テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「はぁあ…」
バイト帰り、小さなアパートに帰ってベッドに倒れ込む。
いろんなものを掛け持ちにしても貯金はなかなか貯まらないし、貯まったものは出ていってしまう。
生活費云々と、肩代わりさせられた借金で。
どうやらうちの両親は別々のヤバめなところからお金を借りていたようで、すごい額というわけじゃないけど学生の俺からすればポンと返せるものではなくて。
そんな両親はその因果なのか事故で死んでしまった。
通帳の確認しても、なんとか生活できるくらいの額しかない。
奨学金で大学の方は大丈夫だけど。
「…このままじゃ、成績も落ちる…」
寝不足で学業に支障が出始めている。
それぞれ別のとこから借りてるものだから面倒だ。
毎月毎月、おそらく下っ端という人たちがお金を徴収しに来る。
どっちも思っているより怒鳴ったり無理矢理とかそんなことはしてこない。
それが逆に怖くもあるけれど。
「晩ご飯は………いいや、お腹空いてないし疲れたから寝よ…」
栄養ゼリーを途中で食べたし、それでいいやと思って泥のように重くなってる体をそのままベッドに沈め瞼を下ろした。
ふと目が覚め習慣化してるスマホの確認をした。
「…⁇」
通知が何件か。
電話もかかっていた。
どれも全てバイト先からで。
「シフト変更かな…」
1番上のメッセージを開くと、目を疑う文が表示されていた。
「は、え…う、そだろ…」
すごく働いてくれたし本当に協力してくれていたトラゾーくんを辞めさせるのは惜しいけどごめんね…
今日でクビだよ
「なん、…なんで…⁈」
他の通知も開けばどれも同じような文面。
昨日バイトで働いていたところからは電話がかかっていた。
タップして呼び出し音がする。
大きく聞こえるそれと、早鐘を打つ心臓の音。
『……電話掛け直してくると思ったよ。トラゾーくん、ごめんね』
「も、もしかして…」
『うん…バイト辞めてくれるかな…』
「ど、どうしてですか⁈俺、何かやっちゃったんですか…⁈」
理由も教えてもらえず辞めさせられることに納得できない。
『キミがご両親の借金の為に頑張ってるのを知ってるよ。僕たちも辞めてもらうのは惜しい……っ!け、けど、…うぁ゛っ』
「店長…⁈」
鈍い音と短い悲鳴。
ガサガサと音がしてふっと息が吐かれた。
『おはよう』
「⁈……誰、ですか…?」
聞いたことのない声だ。
『今、きみが知る必要はないかな』
低い声。
お店の人たちじゃない。
俺の知らない男の人。
『この人から聞いてる通りバイトはクビ。大学も辞めてもらったから』
「は⁈あんたどういうつもりで俺に…!」
寝起きでもあって頭が回らず大混乱していた。
大学も辞めてもらった?
