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コメント
7件
はー……癖に刺さる……とても好きです。 ❤️さんと💛ちゃんの“1時間(正確には58分)”を勝手に(頭の中で)書いちゃうくらいには好き……。感想語るとヤバいやつになるのでここらで止めます。 ありがとうございました☺️
拝読いたしました❣️公開してくださって、ありがとうございます😭✨ この、澱んで、歪んで、でも確かに愛があって、それが正常に行き交わないもどかしさ、恐怖、悲しさ…読んでいて、すごく引き込まれる世界でした。 それぞれを、それぞれの心に沿って、抱きしめてあげたい、それによって救われるなら良かったのに…と思ってしまいました💦 もし続きがあるなら、とても楽しみにしています🤭✨
実は、一番初めに書いたお話でした。
完全におかしな設定
不快だと思う表現もあるかもしれません
妄想だって思える方のみ、どうぞ
誰も恋人ではないです
多分、ずっと暗いです
涼ちゃんと一緒に、元貴の住むオートロックマンションのロビーでインターフォンを鳴らす。
元貴ー、来たよー。と涼ちゃんが言うが、聞こえている筈の相手から返答はなく、代わりに入口のロックが解除された。
ものすごく不安そうな表情で、足早にエレベーターに向かう涼ちゃんについて俺も足を速める。
『おわった』
と短いひらがな四文字で元貴から連絡がきたとき、背筋がすっと冷えた。これは毎回のことなのだから、いい加減慣れろとは思うけれど、毎回だからこそ、その先を知っているからこそ、慣れない。
深夜、タクシーを捕まえて元貴の家につけば、ロビー外で涼ちゃんが既に到着して俺を待っていた。なるべく目立たないようにか、しゃがんでいて、派手な髪色は深めにかぶった帽子であまり見えない。
けれど、その下の不安げな表情ははっきりとわかる。
若井、とこちらに気づいて立ち上がった涼ちゃんに頷いて、一緒にインターフォンを押したのだった。
エレベーターに乗り込むと、大丈夫かな元貴。と独り言のように涼ちゃんが呟く。その表情やそわそわしている動きからしても、心配で今すぐ傍に行かなきゃ、という想いが見て取れる。
それには応えないで、今日はどれくらいかな、と心で思いながら小さく息をつく。
今すぐ逃げ出せばいいのに、逃げられない、逃がしてもらえないことを、俺も涼ちゃんもよく知っているし、そもそも、逃げようと思ったことはない。
自分たちで、足を踏み入れて、これを選んだんだから。
これから待っているのは、地獄の時間。でも、皆にとって、必要な時間。
それでも、毎回思ってしまう。
(でも、涼ちゃんだけでも、逃げてくれたらいいのに)
玄関は施錠されていなくて、元貴はリビングの床に座っていた。ぽつん、といった表現がよく似合う形で。
涼ちゃんが傍に行って
「もとき」
声をかけると、元貴は両腕を伸ばして涼ちゃんに抱き着いた。
涼ちゃんはそれを抱き留めて、元貴の体を支えながら立ち上がらせて、少し体を離して正面で向き合い、手を繋ぐ。
「お疲れ様、頑張ったね」
涼ちゃんの柔らかい声に、元貴は伏目がちで俯いたまま、ありがと。と返す。
ふたりとも、いつも、ありがとう。と。
俺はいつも、そこにいるだけで、声をかけることも手を取ることもしない。できない。
元貴の状態を知っているからこそ、言葉を選べなくて、正しい行動がとれる自信もないから。
涼ちゃんは、知っているからこそ、正しい言葉を選べて、正しい行動がとれるから。
どっちがスゴイとかダメとかじゃなくて、それぞれの役目がある。
ふいに元貴が涼ちゃんの手を引いてリビングを出ていくので、それを目で追った。後を追うことはしない。
涼ちゃんがちらりと俺を見て笑みを浮かべ、待っててね。と目で語り、連れられるまま行ってしまった。
この一連の流れは、多少動きや言葉が違うことはあっても、毎回同じ。
すごく大きな仕事や楽曲制作を任されたとき、元貴は外の世界と距離を取って、徹底的に自分で自分を追い込んで、良くも悪くも色んな感情に精神を大きく削られて持っていかれてしまう。
昔からそういう傾向はあったけれど、当時は少しの休養を取ればなんとかなっていた。
今はそんな昔の比じゃなくて、元貴にかかるプレッシャーは、俺には想像もできないくらいに大きい。
日に日に様子がおかしくなっていって、けれど懸命にそれを取り繕おうとする姿を見るのは、苦痛だった。
自分の無力さが身に染みた。
俺たちに負担をかけないよう、自分ひとりで何とかしようと頑張る姿はリーダーの鑑だったけれど、親友としてはもどかしさだけが募る。
