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srngです。
自衛よろしくお願いします。
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本当に不味い。完全にやらかした。
今日の依頼は落し物を探すだけの依頼だった。落し物を探すだけなので、セラ夫じゃなくて私が直接出向いていた。
勿論、落し物は見つけて後日、持ち主が事務所に伺うと言ってくれている。
だが問題はその後だ。
この前セラ夫が片付けた組織の生き残りが私を見つけ、元凶だと思ったのか思いっきり私を撃ってきた。
何とか逃げて撒いたけれど、
左腹部と左腕を撃たれてしまった。
とりあえず、事務所に戻って処置をしなければ、
重い足を動かし、痛みに耐えながらゆっくりと事務所へ向かう。
事務所の扉を開けようとした瞬間。
彼が扉を開けた。
<凪ちゃん?!どうしたのその傷!処置するから座って、>
彼の言葉を聞いた後、私の意識は暗転した。
[ん、あれ、私、、、]
<凪ちゃん!良かった、起きたんだね、>
私は目を覚ますと事務所のソファに寝かされていた。
<凪ちゃん、俺が出てきて声掛けたと思ったら目の前でぶっ倒れたんだからね、>
[すみません、心配させちゃって、]
彼は<ほんとだよ、もう、>と言って私に抱きついてくる。私は彼のふわりとした髪を撫でる。
<居なくなるかと思ったじゃん。>
[そんな事ないですよ。死ぬ時は一緒です]
そのまま彼の頭を撫でながら話す。
<なぁに?プロポーズしてくれてんの?>
[え?!いや、えっと、]<なぁに?>
[意地悪しないでください…]
<あはは!ごめんごめん、>
私は今顔が真っ赤なんだろう。顔から火が出そうなくらい暑い。顔を手で覆い隠して彼に見えないようにする。
<ねぇ、顔見せてよ、>[…やです]
<でももう耳まで真っ赤だよ凪ちゃん>
私はもう吹っ切れて顔を覆う手を退けた。
<あはは、顔真っ赤>[うるさい]
そんな話をしながら彼は私の唇を奪う。
私は安心したのか涙が零れて止まらなかった。
1度切ります。
超大作の予感。
読んでくださりありがとうございます
いいね、コメント等よろしくお願いいたします。