どういうことだと更に混乱する。
だから気付かなかった。
「こーいうつもり」
「へ⁈」
背後から声がしたかと思ったら首筋に何か刺された。
「っい…⁈」
「あとちょっとしたら眠れるからな」
『らっだぁさんちゃんと大事に扱ってくださいよ』
「ノアのが強引じゃん」
『あなたもね』
グラグラする視界に映るのは上等そうなスーツを着た、紺がかった髪と瑠璃色の目をした男の人がうっすら笑みを湛えていた。
「トラは俺と一緒に行こうな。こんな部屋ともおさらばだぜ」
落ちる瞼は打たれた何かによる睡魔のせいだ。
「く、そ…あんた、ら…だ、れ…な、ん…」
理不尽にバイトも辞めさせられて、何故か大学も辞めさせられて。
「『それはあとのお楽しみかな』」
重なる声に意識は途絶えた。
自分の使う物とは比べ物にならないほどの上質な柔らかいベッドで目を覚ました。
ただし、両腕は頭上で拘束されている。
「な、ん…」
睡眠剤でも打たれたのか体は怠く重い。
「ここは…」
それにあのスーツの男の人と電話の男の人は一体。
俺に謝る店長の声は恐怖で震えているように感じた。
「(なんか、強請られた?…脅されてたからあんなに…)」
快活な人だった。
明るい元気な声に、こんな人が父親だったらなと思うくらい慕っていた。
ホントなら敬遠されがちなのに、店長も他のバイト先の人たちもよくしてくれた。
そんな人たちと縁を無理矢理切らされた。
「……」
何者かは知らないけど俺がこんな目に遭わなきゃいけない理由はないし、苦しいなりにも楽しくしていた俺の生活を奪う権利もない。
拘束具は頑丈で壊れるような代物ではなくて、暴れてみたもののびくともしなかった。
こうなったら自由の効く足で奴らを蹴るしかない。
「(寝たふりして、入ってきたあいつらを蹴り飛ばしてやる)」
ふっと目を閉じて、無理にならない体勢で体の向きを変える。
そのあとすぐくらいにドアが開く音がした。
近付いてくる足音。
俺の顔を覗き込むように近付く気配。
「(電話に出てきた人か…?)」
俺を襲った人とは匂いが違う。
微かにするタバコの臭い。
声だけだったけど吸いそうなイメージないのに。
タイミングを見計らっていたらまたドアが開いた。
足音はひとつ。
「…いいのかよ」
「あの人らが合同総会でいない今がチャンスだろ」
「まぁオレら下っ端1人ずつが抜けても気付かねぇだろうけど」
違う。
あの2人とは声が全く違った。
この声はよく聞く声。
というより聞かざるを得なかった声。
借金の徴収に来ていた人らだ。
「お気に入りに手ぇ出して、無事で済むのか」
「終わってる借金返させてるあの人らもどうかしてるけどな」
「頭がおかしいんだろ?じゃなきゃ上に立ってらんねぇって」
「は⁈」
その言葉に反応してしまった。
借金は返し終わってる、だって。
「起きてたのかよ」
「まー寝てるの襲うより反応あっていいじゃんか」
「借金終わってるって…ッ」
俺はしなくてもいいことをしていたってことなのか。
「オレとこいつの、まぁボスはあんたのこと心底気に入ってるみたいでさ」
「あんたの両親に貸す必要もない金を貸して、借用書や契約書やら書かせて用済みになったから事故に見せかけて殺したんだよ」
「は…、」
貸す必要もない?
事故に見せかけて殺した?
用済み?
「マフィアのボスともあろう人らが一般人にご執心だなんてなぁ」
自由の効く足を押さえつけられて、もう1人に服を裂かれた。
「ひっ…」
「可哀想だな。いつあの人らに関わったのか知らないけど気に入られて」
「で、オレらは下っ端でいたくないわけ。弱み握って幹部にまで行きたいんだよ」
「だからお前のこと利用させてもらうわ」
ズボンもパンツも脱がされほぼ全裸にさせられる。