それを分けてほしい、と涼ちゃんと一緒に直談判したこともあるけれど、元貴は首を縦に振らなかった。
『こんなの抱えるのは、俺ひとりでいいの』
それが元貴の答えなら、それ以上は何も言えない。
もどかしい時期を幾許か過ごして、やっぱりそんなのは長くは続かなくて、元貴に限界がきたとき、受け取ったのは、たすけて。という無機質なメッセージ。
共有メッセージのところだったから、俺に、じゃなくて。俺と涼ちゃん、二人に助けてほしい、とSOSを送ってくれた。
その四文字を見た時の心臓が止まるような、縮むような、あの感覚は今でも忘れない。
急いで駆け付ければ、もう、着の身着のまま来たんだろう涼ちゃんがマンション前にいて、既に号泣でもしたのかというほど目を真っ赤にしていた。
元貴は、今日のようにリビングに座っていて。
『ごめん、結局ふたりに頼っちゃった』
薄く浮かべた笑みは、泣いているような表情と相まって何とも言えない空気を作り出す。
その空気に呑まれたか一瞬動けなかった俺より早く、涼ちゃんは元貴の傍に一緒に座って、大丈夫だよ。と小さく呟いた。
涼ちゃんに触れられた手を見つめながら
『仕事なのに、俺が頑張んなきゃいけないのに、じゃないと存在する価値もないのにさ。こんな世界壊してしまいたい、って思うんだよね。全部全部、張っ倒して、傷つけて、無茶苦茶に壊したくなっちゃう』
なんでかなあ。ぜんぶ愛しいのになあ。
自分がしたいこと。自分たちがこれからもらしくあり続けること。あり続けたいこと。それと、世の中が求めているものが一致しないことが多くて、その乖離に心が千切れてしまいそうになる、と。
元貴は背負うものが多い分、自分の中できっと色々なものを犠牲にしすぎた。感情をいくつ殺して、想い描いてたものをいくつ破って捨てたんだろう。
そんな負の感情が積み重なって、もうどうしようもできなくなってしまって、SOSを出したんだ。
『このままじゃさ、若井も涼ちゃんも、ぼろぼろにしちゃう』
暴力で?言葉で?物理的に?精神的に?
その元貴の曖昧に濁した言い方が、どれも当てはまるんだろうことを物語っていた。
俺は、弱い姿をさらけ出してくれた元貴に安心に似た気持ちはあったけれど、それ以上に、衝撃で動けなかった。絶対的なリーダーである以前に、元貴は親友だから。
親友の抱えていた闇の深さ、膿の汚さに、ショックを受けたのだと思う。
…多分、こういう俺の弱さも見越して、元貴は、自分ひとりで背負う覚悟でいたんだろう。
『駄目だよ、元貴』
淀んで重たい空気の中で、涼ちゃんだけが、落ち着いていた。
そっと元貴を抱き締めて
『若井は、大切な親友でしょ?傷つけちゃ、駄目だよ』
よしよし、と頭を撫でながらあやすように言う。
『でも、僕なら、ぼろぼろにしてくれてもいいから、ね?』
元貴が、自分以外の世界すべてに対して壊したい傷つけたいって思う感情すべて、僕が受け止めてあげる。
とんでもないことを、明日の天気の話でもするみたいにサラッと。
涼ちゃんの言葉に息を吞んだのは、きっと俺だけじゃなかった。
何言ってるの、との言葉が胸でつかえて出てこない。
そういうこと軽く言っちゃだめだよ涼ちゃん、と。さっきまでの感情が無かった声と違い、狼狽えた色をこめて元貴が言葉にする。
ふふ、とこの場に不釣り合いなほどふわふわした笑顔を零した涼ちゃんは
『元貴は今までひとりで頑張ってきたでしょ。受け止めるくらいさせてよ』
頑張って潰れそうになって、最後の理性でSOS出してくれたんでしょ。
そういった後に、ひとつ深呼吸をした。
軽いとか重いとかじゃなくて、これは必然なんだよ。
『元貴が今の僕を、藤澤涼架を作ったんだから、僕は元貴のものだよ。壊したいときは好きに壊してもいいよ』
大丈夫、意外と僕、頑丈だから。
俺は、全身の血が一瞬で無くなって、体が凍ったのかと思うほどゾッとした。元貴は、涼ちゃんの言葉を受けてどう思ったんだろう。知る由もないけど。
涼ちゃんの言葉が落ちて、しばらく沈黙が続いて。
元貴の肩が泣くみたいに震えて、その両腕が涼ちゃんの背中に回った。それが、きっと合図だった。
それから始まった、ものすごく、歪な関係。
あの時に一歩も動けず、言葉も出なかった俺は、何度もあの場面を悔やんでいる。今更悔やんでも、どうしようもないことを、延々終わらない悪夢みたいに、ずっと。
涼ちゃんが言った通り、俺と元貴は親友で。親友だからこそ、心の深い闇の部分を見せたくない。と思っていたんだろう元貴の気持ちは痛いほどわかる。
わかるから、受け入れると咄嗟に言えなかった。
じゃあ涼ちゃんは?
