bigbang
↳題名「僕の唯一のヒョン」を予定してたんですが、
「懐かしの人」に変更します!
我ながら没作でございます…。
‼️ジヨン視点‼️
スンリ、テソン、ヨンベと共に僕達は世界各国でライブし、ソロでも本格的に活動した。
そして何も予定が無い日はメンバーとゆっくり過ごす事にした。
🐲「みんな、お疲れ様」
🐼「ヒョン~!最高でした!」
👼「やっぱり、みんながいるといいですね」
みんな…僕は少し違和感があった。
だが気にしないようにした。
🐼「全員が一番ですよね!」
そうメンバーが言っている中、ヨンベはずっと黙って何かをじっと見ていた。
🐲「ヨンベ?」
☀️「….」
僕の声に反応したヨンベは何も言わずに、僕の方へ振り向いた。
そして、僕に何かを差し出してきた。
🐲「…?なにこれ?」
それは「誰か」からの手紙だった。
いいや、もしかしたらメモなのかもしれない。
勝手に開けて見てもいいのだろうか?
でもここはbigbang関係者しか立ち入りできないはずであった。
僕はヨンベが差し出してきた手紙を持ち、マンネに聞いた。
🐲「この手紙、知ってる?君たちのじゃない?」
🐼「……??なんですかそれ。」
👼「ラブレター、ですか?」
二人共首を傾げた。
僕は不思議に思いながらまた振り返り、
ヨンベに聞いた。
🐲「どこにあったの?」
☀️「…ここ。」
ヨンベが指を指した方向を見ると、元々ヒョンが使っていたデスク場所だった。
ヒョン宛の手紙なのだろうか?
でも一体誰が?
…ヒョンはもう…いないのに?…
🐲「…開けてみるしか、ないよね」
僕は勇気を出し、手紙を開けた。
紙を取り出すと、僕は息を呑んだ。
🐲「ヒョンの…字…」
僕がそう言うと、メンバーが僕の方に寄ってきた。
🐼👼「タプヒョンから!?」
ヨンベは静かにこちらへ寄って来て、気になっている様子だった。
僕は視線を手紙の方に戻し、内容を見た。
—手紙—
いつもの場所で会おう。
と、簡潔に書かれていた。
🐲「いつもの場所…」
🐼「いつもの場所って、あのカフェの事?」
👼「確かに。でもあそこはほぼ僕達しか利用してませんでしたね。」
☀️「…重要な話なのかも。」
ヨンベは感が鋭かった。
🐲「確かに…そうだね。」
☀️「ジヨン、この前もあそこのカフェへ行ってなかったか?」
🐲「え?」
僕は驚いた。
行ったような行っていないような。
だが夢で見た気がする。
🐲「この前カフェに行った夢は見たんだよね。でも実際には行ってないと思うんだけど…」
ヨンベは不思議そうに眉間に皺を寄せた。
☀️(いいや…この前、朝早い時間にカフェへと向かっていたはず…)
🐲「ヨンベ?どうしたの?」
☀️「あ、いや。何もないよ」
ヨンベはそう言って、話を戻した。
☀️「タプヒョンが呼ぶって事は重要な話な気がする。だからここはジヨン一人で行くべきだよ」
そうヨンベは提案した。
🐲「ぼ、僕ひとりで?」
ヨンベがコクっと頷く。
そして後から他のメンバーも賛成する。
🐼👼「確かにその方が良さそうですね」
🐼「俺達がいたら話しにくいと思うし…」
👼「タプヒョンに信頼されてるジヨンヒョンが行くべきです!」
🐲「すんちゃんとテソンまで…」
メンバーにそう背中を押され、一人で行くことになってしまった。
—ジヨンの部屋—
🐲「時間とか書かれていないし…。」
そう、あの手紙には「いつもの場所で会おう」と書かれているだけであって、
その他には何も書かれていない。
僕はこう小さく呟いた。
🐲「…夜の方が良いのか…?」
理由はただ単に夜だと人気が少ないから。
変にファンに見つかるよりかはマシ。
🐲「そうしよう。」
早速僕は行く準備を進めた。
🐲「服は…派手じゃない方が良いよね…」
🐲「何持っていこう…」
ガチャ…
急に部屋の扉が開いた。