「い、いやだっ!やめ、離ッ、ぅぐ、っ⁈」
暴れようとしたらお腹を殴られた。
痛みで生理的な涙が出る。
そして、真実を知ったことによる悔しさで。
「く、そッ…!」
「さっさと済ませて写真撮ってヤっちまおーぜ」
「男とすんの初めてだけどハマったらヤベェらしいな」
下卑た笑みを浮かべる2人。
自由な筈の足が動かせないのは、一般人とは違う空気を持っているから。
下手をすれば殺される。
這い上がってくる手が気持ち悪く逃げようと身を捩った。
「やめろ、…嫌だっ!!」
「うるせぇな」
「口縛るか?」
抵抗する自分の弱点の一つである脇腹を撫でられびくりと体が跳ねた。
「ひぁッ」
しん、となる部屋。
「…へー?」
「…縛るのやめるか」
俺の変な声に笑った2人に、首を振った。
「ゃ、…だ、…や…」
「勃ったわ」
「オレも」
脚を両脇から掴まれて開かれる。
無様な格好に目をぎゅっと閉じた。
何をされるか分からないわけじゃない。
現実として受け入れたくない。
自分がそういう風にされることを。
「(誰でもいいから助けて…っ)」
「「じゃあ死ね」」
チュン、と小さな音が鳴って目を閉じていた顔に生温かい何かが飛び立った。
ベッドが大きく軋んで大きな荷物が床に落とされたような音がした。
そして、顔にかかる液体から鉄臭い臭いがして、血であることを理解した瞬間声にならない叫び声をあげた。
見開いた目。
視界に映るのは俺を襲った男と、見た目優男そうな翡翠色の目と薄水灰色の髪色の男だった。
「こいつら妙な動きしてると思ったけどやっぱか」
「トラゾーの徴収に行きたがってたのもこういうことだったんだ」
目を開けた俺を2人が見下ろす。
「「おはよう」」
「ヒッ…」
この場に絶対似合わないほどの爽やかな笑顔を向けてくる奴らに声が引き攣った。
「うわぁ、お風呂入れてあげなきゃ」
「こいつらの汚ぇ血で汚れちゃったもんな」
ベッドに固定されていた拘束具はそこから外され、今度は後ろ手に拘束された。
「いゃ…だッ…」
翡翠の目の方の男に抱き上げられる。
信じられないくらい軽々と持ち上げられた。
「俺たちより前に別の人間に身体見せて触らせたのはお仕置きしないとね」
「相変わらず人誑しだなぁトラは」
「らっだぁさん、部下の教育ちゃんとしてくださいよ」
「いやお前もな。ノアんとこも教育できてねぇぞ」
らっだぁという男がスーツの上着を俺にかけてきた。
「らっだぁさんのとこよりちゃんとしてますけど」
「は?俺のとこの方ができてっけど」
「「あ?」」
踠こうにも強い力で押さえつけられて身動き一つ取れない。
どう歩いてきたのか分からず気付けば広い浴室へ連れ込まれ浴槽に投げ入れられた。
「わ、ぶっ…」
「雑だなぁ」
「丈夫そうになってるし多少は雑でもいいでしょ」
腕が使えないから体勢が取れなくて、深くない広い浴槽で溺れそうになる。
「あ、そういやトラゾーはカナヅチだったっけ」
「そこも変わってねーのな」
なんて会話をしつつも俺を助けようとする気配はない。
どうにか体勢を立て直し浴槽の蓋に寄りかかる。
「は、ぁ゛…ッ、は…」
「大丈夫?」
心配がに眉を下げる翡翠の目の男。
「そ、う…見え、ん、なら…あんた、らは…頭が、おかしぃ、ですね…ッ」
「うん大丈夫そうだわ」
息を整えて2人を睨み上げる。
「あーその目」
「その怖いくせに、抗ってる目」
「っ!?」
寄りかかる俺の顎を掴んで、三日月のように口元を上げるらっだぁとかいう男。
「そういや名前。…らっだぁな、久しぶりトラ」
「俺はクロノアね、久しぶりトラゾー」
「俺らトラのこと気に入っちゃってるから今日からお前は俺らのモノな?」
「今日からというより、だいぶ前からですけどね」