俺と元貴との関係性とは違うけれど、知り合ってからの時間に差はあっても、親友や家族と違わないくらいに近く大事な絆があった。少なくとも、俺は、元貴と同じくらい涼ちゃんが大切だ。
親友じゃないから涼ちゃんが傷つけられていいなんてことは、ないはずだ。それは元貴もわかっている。
けれど、そんなの凌駕するくらいに、涼ちゃんの俺と元貴に対する愛情がとても深かった。
元貴が作った僕は元貴のものだから、好きに壊しても大丈夫だよ。だなんて。
まるで最大級の愛の告白だと思う。
そうして元貴の抱えるすべての負の感情をその身に受け止める覚悟で、元貴を解放して、涼ちゃんは俺を守った。
黒い鎖に雁字搦めになっているような元貴を見たとき。正直言うと、怖気づいた。たすけてと言われて、たすける覚悟できたのに、手を伸ばせなかった。躊躇した。
親友なのに。親友だから。
そんな俺に気付いていて、涼ちゃんは迷いなく他の誰でもない自分の身を元貴に捧げた。
多分、それは俺のためでもあって、元貴のためでもあるんだと思う。
元貴が涼ちゃんを連れて行って、40分ほど。俺はリビングのソファに腰かけて、祈るように手を組んで待つ。
タイムリミットは1時間。とてつもなく、地獄の時間だ。
負を解消するためなのに負しか生まないような、この歪んだ関係が始まってすぐ元貴が言った。
「俺が、ああなってる時、1時間だけ待っててほしい」
1時間経っても俺が戻らなかったら、すぐに来て。
俺から、涼ちゃんを、助けてあげてほしい。
元貴は俺の返事を待たなかった。ただ、俺を見て、最後に「ごめん」と零した。浮かべた笑みがとてもきれいな形なのに、自虐的で、やっぱり俺は何も言葉を選べなかった。
ごめん。何に対して?
こんな歪な関係が始まってしまったこと?たすけを求めたこと?涼ちゃんを傷つけてしまうこと?
そこまでしてでも、三人でいたいと思うことに対して?
そんなの、皆同じ思いだ。だから、戸惑いや葛藤こそあっても、あの時間は膿を出すための必要な時間なんだと、各々で受け入れている。
不定期で訪れる歪んだ時間以外は、いつも通りの俺たちで。後にも先にも、正常な時にあの時に関する話題を振ってきたのは、あの一度きりだった。
不器用で、ややこしいくらい自己犠牲が過ぎるんだよ。元貴も、涼ちゃんも。
言葉を選べなくて正しい行動がとれる自信がない俺と、正しい言葉を選べて正しい行動がとれる涼ちゃん。
元貴の暴力的な感情をその身で受け止めるのが涼ちゃんの役目なら。俺は、元貴が行き過ぎないよう監視するのが役目。
涼ちゃんのために。元貴のために。
なにより、俺のために。
(あと、10分)
今すぐ走っていきたい気持ちになる。
今日は、元貴が、どんな形で、涼ちゃんに、感情をぶつけているのか。
なんて。
そこには、元貴の想いとか、涼ちゃんの想いとか、俺の想いとか。色々な多くのものが拗れて絡まりあってる。
止めに行けるはずもないことはわかってる。
そんなことを考えるだけの1時間は、本当に、地獄でしかなかった。
あと2分、というところでカチャリと部屋のドアが開いた音。
弾かれたように立ち上がると、壁伝いに元貴がよろよろと歩いてきたのが見えた。
「元貴…っ」
駆け寄って手を伸ばせば、腕の中に元貴の体が落ちてくる。支えるように抱き留めると、思いのほか強い力で抱き締め返された。
ふわりと、元貴から涼ちゃんの匂いがして、胸がざわつく。
はぁ、とひとつゆっくりと息をついて、すぐに元貴の体が離れていった。
「ごめんね、若井。ごめん」
俺はもう大丈夫だから。
こうやって謝るのはいつものことで。けれど、やっぱり、何に対してのごめんなのかは、いつも俺はわからなくて。
ただ、元貴の顔色が少し良くなって、声にきちんと感情が乗っているから、地の底から這い上がってきたんだと分かった。
良かった、元貴が帰ってこれて。
安堵の息をついた俺に
「あとは、若井の出番だから」
こっちの目をまっすぐに見て言う元貴の表情は、色々な感情で溢れている。
涼ちゃんに言われるがまま、彼に負の感情をぶつけていいものなのか、と毎回、元貴は葛藤している。それでも涼ちゃんの言葉に甘えてしまう彼がいて。
解放されるけれど、次は別の意味で思い悩む。
