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ワンく置き忘れ🙏🏻🙏🏻
グロともに、不穏表現あり。
受け攻めなし。
マフィアのとある抗争で奏斗の右足が無くなった。 最初こそは、
僕の足でこのファミリーが守れたなら全然軽いもんだよ、雲雀 心配しないで。
なーんて言っていた奏斗も 今じゃ傷心中。
足がどうとか そんなの関係なくて。大好き。
僕もうなーんも出来ないね
そんなことねえじゃん
あるんだよ、雲雀。
僕横になりたい気分。雲雀連れてって。
あいよ、
好きだったダンスも、運動も。なんにできないって落ち込んで日に日に痩せ細っていく奏斗を見るのは苦しかった。 大好きだから。
そう思うほど、俺の気持ちは高ぶった。
ひ、雲雀…僕が悪かったから
やめて、嘘って言って…
なんで、なん?
ほらこれ 奏斗のもんやから、
要らない、!
それ以上近づかないで…、
奏斗に”俺の足”渡したんだ。 喜んでくれるって思ってたから。
だから奏斗のために。愛してたから。
だから 切ったのに。
血を失いすぎた俺は、あの後すぐに倒れた。
アキラから聞くに丸一日寝たきりだったとさ。 いつもよりテンションの低いアキラに心配させたなと申し訳なくなる。
今の病室には アキラと入れ違いで入ってきた奏斗と俺のふたりきり。
雲雀、おはよ
…おはよ
雲雀。ねえ聞いて、
そんなん言わんでも聞くよ、
嘘つき。聞いてずっと、嫌でも聞いて。
おう、
僕ね雲雀のこと愛してたよ。ずっと。
でもね、僕はあんなことして欲しくなかった。 雲雀には充分楽しかったって言える人生を自らの足で歩んで欲しかった。
聞いているのは 苦しかった。
Q,なにが?
奏斗の苦しそうな顔?
それとも、愛していた それきりなこと?
俺の捧げた足は あんなもの だったこと?
いっぱい浮かぶ理由は、全部が全部。 俺にとっては酷だった。
結局は何が苦しいの?
A,わからない
我儘だけどさ、
もう僕たち関わることも 全部やめにしよう。
いや、だ。
俺直すから、もうやんない。
そりゃそうでしょ。
人生に2回も自分の足を自分で切るなんて 誰もやりたくないよ 雲雀。
じゃあ、
雲雀に じゃあ は無いよ。
今アキラとセラに荷物詰めて貰ってる。
大丈夫、普通の生活に戻った時の安心出来る場所は用意しておいた。
なにそれ。なにそれなにそれなにそれ。
俺はダメなんに、俺はダメなのになんで。
アキラとセラおはよくて 俺はダメ?
いや、その前になんで別れるん?
ハテナがいっぱいでわかんなくなる。
俺、馬鹿やから全部説明してくれとかワガママやんな…俺は捧げてやんねえと..
…あ、分かった。
ゴメンな奏斗。俺わかったわ、
これじゃ まだタリナイってことやんな?
もっと尽くすよ。
ひ、ばり?
俺な、目が自慢なんよね〜
良く綺麗な目してるって言われるから。今度は奏斗の目がなくなって、俺があげて。
それでええやんな?
やめて、こっち来ないでよ…
あ、でも奏斗 目あるやん。 これじゃあダメ…
おい待てよ 今日の俺冴えてるわ、
目の前にいる奏斗は自分の気持ちを当てられたからか怯えて、口を震わせて声は出ない。
それでもって手足は酷く震えていた。
やっぱそーゆうことやんな?
ほら、奏斗の目 取ればいいんだ!