俺の人生を狂わせて、こんな目に遭わせて。
俺の両親を騙して、命さえ、
「こ、の…人殺し…っ!!」
こんな奴らに気に入られるくらいなら死んでやる。
舌を噛み切って死ねるとは思ってないけど、触られるくらいなら。
そう思って思い切り舌を噛もうとしたら、薄水灰色の髪の男。
クロノアという奴が俺の口に指を突っ込んできた。
「っ!」
「あ、ぐっ⁈」
「……あ。ちょっと血出ちゃった」
顎を掴まれて強引に開かされる。
「ノアってクラリネットしてるから指は大事なのに。あーぁ、トラどうすんの?」
「し、るか…ッ!」
そんなこと知ったこっちゃない。
俺には関係のないことばかりだ。
「うーん自分の立場分かってないみたいだね」
浴槽から引き摺り出されてタイルに倒される。
「ゔぁ゛っ」
「なんで俺たちがまどろっこしいやり方でトラゾーのこと追い詰めてたか分かる?」
「完全に孤立させて俺らに依存させようと思ったんだよ」
「邪魔が入っちゃったけどね」
「要らねぇ入れ知恵されちまったけどな」
さっきの2人のことを言ってるのだろう。
下っ端だとして、仮にも自分たちの部下なのになんの躊躇いもなく頭を撃ち抜いていた。
「まぁトラゾーが知る必要はないことだから」
「そうそう」
「さて無駄話はこの辺にしておいて」
びしょ濡れになって後ろ手に拘束された俺をまた抱き上げてきた。
「ッ⁈、や、嫌、だ…っ」
「大丈夫だよ。痛いことは何もしないからね」
「バカ、処女は痛いだろ」
「あー…?そう、ですね」
これから何をされるのか。
さっきの2人で分かっているはずなのに。
この2人の言葉には重みがありすぎて肌寒さと違った震えに襲われる。
「な、ん、で…俺、なんか、を…ッ」
会ったこともないこいつらに。
気に入られる意味が分からない。
両親に貸す必要のないお金を貸して、俺に返させる必要のないお金を返させ。
両親を殺され、他の人との関わりまでも絶たれ。
「ほら覚えてないじゃないですか」
「えぇ、マジかよ。悲しすぎる」
どうやら私室のお風呂だったのか今度は寝室へと連れて来られベッドへ降ろされる。
「俺たちのこと忘れたの?」
「しら、…な、ぃ…」
「………」
「なぁトラって中学生くらいの頃、よく図書室通ってたよな」
びくりと肩が跳ねた。
どうして知ってるんだと見上げる。
「そん時さ、誰かと誰かと”遊んだ”よな?」
「……っ!!」
記憶の根底に沈めた、忘れたくても忘れられない過去。
トラウマとして封じるようにして忘れていた記憶。
「『トラゾー』」
「『トラ』」
「「『『愉しいこと教えてあげる』』」」
かちりと記憶の中の人物たちと重なる。
恐怖と快楽と混乱でぐちゃぐちゃにされたあのこと。
「ぃ、嫌だっ…嘘、なん、…」
「あれ?じゃあ処女じゃねぇか」
「いやある意味では処女なんじゃないですか?」
開かれる脚。
太ももを掴まれる。
「…、なん、で…ッ」
放課後、本を読み漁っていた俺に先輩であったこの人たちが話しかけてきた。
仲良くなって色々教えてもらううちに俺は、、、
「っっ!!」
子供と大人じゃ見た目も変わるし雰囲気だって違う。
しかもあの時名乗っていた名前と違う。
「あん時も可愛かったけど、今も変わらず可愛いなー」
「トラゾーはずっと可愛いでしょ」
「ひ、ゃっ…」
急に来なくなってしまった2人から解放された安堵から、記憶の奥底に沈め今の今まで忘れていたのに。
「あんなに愉しんでくれてたのに俺らのこと忘れてたなんてなー」
「思い出させればいい話でしょう?」
「ま、それもそっか」
「「思い出させてやるな?身体に」」
肌を撫でられてぞわりと鳥肌が立つ。
身体が覚えていての反応なのか、怖いからなのか。
「いやだっ…!」
「てか、トラに拒否権ねぇし」