けれど、自分に関することで誰かが気に病むことは、誰よりも涼ちゃんが望んでいない。それを元貴はわかっている。
行って、と元貴が言ったので、俺はすぐに涼ちゃんのもとへ向かった。
元貴の家の広い間取りの角、楽曲制作のために防音設備がしっかり為された部屋がそこにはある。室内には仮眠用にベッドがあって、いつも涼ちゃんはそこにいる。
窓もなくて差し込む光もない、足元のライトだけが薄暗く光る部屋に足を踏み入れた。
「涼ちゃん」
気持ちが逸る。心臓が痛いほど速く鳴っていて、頭痛がする。
呼びかけても返事はなくて、意識を無くして深くベッドに沈んでいる涼ちゃんは暗がりでもわかるほど真っ白な顔をしていた。閉じられている目元もほんのり赤い。
ブランケットはかけられているけど、一糸纏わずなのは見てわかる。
いつも、この姿を見る度に思う。
これが、純粋に元貴に愛されただけの姿なら、ここまで胸が苦しくならないのに。
「涼ちゃん」
肩を軽く揺する。少ししっとりとした肌は暖かくて、すぐに瞼が震えたから、ほっとした。
ゆっくりと瞼を開けた涼ちゃんは何度か瞬きをして
「わかい、だ」
掠れた声で、いつもと変わらない笑顔で笑った。
いつもいつも、この瞬間に、頑張って踏み止まっていないと、子どもみたいに泣いてしまいそうになる。
無理をしていないと、誰が思えるんだろう。壊していい、なんて、一滴の恐怖心もなく、誰が言えるんだろう。
涼ちゃんが仮に、本当に、心の底から、無理をしていなくて、本気で壊されてもいいと思っているのなら。
それこそ、最初から壊れているのと同じだ。
元貴が悪いんじゃない。俺もきっと悪くない。誰も悪くない。涼ちゃんの想いがただただ強いだけ。
けれど、心のどこかで、元貴が悪い。何の力にもなれていない自分が悪い。俺たちに優しくない世界が悪い。なんて、思ってしまうのは、俺のエゴなのかな。
どういう表情をしているのか自分ではわからないけど、俺を見ている涼ちゃんが目を丸くして、またすぐに困ったように笑ったから、何とも言えない表情をしているんだと思う。
「ごめんね、いっつも」
涼ちゃんまで、そうやって俺に謝るよね。
なんのごめんなの?元貴も、涼ちゃんも、とても大事そうに俺を見てごめんと言う。
慈しむように謝られても、何から何まで、俺は自分が許せないのに。
ゆっくり体を起こして、涼ちゃんは何も言わない俺を抱き締める。
どうしても、ベッドに座った俺と高さの関係で、抱き縋られているような形になるけど、俺は抱き締められたような気持ちだった。
「僕は、本当に、大丈夫なんだよ?」
腕を伸ばしてきた刹那に見えた、見えてしまったのは、鎖骨や胸に血が滲むほどの噛み痕。
気付けば、結局、俺は泣いていて。
心が締め付けられて踏みとどまれなかった自分に反吐が出そうだった。
泣きたいのは俺じゃないはずだ。
でもきっと、涼ちゃんは泣かないんだ。
誤魔化すように、涼ちゃんを強く抱き締める。わ、と驚いたような声がひとつ上がるけれど、気にしない。
逃げて欲しい。壊れないで欲しい。
もう、誰にも、その身を捧げることはして欲しくない。
本当に大丈夫なんだとしても、健気で儚くて強くて綺麗な涼ちゃんの愛情の深さを憎く思ってしまう。
いつも言葉を直ぐに選べなくて、二の足を踏んでしまう俺の、心のどこかを押えている蓋がばかになったみたいに。
溢れでてくる感情が押えられない。
鼻先を涼ちゃんの髪に埋めれば、汗と元貴の匂いがする。
僕は、壊れても大丈夫なんだよ。
どこか嬉しそうな響きのそれは、恋歌を唄っているようでいて、呪文のようだ。
「もし、元貴に壊されても、若井は僕を呼んでくれるでしょ?」
だから、僕はちゃんと戻ってこられる。大丈夫なんだよ。
おわり
…という話を一番最初に書いたのです。
長かった。
これでも結構、文章バッサリ切ったところもあるんですが、読みづらかったかと思います。
なんならこの後フタリデアレコレな場面はバッサリ行きました。
そういう場面を書くと途端に文章の長さが3倍くらいになる、この呪いをどうにかして欲しい。
あっさり、サラッとえろがかけるようになりたい。
報われて欲しいところが沢山あって、続きがかけそうになったら短編から下げるかもしれません。
先のことは何もわからないですが。
読んでいただけた方がいましたら感謝です。