
「え、ちょ、ッ…」
『あの化け物を倒すのは、加賀美ハヤトがキーなんだ。』
1歩ずつゆっくりこっちに歩いてくる。
『あの化け物についての記憶もあるし、力もある。お前をあの化け物に食わせ、体内で爆発させるんだ。』
『アイツは人間、動物の時に見た化け物の記憶がある、また動物になった事があるやつを条件にすれば生贄としてどっかに行ってくれる。』
そう血も涙も無い事をつらつら言っていく。僕は心底腹が立っていた。
『安心してくれ。きっと失敗しな___』
同時にそれを聞いたふわっちは、言葉よりも先に手を出していた。。兵隊の腹に1発。
凄い威力だったのか、凄い吹き飛んでいった。
「ッぅえ!?!?」
「不破くん!?!?!?」
僕ら二人は目にも止まらぬ速さで兵隊の腹を殴った事に驚いた。
「社長をなんだと思ってんだよ!!!」
『カハッ…げほっ、けほ、』
苦しそうに腹を抱える兵隊。だけどそんな姿に一瞬でもざまぁ、なんて思ってしまった。
だけどあんな温厚な不破くんがこんなキレ散らかしてるところなんて見た事が無い。不破くんにとって社長は…いや僕らが大事な存在だから、だろう。
苦しそうにしながら、会話を続ける。
『だが、ッ…加賀美ハヤトがッ…人類最後の希望なんだッ…』
「…どういう事や。」
『加賀美ハヤト以外にもう…居ないんだ…』
コメント
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コメント失礼します💬 1話から読ませて頂きました!! お話の展開が大好きです❤︎ 続きがすごい楽しみです🎶 これからも応援してますꉂ📣