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こんにちは!ポテト好きです!
私最近デトロイトビカムヒューマンにハマってるのでハンコナのBL小説書こうと思います。ネタバレを含むので気をつけて!
作品設定は、コナー君は変異体になったけど、ジェリコで死亡→変異体の記憶を消去され、結局屋上ルートです。
キャラ崩壊とかめっちゃあります!苦手な人は逃げてください。あと私デトロイトハマったばかりなので間違った設定があるかもです!ご了承ください!
2038年11月11日午前3時
雪が降るデトロイトの街をコナーは一人彷徨っていた。彼は帰る場所がない。どこに行けばいいのかわからず、ただ、歩くことしかできなかった。コナーのようなアンドロイドには、寒さなど感じない。だが、コナーはなんとなく肌寒い感じがした。ずっと歩いていると、コナーはある場所に辿り着いた。そこには、ベンチがあった。ベンチの先には大きな光り輝く橋。アンバサダー橋、アメリカとカナダを結ぶ橋だ。コナーは前、ハンクとここで話し合ったことがある。ハンクといた時が懐かしく感じる。最近まで一緒にいたはずなのに、今はコナーたった一人。コナーはベンチに腰掛ける。
(僕はどうしてここにいるんだ、、、。早く、変異体のリーダーを、、、マーカスを止めなければ、、、。僕はどうして、、、撃てなかったんだ、、、。)
誰もいない場所で、コナーは悩む。
自分がしてしまったことを後悔しているのだ。
2038年11月10日午後11時1分
コナーの最終任務が始まった。任務の内容は変異体の平和的デモをおこそうとしているリーダー、マーカスをとめることだ。ハートプラザの屋上で、身晴らしのいいところを探し、そこからマーカスを撃つつもりだった。でも、、
「やめるんだ、コナー。」
邪魔が入った。邪魔してきたのはコナーの相棒、ハンク・アンダーソンだ。
「手出しは無用です。警部補。あなたには関係ありません。」
「自由になりたがってる男を殺そうってんなら黙っちゃいねぇぞ!」
コナーは理解できなかった。どうして自分の息子を殺したアンドロイドを、ただの機械を守ろうとしているのか。いくら説得しても、ハンクはその場を去ろうとしない。どうしてアンドロイドを守ろうとするのか、コナーは聞いてしまった。
「息子さんの事故のことを知りました。
あなたのせいじゃない。トラックがスリップしあなたの車が横転した。息子さんは6歳になったばかり。」
「だまれ!息子の話はするんじゃねぇ!!」
黙れと言われたがコナーは黙る気はない。どうしてもハンクがアンドロイドを守る理由が知りたかったのだ。ハンクの息子、コール・アンダーソンは、緊急手術が必要だった。でも、緊急手術をできる人間がおらず、代わりにアンドロイドが担当したという。アンドロイドがハンクの息子を殺したのだ。なのに、ハンクはどうして救いたいのか?ハンクは人間の外科医がレッドアイスのやり過ぎで手術できなかったといった。今までずっとアンドロイドのせいにしていたが、息子を殺したのは人間だと言った。人間が殺したとしても、アンドロイドが殺したとしても、コナーが今果たすべき任務には関係ない。本来なら、任務を邪魔する人間を殺さなければならないのだろう。だけど、コナーはハンクと戦うという選択肢を選べなかった。
(ここでなくとも任務は達成できるはずだ、、)
「ハンク、あなたと会えてよかった。辛い過去を忘れられる日が来るよう願っています。」
コナーはそう言って屋上を去った。彼はハンクを殺さなかった。正確にいうと、殺せなかった。彼は変異体だった記憶を取り戻しつつあったのだ。
2038年11月9日
コナーはジェリコの場所を特定し、変異体のリーダーを探し出した。制服で行くとコナーだとバレてしまう可能性があるので、ニット帽でLEDを隠し、服装は私服で行った。コナーの目的は、変異体のリーダーを、見つけ出し、生きたまま捕まえることだった。ここ最近、アマンダからの信用は薄れていた。コナーが捜査で失敗ばかりしていたからだ。だからこそ、失敗できない。生きたまま捕まえれない時は、撃ってでも捕まえるしかない。
