テラーノベル
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ベッドに寝転んで通帳に並ぶゼロを数える。
これまで稼いできた分は使わずに貯金していたから結構な額が溜まっている。
これならすぐにアパートを借りられそうだ。
「せんせーい、上がりましたよー」
風呂場から彼の声が届く。
適当に返事をして、通帳を財布諸々が入っているカバンにしまった。
・
・
湯船に浸かってこれからのことを考える。
一先ず寝る場所は確保できたから、仕事はどうしようか。
教師は当たり前だがもうできない。。
いっその事保育士でもやってみるか、__
そんな思考を、お風呂場のドアが開く音で断ち切られた。
「…筑紫くん?どうしました」
フルチ…裸で彼が立っていた。
「俺も入る!」
「え、でもさっき…」
「足伸ばしてください」
「、、はい」
しょうがないので言われるがままに足を伸ばす。
足と足の間に彼が入り、言わゆるバックハグ状態になる。
肝心な颯太はと言うと、とても満足そうだ。
「俺、幸せだ」
「…それは良かったです」
こてっ、と首を傾ける彼。そんな彼の頭を撫でる。
「すみませんでした」
「首絞めたことですか?」
「いや、強姦してしまったことです」
「首絞めたことに関しては何も思ってないんですね」
「嫌でしたか?」
「…死ぬかと思いました」
彼が自分の首を守るように両手で包む。
「気持ちよかったでしょう?」
重ねられた手を指1本1本丁寧に外す。
「、、いやぁ”…」
「じゃあ次はもっとしましょうか」
「はっ!?なんでそうなるんですか!?」
ぱちゃんっと水面が揺れる。
「慣れですよ。今ここでやってもいいですね、ちょうど水もありますし」
「殺す気か!?てか水って…」
顔だけをこちらに向けて避難の顔を向けてくる彼。
「水責めですよ」
「やっぱ先生俺の事殺そうとしてるでしょ!?怖!」
と、言いつつペタリとくっついたままでいる。
「…俺、先生にレイプされたこと。怒ってませんよ」
「そう、ですか…」
「ん」
鼻を首元に押し付けてくる。猫みたいだ。
「そういえば、近藤君はどうしたんですか」
「近藤…、紅華のことですか?…まぁ、どっかで何かしてるんじゃないんですか。てか何で?」
「彼、君のことが好きだったでしょう」
「知ってたんですか」
「見てたらわかりますよ」
彼は少し考えるように俯く。
息を吹いているようで、ぶくぶくと泡が広がっていく。
「…高校の頃、少しだけ付き合ってました。セックスももちろんしましたよ。
でも、なんでだろ。2ヶ月ちょっとしたらあっちから泣きながら別れようって、言われて。
高校も別々だったし、そこからはわからないです」
「…そうなんですね」
「んー、、。あ!俺タチもいけるんですよ!
だから〜先生のことも抱けちゃいます」
こちらのことを見上げながら、顎をこしょこしょと触ってくる。
「へぇ…、あんなに「無理」「駄目」なんて泣きながら喘いでた筑紫君が?それは楽しみですねぇ」
「あ!れは!先生が悪い!」
顔を真っ赤にしながら頬っぺたを引っ張ってくる。
「だって、もうイケないって言ってんのに無理くり犯してくるんだもん…」
「君は強姦とか、そういう強引にされることが好きでしょう?」
「好きじゃない!!先生嫌い!」
耳たぶをぎゅうっと伸ばされる。
「いたっ。はぁ、ふふ。子供ですか」
睨んでくる彼の頭を撫でて、出ようと足を抜いて立ち上がる。
「もう出…、、。ァ、え」
急に固まったかと思えば、彼がこちらの足と足の間を凝視していた。
気にすることなく風呂場のドアを閉めた。
・
・
「っ…はぁ、」
彼が自分の精器を擦り上げる度ビクリと体を震わせる。
それをただ黙って見る。
…何故こうなった。
~遡ること数分前~
着替えを完了してから約30分。まだ颯太が来なかったので風呂場を見に行ってみた。
すると、息を荒らげながら精器を扱いている彼と目が合ってしまった。
「…すみません」
少しの間を開けてドアをゆっくりと閉める。
「いや、ちょっ、ちが!…くはないけど、、違うんですよ!」
顔を真っ赤にしながら勢いよくドアを開けてくる彼。
ちなみに彼のムスコはビンビンで何も違くない。
「何も悪いことはありませんよ。若いんだから普通です」
「冷静に言わないでください!」
「これは俺が悪いですね。すみません。失礼し__」
横からバンッ!と大きな音が聞こえて、吃驚してしまう。
前から右手が伸びてきている。
これが俗に言う壁ドン…。
「ただで帰す訳にはいかねぇっ!」
耳まで真っ赤な彼。きっと彼自身何を言っているのかもわからないのだろう。
「先生はそこで見ててください!!」
「…、、、はい」
~繋~
1、、。彼の自慰行為を発見してからどれぐらい経っただろう。きっと数十分は経った。
それなのに射精をした回数はたったの1回。下手か。いや、わかるよ。長く楽しみたい派なんだよね。うんうん全然わかる。でも流石に長いよ。
自分はあとどれぐらいここに座っていればいいんだ。
ふと、そんなことを考えていれば彼と目が合った。
今にも蕩けそうな目をしていた。
「…気持ちいいですか」
「ん」
問えば、ゆっくりと頷かれる。
あくびをして、彼の元へと歩を進める。
「手伝います。もう眠いので早く寝ましょう」
彼の局部に触れれば、気持ち良さそうに身震いをした。
「ここでしょう?好きですもんね」
「あ”っ、、や”ばっ、ぃ”く」
先端をグリグリと押しながら、上半身にある突起を咥える。
「ひっ…すっちゃだめ”っ」
彼の手がこちらの頭を押さえ込もうとしてくる。
舌で転がすうちに硬くなったモノに歯を立てれば、精液が飛び散った。
が、気にせずガジガジと噛み続ける。
「んん”っ!せんせぇ、ッもぉいい!おわり!」
出された精液を塗り込むように上下に擦り上げる。
「っぅ、、…」
今度は先程よりも短い時間で液体が放出された。
顔と手を話せば、彼はくたっと倒れ込んでしまった。
「風邪引きますよ」
バスタオルで可能な限り体を拭いていく。
「んんー…」
「ほら、起きて」
目を瞑る彼の頬を引っ張る。意外と伸びた。
頬に触っていた手をはたいて、彼は上半身だけ起こした。
バスタオルを渡して、離れるため立とうとする。
が、彼に服を引っ張られてしまいできない。
そのままポスッとこちらに体重を預けてくる。
「…だっこー」
、、勘弁してくれ。
「貴方は赤ん坊ですか…。せめて服を着てください」
「いー。きない」
「…風邪引いても知りませんよ」
「せんせー看病して…ん、、」
駄目そう。目を擦っている。完全にお眠だ。
思わずクソデカため息をついてしまった。
「しょうがないなぁ…、、っと、重…」
・
・
ボフッと、ベッドに2人まとめて倒れ込む。
下敷きとなった彼は、幸せそうな顔で眠っている。
と思えば、急にくしゃみをしだした。
だから言ったのに。
下の方でクシャクシャになっている掛け布団を引っ張り出して彼と自分にかける。
きっと寒いのだろう。
久しぶりの温かい布団。
抱きついてきた彼を見つめて、瞼を閉じた。
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