「うん。ほらこれ見て?」
“自分たちがなんらかの理由によって死んだ場合、私たちの息子に一切を背負わせます。
また息子の全てはあなたたちのものとなり、命も体もあなた方に捧げさせることを誓います。”
2枚見せられた契約書と血判。
確かに両親の字だった。
「これ書いてもらったあと死んでもらったんだよ」
「これさえ貰えれば彼らは用済みだからね」
「馬鹿だったけどお前のこと守ろうと必死だったぜ?息子だけは見逃してくれって懇願してきたし」
「人がいいから騙されて、全部奪われてホント可哀想な人たちだね」
理不尽すぎる。
「でも、ご両親が死んだのはトラゾーのせいでしょ」
そう言われた。
「ぇ…」
「そーそー。俺らに気に入られてさえいなければ死なずに済んだのに」
「そ、ん…なの…」
俺のせいなんかじゃ、ない。
「……」
無言になった2人がスーツの内ポケットからスマホを取り出した。
『っ、ひぁっ♡お、れ、ッ♡♡あな、た、っ♡たち、のもの、になり、ますッ♡♡』
「───────ッ」
荒い動画。
画角は違うけど撮られていたそれは紛うことなき中学生の時の、”あの時”の俺だった。
言わなきゃ学校に撮った画像流すって、脅された時の。
「自分でも言ったじゃん。約束破んの?」
「俺たちと約束したよね?」
「俺らこん時既に片足コッチ側に突っ込んでたからさ。割りと融通聞いてもらえてたんだよ」
「大人になって自由にさせてもらえるようになってさ。トラゾーが俺たちのとこ戻ってきてくれるの待ってたんだけど、なかなか来てくれないから」
「「意地悪しちゃった」」
意地悪で人の人生めちゃくちゃにしていいわけない。
命を奪っていいわけない。
「んで、今度はトラに意地悪とお仕置きしてやろっかなぁって」
「俺たちのモノにする為にね」
「ぁ、あた、ま…おか、し、すぎ、…る…ッ」
「俺らの頭をおかしくしたのは」
「トラゾーなんだよ?」
「「だから、」」
「「責任果たそっか♡?」」
「ぃゃ、ぁ゛あ…ッ!ぃだ、ぃぃっ!、やめ、てぇ゛…!」
両脚を大きく開かされた状態で拘束具で固定され、恥ずかしい部分を2人の前に晒されていた。
「処女に戻っちゃったのかぁ♡教え甲斐あんな♡」
俺の脚の間に入ってソコに自分のモノを挿れてきたらっだぁさんに首を振って拒否をする。
「トラの好きなのココだっけ?」
「え?コッチでしょ?」
ばちゅんっ!とクロノアさんに腰を打ち付けられ最奥を抉られる。
「い゛ぁああっ♡⁈」
忘れていた感覚に振っていた首が仰け反った。
「なんも変わってなくてよかった、ぜ♡!」
「ホントに。簡単に2人分咥え込めちゃう淫乱なねっ♡!」
「──゛─♡゛⁈〜〜゛~〜♡♡゛♡!!」
思い出さされる快楽。
「トラゾーのココも覚えてるかな♡?」
勃ってダラダラと薄くなった白濁が垂れるソコにツプと細長い棒を挿れられていく。
「ぁ゛ぐっ♡!!だめッ♡だめだめだぇぇ゛っ♡♡あっ゛!!ひぉ゛_____ッッ♡♡♡!!」
ゴリゴリと両方から気持ちいい場所を挟まれながら押されて、出す場所を塞がれてる俺はナカを痙攣させてイッた。
「メスイキもじょーず♡ちゃんと身体は覚えてたなぁ♡」
「トラゾーいい子だよ♡偉いねぇ♡」
偉い偉いと2人は片手で頭を。
もう片方の手で胸の先を撫でてきた。
「そ、こぉ♡ちがぁ゛♡♡」
「えー?触って欲しそうにぷっくりしてんだもん♡トラがえっちなだけじゃん」
「そうだよ。それにトラゾーは両方触られる方が好きでしょ♡?」
爪先で先っぽをカリカリと引っ掻かれて身悶えた。
「ゃら゛ぁぁあ゛♡む、ね、やぁ゛ぁ♡♡」
「トラはおっぱい好きだもんな♡」
「女の子みたいに感じてたもんね♡」
「で、ちゃ♡ち、がぅの、♡でぅぅ゛ッ♡♡!!」
迫り上がってくる感覚。
