テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「おんりー、、、?そうだ、おんりーになんかあったん!?」


思わず立ち上がって少年の肩を掴む。

確かに僕がここに来る時、おんりーが不自然に消えた。

今までこんなことは無かったはずだ。


「まあ落ち着け、おらふ」

自分よりも大きい大人に肩を掴まれててもどこか冷静な声にふっと心が落ち着くのを感じる。ゆっくりと深呼吸して手を離した。

「、、、ごめん、ちょっと落ち着いた。それで、おんりーに何があったの?いつもみたいに死んでないの?」

自分で言った『いつもみたいに』という言葉に思わず手を強く握りしめる。おんりーの死はもうぼくにとって日常と化しているんだ。その事実が悔しかった。

「うむ、どうやら”あちら”のおんりーが死んだようだな」

「あちら?」

聞き返すと少し驚いてから納得したように頷いて話し始める。

「そっか、おらふには説明していなかったか。すっかり知っているものだと、、、」

うんうんと頷いているが、ひとりで納得して終わらせないで欲しい。

「あの、説明を、、、」

はっとしてこほんと1つわざとらしい咳払いをしたあと話し始める少年は、喋り方と違ってどうやらかなり顔に出る性格のようだ。ころころと表情が変わる。少しほんわりしていると「聞いているのか!」と怒られた。


「ンンッ、では話そうか、この世界のことを、___」


ーーーーーーーーーー説明中(内容は8話を見てね)ーーーーーーーーー


壮大な語り始めで始まった説明は本当に規模がでかくて、ポカンとしてしまった。


「べ、別の世界、、、?そこにはもう1人のおんりーと僕がいて、僕が死んでいて、、、、、ああもう意味わからん! 」

頭がパンクしそうだ。何度も同じ時間をループするというのもありえない現象だったのに、知らなかったことがありすぎて混んがらがる。


「落ち着け、おらふ。それで、あっちでおんりーが死んだのだ。それでこちらの世界にも不具合が起きてここに送還されたようだな」

本来はおらふだけが死ぬのだがと零しながら言う。

「それで僕はどうすれば?おんりーにはもう会えないん?」

思わず涙がこぼれた。今までおんりーと会えるから、喋れるからこの日々も耐えてきたのに。頑張ってきたのに。


「ああ、それなら「平気だよ!まだ条件は満たしてないしね!」

「おわっ!?」

増えた!?目の前の少年に覆い被さるようにもう1人黒いフードを被った少年が現れた。

「だいじょーぶ、君は戻っていいよ」

優しい声色で言われた言葉に何故か少し安心すると、途端に眠くなる。

「へーきへーき、今は寝ときな」


待って、まだ君も、目の前の少年の名前も聞いていないのに。でも眠気に抗えなかった。どこかで聞いたことがある声に身を任せて、僕の意識はゆっくりと沈んでいった。


少年はおらふが寝たのを確認するとはあ、と疲れたような声を出すと後ろを振り返ってにこにこしているもう1人をジトっとした目で見る。

「、、、説明中は来ないでって言ったよね?」

「まあまあいいじゃん。おらふくんが泣いてたら放っておけないんだもん。それにしてもあんな堅苦しい口調で話さなくてもいいのに」

あははと笑いながら言い返すとだって、、、と小さい声が口から出てきた。

「そ、それより!おんりーのときと随分対応違ったじゃん!あれはいいの?」

「だっておらふくんだしねえ、、、」

「おんりーが可哀想じゃん」



そんな会話をしながらフードを外す2人は、今ちょ うど話題にしていたおんりーとおらふくんにとてもよく似ていた。


ストーリーが私にも難しくなってきたよー!

進行形で構成とか考えてるので矛盾してたりしたらごめんなさい(>_<)

でも少しずつ話が完成してきたぞ、頑張れ私。

せめて週一投稿は頑張るので応援してください、、(´・ω・`)

では、ばいれも!

眩む陽炎に願いを込めて

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

133

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