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2人の後ろを歩いていたら学校に着いた。靴箱の前にクラス表が貼ってあるようで人が集まっている。そのたくさんの人の中でも頭1つ抜けて目立っている2人を見てさすがバレー部と何故か少し誇らしくなってしまった。我に返り自分のクラスを探した。6組だった。あれ国見ちゃんって6組じゃなかった?探してみたらやはりいた。叫びそうなのを何とかこらえて国見ちゃんの後ろを歩いた。
教室について座席表を見るとなんと席が隣だったのだ。だが特に会話をすることはなく一日が終わった。鍵を閉める係になってしまい職員室に向かった。鍵を返し帰ろうとすると人とぶつかってしまった。
「す、すいません!」
おっとこっちも前見てなくてごめんね!
こ、この声は…お、及川さん!?
「え、えっと、 」
及 ん?どうしたの?(*^^*)
「あ、えっとな、なんでもない…です 」
我ながら不自然だと思いながらも何とか絞り出した。
及 ん?そう?あのさ君名前なんて言う…
バン!という音がなり及川さんが頭を抑えた。
及 ちょっと!痛いよ岩ちゃん!
岩 あ?お前がメニュー聞きに行ったのにナンパしてたがらだろうが
及 ご、誤解だって〜ただぶつかって謝ってただけだよ〜
岩 あ?でも今名前聞こうとしてただろうが
及 た、確かに聞こうとしてたけど…ほんとにぶつかっただけなんだってば〜
岩 名前聞いたら立派ななんぱだろうが
及 そ、それは〜…(ノ≧ڡ≦)☆テヘ
岩 もう1発当てられたいみたいだなぁ?
及 ご、ごめんって
え、目の前で推したちが言い争ってる…?尊いの極みなんですけど…?そんなことを考えていたらこっちに話が振られてきた
岩 こいつがすまんかった
「い、いえ、別に、私がぶつかっちゃったので… 」
及 ほら!俺悪くないもん!
岩 あ”?
及 う、すいません
岩 はぁ、俺らもう行くな
「は、はい!」
及 あれ、国見ちゃんたちって今日からだっけ
岩 あ?知らねー
遠くからそんな会話が聞こえてきた。
帰るために靴箱に行き、靴を履き変えようとした、すると国見ちゃんがいた。恐る恐る
「あの、バレー部今日部活ないんですか?」
と聞いてみた。
国 今日は自由参加だから…、て、なんで俺が バレー部入ること知ってる…んですか
しまった。完全に怪しまれている。 咄嗟に
「えっと、さっきクソかわさん?が国見ちゃん今日来るのか…って岩ちゃん?に言ってたから…」
と、言っておいた
国 なるほ…ど?てか、クソかわさんって(*´艸`)
え、今笑った?高校に入って表情筋がほぼなくなっていたのに!う、写真撮りたかった。そんなことを思ってたら
国 多分及川さんと岩泉さん
知ってます、あそこのコンビ尊いです。言えないとはいえ推しに嘘つくのは心がこんなにも痛むのか…そう思いながらも不審に思われないように
「そ、そうなんですね、くそかわって呼ばれてたからくそかわさんなのかと…」
国 ( ᎔˘꒳˘᎔)フフくそかわだったらどうやって漢字書くんだ
「た、確かに… て、てか!どうして3年生と仲良いんですか? 」
国 中学同じだったから…というか同い年でしょ敬語いらない
「あ、そっか、気おつける 」
国 ん、
「え、帰らないの?」
明らかに国見ちゃんは靴を履き終えている。
国 電車通?
「え?そうだけど…」
国 なら一緒に帰ろ
え?今国見ちゃんなんといった?困惑してると
国 嫌ならいいけど
「嫌なわけない!」
とつい大きな声で言ってしまった。国見ちゃんはびっくりしていたが、ならいいでしょと一緒に帰ることになった