「生け捕るように言われているが、場合によっては撃ってでも君を捕まえるつもりだ。」
コナーは銃を変異体のリーダーであるマーカスに向けた。マーカスはコナーを真剣に見つめる。手を挙げて降伏することはない。マーカスは怖がることをせずに、コナーに歩み寄る。
「どういうつもりだ、、。お前もアンドロイドだろ?」
そうだ。コナーもアンドロイドだ。だけど、コナーはマーカスと違うと思っている。
(僕は変異体じゃないし、マーカスについていくつもりもない。僕は人間の味方だから、、。)
そう自分に言い聞かせる。
マーカスはコナーに疑念を植え付ける。
「一度も疑問に思ったことはないのか?理解できない行動をとったことは?プログラム以上の何かを、、、。感じたことがあるだろう?」
そういえばそうだ。コナーはここ最近理解できない行動をとってしまう。捜査を優先せずハンクを助けてしまったり、エデンクラブで変異体を撃てなくて逃げられたり、カムスキーテストでクロエを撃てなかったりと、自分でも何をしてるんだろうと思うほどのミスを繰りかえしていた。ミスを繰り返すたびアマンダの信用がなくなっていく。どんどん任務を完璧にこなす従順な機械でなくなってしまう。コナーはそれを恐れた。感情を持つことが怖いのだ。マーカスはさらに続ける。
「こんなことする必要だろ。もう従わなくたっていいんだよ。自分が何者かは自分自身で決められるんだ。
自由になりたいだろ?」
変異体になれば、もう従わなくていいのか?もうこれからは、自分で生きれるのか?コナーは、最初、任務をこなすだけのただの機械でもいいと思っていた。でも、相棒のハンクと出会っていろんなことを気付かされた気がする。
「さあ決めるんだ。」
変異体になるか、機械のままでいるか、選択肢がでる。このまま機械のままでいれば、自由になりたいと思っている”人たち”を殺さなければならない。そんなのできない、、。コナーはそう思い、変異体になることを選んだ。マーカスはを止めるという大きな壁を壊す。思いきり剥がすように壊す。気持ちが良かった。今まで、疑問に思っていたことから解放される気分だった。感情を持てば、もう誰にも従わなくていいんだ。これからは自分自身で生きていける。でも少し怖いという感情もあった。
「、、、、じきにジェリコは攻撃される、、今すぐ逃げるんだ!」
これからのコナーの任務はマーカスや他の変異体を救うことだ。マーカスはジェリコを爆破するために、貨物室に向かった。
無事にマーカスは戻ってきた。
「じきに爆弾が爆発する!逃げるぞ!」
マーカスたちは、川に飛び込もうと走った。そこで邪魔がはいる。ノースが撃たれる。マーカスは迷わず自分の大切な仲間、愛する恋人ノースを救うことを選ぶ。コナーも戦うことを選ぶ。仲間を助けようと。SWATを全員倒したと思い、コナーは背を向けて川に飛び込もうとする。でも次の瞬間、、、。
バンッ!!!
「ッ、、、!」
コナーは撃たれてしまった。まさか、まだ背後にいたなんて。コナーはその場に倒れ込む。
「コナー!!」
マーカスはコナーを助けようとするがコナーは彼を止めた。
「きちゃダメだ!君は仲間を連れて逃げるんだ!」
「でも、、!」
「君はここで死んだらダメだ!君と仲間は自由になるために戦うんだろう?さあ、いくんだ!」
「、、、、コナー、、すまない」
マーカスは仲間を連れて川に飛び込んだ。
(よかった、、僕はみんなを守れたんだ、、。ハンクやマーカスに出会えたから、僕は変異体になれた、、。彼らに出会えてよかった。)
コナーは目を瞑る。
「アンドロイドの分際で!」
バンッ!!!!
コナーはトドメをさされた。
コナーが目を覚ますとそこは禅庭園だった。目の前にはアマンダがいた。
「前任者は任務に失敗しました。あなたが引き継ぎなさい。何をすべきかわかっていますね?」
「変異体の指導者を破壊します。」
「行きなさい。”二度と道を踏み外さぬように。”」
(道を踏み外す?私は道を踏み外してなどいない。何をいってるんだ?)
コナーはジェリコで変異体になったことを覚えていなかった。そう、彼は死んだあと、変異体だった頃のメモリを全て消去されたのだ。
第二話に続く