僕は扉の方へ行くと、テソンが立っていた。
🐲「テソン?」
👼「ジヨンヒョン、これ持っていってください」
テソンが何かを僕に差し出してきた。
🐲「…?なにこれ?」
僕は差し出された物を受け取り、テソンに問いかける。
👼「これは…タプヒョンがくれた物です」
🐲「え?」
…なぜ僕に?…
🐲「でもこれは君がもらったやつだよね…」
👼「….。」
テソンは何も答えず、部屋を出た。
🐲「テソン..?」
不思議で仕方がなかった。
でも僕は心配だった。
聞かないほうが良かったのでは、って。
🐲「….」
でも僕は考えないようにした。
🐲「外が暗くなるまで待つか…」
僕はゆっくりとお茶を飲み、外を眺めていると
携帯から、ブー、ブー、と音が鳴った。
それも一回だけでは無かった。
🐲「だれ、だ」
僕は目を擦って携帯の画面を見た。
それは恐らくサセンからの電話だった。
🐲「またか…」
こんな事など慣れている。
画面を下にして携帯を机に置いた。
だが、何分、何十分経っても鳴り止まない。
🐲「….っ、」
僕は痺れを切らし、電話に出た。
👤「もしもし、ジヨンオッパですか?」
電話越しでも分かる、興奮したような声。
🐲「うん。」
僕はとんでもなく苛立っていたため、堂々と答えた。
そしてサセンがすぐに反応する。
👤「オッパ、スンリが帰ってくるなら、タプオッパも帰ってくるんですか?」
僕はしばらく言葉が発せなかった。
すべて思い出した。
そうだった。
スンリが帰って来たとき、喜びの声と共にタプも 帰ってくる予兆なのでは、と話題になっていた。
僕が沈黙していると、サセンも喋らなくなった。
👤「お、オッパ?」
サセンは心配そうに言ってきたが、
🐲「…ごめん。」
と一言だけ言って僕は電話を切り、ぐったりとベッドに腰を下ろした。
気が病みそうだった。
気にしないように、忘れようとしていたのに。
外が完全に暗くなり、僕は出る準備をした。
僕の目は腫れてしまったため、隠すために帽子を深く被った。
外に出る前、メンバーに挨拶をした。
🐲「行ってきます。」
🐼「気を付けてください!」
スンリが元気良く返してくれた。
その横には幸せそうに寝ているテソンがいた。
僕は安心して、外へ出ようとした。
☀️「ジヨン」
僕はヨンベに気が付き、振り向いた。
そしてヨンベは何も言わず、目で伝えてきた。
僕も何も言わずに、ゆっくりと頷いた。
僕が外へ出ると、やはりサセンが立っていた。
だが、身を隠しているからか僕に気付いていなかった。
僕はサセンの横を通り抜け、カフェへ早々と向かった。
—カフェ—
カランカラン…
僕は例の場所に着き、ヒョンを探した。
🐲「ヒョン…?」
ヒョンの姿は見当たらなかった。
が、オーナーから声を掛けられた。
☕️「ジヨン様、ですか?」
僕はオーナーの方へ向き、頷いた。
☕️「そうですか。」
そう言って、僕に紙を渡してきた。
🐲「これは、?」
☕️「タプ様から貴方様へ、と。」
僕は紙に目を向け、声に出して読んだ。
🐲「二階で待ってる…」
僕は横にある階段を登った。
🐲「はぁ、はぁ」
そしてすぐに周りを見渡した。
すると、奥の方に背が高い男性が座っていた。
すぐにヒョンだ、と確信した。
僕は立ちすくんだ。
はやく行かなければならないのに。
僕の体が一向に言う事を聞かなかった。
そう立ちすくんでいると、ヒョンは僕に気付いて
少しぎこちない顔で笑った。
ヒョンはゆっくりと席から立ち上がり、
僕に向かってこう言った。
🔝「ジヨン、待ってた。」
どうしよう没作すぎる…。
いつかタプ視点も書きたいと思ってます…
頑張ります!!、頑張らせてください!!
次回の題名は…
まだ未定です🥲
コメント
7件
続き楽しみにしてます最高でした🫶
続き待ってます🥹💕
まじで、最高です、