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神崎「………ッ!!」

目が覚めた神崎はすぐにスマホを取り出し時間を確認する。

神崎「2時間も寝てたのか…」

桐島はどこへ行ったのか。とりあえずもしかしたら白上が狙いの可能性があるので、白上に電話をすることに………しばらく着信音が響く。そして電話にでたのは………

おかゆ「神崎君?どうしたの〜?」

のんびりとした可愛らしい声……

神崎「何でおかゆなんだよ。俺は白上にかけたんだぞ?」

おかゆ「フブにゃだったらトイレだよ。そんなことよりどうしたの?」

神崎「ああ、えーと、」

神崎はさっきあったことを全て話した。

おかゆ「なるほど。その桐島君がフブにゃを狙ってるかもしれないんだね。」

神崎「ああ。だからなるべく白上の近くにいてやってくれ。何かあっても2人いれば手を出しにくいと思うしな。」

おかゆ「………」

黙るおかゆ。何か不満があるのか?

おかゆ「神崎君はフブにゃの事ばかり心配するね。好きなの?」

ブフッ!!と何かを吹き出す神崎。

神崎「違う違う!!皆心配してるよ!でも昨日襲われたのは白上だから可能性としては白上が危ないってだけで……それに!お前らホロメンが襲われる可能性が100%なわけではないし」

少し早口になる神崎。

おかゆ「ふーん。僕と一夜を過ごしたのにフブにゃの方が好きなんだー」

イタズラっぽく言うおかゆ。

神崎「語弊を生む言い方をする………」

ここでほんの1つ気になったことがあった。単純な疑問なのだが、おかゆの今の発言で疑問を持ったのだ。

神崎「なあ、おかゆ。何であの日俺の布団にいたんだ?」

冷静に考えれば不自然だ。あの時は大して気にもしなかったが普通に考えていくら部屋のマドの鍵が空いてるからって、見ず知らずの男の布団に入るか?いや、入らない。となると、おかゆはそんなことも気にしてられないほど、焦っていたのでは?

おかゆ「………えーとあの時はそのランニングしてて、それで疲れちゃって………」

神崎「いや、嘘だ。おかゆは夜中にランニングするような奴じゃない。それに仮にランニングをするにしたって俺の部屋は7階にある。そんな高いところをランニングしてたのか?」

おかゆ「…………」

神崎「なぁ、おかゆ。お前あの夜襲われてたんじゃないか?」

おかゆ「………うん。ごめん。余り心配かけたくなくて……。」

やはりとなると桐島の言っていた能力の確認ができてない奴は……おかゆなのだ。

神崎「くッ!!おかゆ!!お前能力は? 」

おかゆ「えーと。直感て言うのかな?それがすごい鋭いっていう能力なのかどうかも分からない能力だけど………」

違う。おかゆは桐島の探している亜人では無い!!その核心が得られた時電話越しから窓の割れる音が聞こえた。

神崎「な!!まさか!!おい!おかゆ!?くそッ!!」

電話が切れた。おそらく桐島が………

神崎「ここから事務所までは15分くらい。待ってろよ!!」

神崎ら走り出した。

後書き

疲れるー。後2話くらいで桐島編は終わりです。今日は多分この1話だけです。

異能の世界で……

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