テラーノベル
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暗い一筋の光しかない部屋には黒い何かを吐き散らしてボーッとして様子のおかしい運命神教教祖と鎌を持った運命神教教祖様の補佐官、マルス補佐官
“何時か見た影法師 遠い遠い日の想い出は春が過ぎ夏が来る 刻は止まることなく”
[もう遠い昔、Gaming worldの地上の自然豊かな場所。時は止まらず進む]
“分かってた、はずだったのに どうしても記憶から消せずに あの日から止まったままの 私の中の時計”
[命が失われることは分かってた、戦争が近いのもわかってた。平和なあの人のままの時計]
“いつか、夢が、終わるのならば すべて、すべて、無駄だというの? 時は、進み、戻りはしない きっと、永久に、孤独なのでしょう”
[いつかこの夢が終わるのならこれは無駄なのか、どんなに泣いても笑っても時は変わらない、永遠に孤独なだけ。地下の世界に落ちて死んでからは生まれ変わった]
“君の世界の時は 私には少し早すぎて 秋も過ぎ冬が来て 季節は移ろいでく”
[初めての地で会った優しくて、好奇心旺盛な君。また失わないようにしたのに]
“掴んでた筈だったのに また一つ一つと消えていく いつか来る、別れのことは 分かりきってた事で”
[みんな大事なモンスターだったのに一つ一つとニンゲンによって消えていった。君も、目の前で殺された]
“あの日、見せた、君の笑顔は 今日は、今日は、どこにもないの 当たり前の幸せでさえ 私の前で 消えてしまうの?”
[あの日の君の笑顔はもうどこにも無い、当たり前の幸せでさえ俺なんかには必要ないんだ。そして、ニンゲンに取り込まれた]
“僕は、君を、一人にしない あの日、ここで約束したの もしも、時を止められたなら 決して二度と、進まないでと”
[死んでも俺は1人にはしない、初めて会った時に約束したから。 ]
“世界、刻に、切り離された 一人、私、まだ出来ること 何度、季節、変わるとしても 枯れる日まで歌い続けて”
[このGaming worldや時に切り離された俺。俺にまだ出来ることは生まれ変わった君を中から見ることだけ]
“君に、君に、届くのならば 明日に、明日に、響いておくれ 「ずっと、君の、そばにいたい」と 風に乗せて 遥か彼方へ…”
🔨(教祖様は取り込まれた元ニンゲンのモンスターと前世の親分を殺したニンゲンが合わさってできたモノ…それはまだボクしか知らないことだヨ。愛想がよくて笑顔のくせにニンゲンは嫌いで気分で殺す、何かを壊したいのに君を助けたい……こんなツギハギだらけで面白いくらいイカれてるヤツの補佐なんてボクにしか出来ないネ!)
🔪『ゲホッゴホッ!あれ?オレ何やってたっけ…?』
🔨「寝ぼけてたヨ。そういえば教祖様は茶屋のネェチャンに呼ばれてたネ」
🔪『え!?マジで??』
🔨「マジだヨ」
陽の光が綺麗なガラスを伝って牢屋を綺麗に照らす部屋の中、運命神教親分と親分の補佐官、ズラが居た
✞✟「親分、この音楽をかけて欲しいズラか?」
🇨🇳「むぅ!」
✞✟「親分はこの曲大好きズラねぇ〜」
走りなさい 疾く もっと疾く
哀しみに追いつかれないように
探しなさい 明かりの灯る道を
それはそれは眩いでしょう
挑みなさい 君の美しさや
尊さを傷つけるモノに
眠りなさい 疲れたら眠りなさい
神話を持たないあの星座のように
手を離した後
君は気づくだろう
指の形 体温
その名残が胸を刺す
忘れたことも忘れてしまえ
哀しみも温もりも消えてしまえ
されど 今も耳に残るは
固く再会を希うような
「さようなら」
Adieu, adieu
Love you, and you?
踊りなさい 誰に笑われても
淡雪を払う枝のように
叫びなさい 心から叫びなさい
ここに確かにいたんだと響かせて
行合いの空に遠花火が滲む
帰るべき家を探す
長い長い旅路を行くなら
高らか鳴らせ その心臓は
最後の一打ちまで君の物だ
涙涙 溢れるがいい
降る雫が君の森を育てるだろう
それは千年のホームシックでした
無限さえも数え終えて
怪物のような世界の隅っこで
戦い続ける人
君はエルフ エルフ
愛しき 旅は続く
忘れたことも忘れてしまえ
哀しみも温もりも消えちまえ
されど今も今も耳に残るは
固く再会を希うような
「さようなら」
Adieu, adieu
Love you, and you?
Adieu, adieu
✞✟(親分は食いしん坊の死体。みんなから光のように大事にされてとっても強い。一方、自分はストレスで笑う発作持ち。周囲からは気味が悪いと言われきた。でも闇を闇と認識できてない親分には生まれた時から理不尽な闇にあってきた自分しか補佐官なんて務まらないズラよ!)
皆さんは知ってるだろうか…運命神教の教祖様達や補佐官の怒った時を。
例えば…ズラ補佐官はツッコミ要員でネタとしてなら怒るがどんなイタズラをされても中々怒らない。怒ると怒りやストレスで発作が起こって笑いながら殺す
ヒカ補佐官とカゲ補佐官はいつも生意気なことを言うけれど、怒ると気味が悪いほど静かに尚且つ徹底的に暴力を振るう
マルス補佐官はいつも楽しみや面白みを優先して動く…因みにこれは一切怒ってないけれど、怒らせると陰湿で皮肉っぽく笑いながら手段を厭わず精神攻撃には狂気さえ感じるほどで、面白みよりも相手を苦しませることに集中する
お狐様は激烈。いつも演技が上手で教祖様にも最強と呼ばれているけれど、ガチギレすると瞳孔がかっ開く
若は冷酷だ。ツッコミ要因の先生で自称まともな苦労人。やれやれと言いながら大抵の事は許してくれるけれど、本当にキレた時は口数が減って酷く冷たい顔をする
親分は怒らない。周囲が理解できてないだけで怒ってるかもしれないが個性が不老で死体だし、怒ることをとうの昔に忘れている可能性が高い
教祖様は怒らせてはいけない人物。普段は笑顔で能天気な天才だが、この人の目に射抜かれると足は途端に動かなくなり瞬きも息も許さないという有無を言わせないほどの殺気。本人曰く無自覚で怒ってはいないらしいがそれは誰にも分からない
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