排泄感とは違うそれはゾクゾクと背中を震わせていた。
「「そっか♡潮吹くとこ見して♡♡」」
両耳に甘い声を吹き込まれる。
「──〜~〜〜゛!゛!__゛♡♡__、〜~゛〜♡゛♡♡!!!!」
挿れられていた棒を抜かれ、勢いよく生暖かい液体を吹き出した。
狂いそうな絶頂感に俺の身体はびくびくと小刻みに跳ねる。
「こんな姿をあのカス共見ようとしてたのかよ」
「脳天撃ち抜いて殺しちゃいましたけど、もっと苦しめれば良かったかな」
「そういや処理頼むの忘れてたわ」
「ちゃんと頼んだんでご心配なく」
「さっすがノアだな」
「らっだぁさんはうっかりが過ぎますけどね」
ごちゅごちゅとそれぞれの違った動きで奥を抉られながら突かれ、ぷしゃっと短く潮吹きを繰り返す。
「お゛っ♡、ひぃ゛ッ♡♡ぁンン゛っ♡!!」
「マフィアになって良かったって思った唯一のことはトラゾーを手に入れれたことですかね」
「そうだな。他のことはつまんねぇことばっかだし。トラが帰った時に家にいてくれるだけでも仕事頑張って良かったーって思えるもんな」
「人殺しって俺たち言われてるから、ハニートラップ仕掛けられて殺されたらどうします?」
「何それ。トラに殺されるなら本望じゃん。まぁその前にハメ殺すけど」
「それもそうですね。えっちなこと大好きなトラゾーの方が負けちゃうか」
「ぉ、くッ♡♡だ、め゛っ♡!!」
「ダメじゃなくて好きだろ♡?」
「はぅ゛んっ♡♡!」
「奥ハメ好きだもんね♡」
「や゛ぁあ゛ッ♡!!」
あの契約書さえなければ。
両親を脅して書かせたに決まってる紙切れなんかで、俺はこんな目に。
「あれ?なんか別のこと考えてる?」
「まだそんな余裕あんのかよ」
腰に痕が付くくらい掴まれてぐぽっ♡と2人分をハメ込まれた。
「♡゛──、─゛〜♡♡♡゛~~~〜、♡!!」
「トラもういっこ約束したよな」
「俺たちと」
2人が整った顔を近付けて来てにっこりと優しく笑いかけてきた。
「トラゾーが言ったんだよ?」
「俺らに」
「「『このお返しは体でお礼させてください』って」」
「ぁ、ッ、あ、ぁ…♡」
いつものように図書室で本を探していたら、どうやらこの2人に恨みを持ってる人たちに襲われかけた。
寸前で助けられた俺が泣きながら言った言葉だ。
「だから俺ら言ったじゃん」
「じゃあいつか必ず返してもらうねって」
襲ってきた人たちの行く末は知らない。
暴力と正反対の見た目の2人の人を殺すことも厭わないあの目。
絶対零度のような翡翠色と瑠璃色に本能で逆らってはいけない、そう感じた俺は言うことを聞くしかなくなっていた。
「今、身体で返してね。そしてこれから先、ずっと」
「今更なかったことにはしねぇもんな?命の恩人の俺らに」
腰を動かされてぐちゅん♡と当たる場所が変わって声が上がる。
「ぁ゛うッ♡♡」
「返しすぎた分も必要のない借金払ってもらった分もちゃんとトラに返すからな」
「すごい頑張って返してくれてたもんね」
「バイト掛け持ちして偉いな」
「でももうトラゾーがお金使うことなくなるけど」
「俺らがぜーんぶお世話してやるから安心していいぜ」
己の欲の為には他の犠牲なんてどうでもいい。
そう2人の目は雄弁に語っていた。
「「俺ら/俺たちの頭をおかしくした責任、身体でしっかり返してな♡♡」」
「「欲しいモノはどんな手段を使ってでも手に入れたいでしょって教えてくれたのはトラ/トラゾーなんだから♡」」
思考がおかしくなってきた俺は、2人に対して言われたことにどう返事をしたのか。
それを聞いた者も知っている者も2人以外、この場にはいなかった。
コメント
3件
容赦のないお二方も好こ🫶🫶
人コ"ロし表現や流血表現あり。 倫理観は捨て去ってる攻めのお二人。